今夏の貴重な思い出、山梨の桃&葡萄栽培農家訪問記

 確か6月の中旬、コロナ禍で外出自粛が求められている最中、同居人(妻です)が、「これ、山梨のオジさんから届いた初物。天候不順で甘さは、いま一つだって…」と差し出したのは旬の果物の桃。

 3年前から、毎年、この時期に届いていたようですが、自宅では議員業務に加え頼まれ仕事もあって、ほとんどパソコンに向かい、家族間の会話は極めて少なし、ただ「食べるだけの人」でした。

 が、今年はコロナ禍で家族と向き合う時間があり、差し出された桃を食べながら、同居人から「山梨のオジさんとは…」や「何故、桃が届くのか…」を聞き、そして「直接、お礼の富士市の特産品を届けに行きたい」の願望も…。

 同居人の話から人と人の出会い、縁の大切を思い、「じゃ〜、新盆参りのお供物の用意もあるし、行ってみるか」と約束。ようやく、先日、それを果たし、先が見えてきた人生行路に貴重な1ページを刻む時間を過ごすことができました。

 

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 山梨のオジさんとは、地方自治体別で桃と葡萄(ぶどう)の全国1位の収穫量を誇り、2013年(平成25年)4月に『日本一桃源郷』を宣言している笛吹市在住の桃&葡萄栽培農家のSさんです。

 

 3年前、同居人が保育士仲間4人で退職記念として沖縄県石垣島へ。そのツアーでご一緒だったのがSさん。「中学時代の同級生で積み立てをして旅行を楽しんでいる」とのことでした。

 還暦過ぎの同居人らが“オジさん”と呼ぶだけに、かなりの高齢。ご自宅訪問時に知ったのですが「今年、喜寿を迎え、77歳」とのことでした。

 

 事前に同居人が訪問と桃の購入希望を電話で伝えたところ、「朝採りを用意するので午前10時頃に…。お孫さんを連れてくるなら桃狩り体験も用意…」とのことで、同居している小学3年女児の孫に意向を問うと「行きた〜い」。

 足腰の衰えを自覚せざるを得ない年齢になったものの走るのは車。久々の長距離運転も苦ではなく、コロナ禍で通行量も少なく、ナビの案内に従って2時間半でSさん宅に到着。

 途中から雨が降り出し、孫が心を弾ませていた桃狩りは中止を余儀なくされましたが、家族3人での訪問にSさん、そして奥様が笑顔で迎えて下さり1時間ほど滞在。

 

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 Sさんご夫妻がお住まいの笛吹市は初の訪問。桃と葡萄の全国1の収穫量を誇る町とあって街道には観光バスが何台も駐車できる駐車場を完備、歓迎のぼり旗が掲げられた直売所の観光農園が立ち並んでいましたが、Sさん宅は、街道から奥まった場所にあり、聞けば「直売には取り組んでおらず、市場出荷の生産のみの栽培農家」。

 さらに、「古くからの桃&葡萄の栽培農家であるものの、若い頃は大手家具会社の営業職に従事していた転勤族。40歳の時に家業を継ぐためにUターン。子供達は、すでに独立し、夫婦2人で栽培に取り組んでいる」。

 

 会話の中でSさんは、「桃&葡萄の栽培が家業とはいえ、営業職から就農に転じて体が慣れるまで5年ほどかかりました」と話されましたが、サラリーマンの妻からの就農だった奥様も、さぞかし大変だったと思います。

 今後については、「先のことは、あまり考えず、体力が続く限り、人様に満足していただける桃と葡萄の栽培を続けたい」と話されました。

 

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 私も、あれこれ仕事の経歴や家族構成などを伝え、滞在1時間は、あっという間でした。

 

 人は若い時代、大志を抱き、未来に夢を拡げますが、前途に広がる道を運命と受け入れ、地道に働き、家族を養い、そして友や出会いを大切にする、そんな人生も貴く、素晴らしいことです。

 Sさんご夫妻訪問で、初歩的かつ重要な人生指針を与えられ、ただただ感謝です。

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あっと驚く観光誘客ポスター、京都水族館の『変態完了』

 先日、公務出張中の東海道新幹線駅の構内で目にした観光誘客ポスター、ビッグサイズの9割余を占めるスペースに記されていたのは、あっと驚く濃紺色を使用しての毛筆体風による『変態完了』の四文字でした。

 ポスターには、「京都水族館」、そして今夏、リニューアルオープンしたことも記されていましたが、その文字は小さく、近づかなければ確認できないほどでした。

 瞬時、「このポスター、公序良俗に反するのでは…」とも思ったのですが、現在はコロナ禍で停滞しているものの観光は今後の日本経済を支える産業とされている中、都市間競争が激しく、そうした中での斬新な誘客ポスター。後日、あれこれ調べた結果、「寺社仏閣の古都の魅力を有し、日本を代表する観光都市でありながら、現状に甘んじない、意表を突いた、挑戦的な観光振興姿勢だ」、そんな思いが沸き上がっています。

 

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 ネットで調べれば、「京都水族館」は、京都市下京区にある市営の総合公園「梅小路公園」の核施設としてオリックス不動産が用地を京都市から借用して2012年4月にオープンさせた日本初の人工海水利用の内陸型水族館。建築費は約60億円。

 地元を流れる鴨川に生息する国の特別天然記念物のオオサンショウウオをはじめ、ゴマフアザラシやケープペンギンなどを含む約250種、約1万5000匹を展示。年間入場者数は200万人を超え、入場者数の全国ランキングは沖縄県にある「沖縄美ら海水族館」に次いで第2位。

 今回のリニューアルは、開園後初の大規模なもので、新たに人気上昇中のクラゲを取り込み、さまざまなクラゲを海中にいるような感覚で楽しめる巨大ドーム型の水槽を設けており、リニューアルというよりも増設といった感じです。

 

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 さて、毛筆体風による『変態完了』の四文字。目を凝らしてみると、さまざま魚のイラストで構成されており、その意図は「まるで生き物ように次の形態=変態していくという思いを込めて…」とのことです。

 それを感じ取ることができるか、どうかは、見る人次第で、広辞苑によれば「変態とは…」

 ,發箸了僉Ψ舛鬚えること。また、その姿・形

 動物が卵から孵化した後、成体になるまでに時期により異なる形態をとること。カエルや昆虫の変態の類

 正常でない状態

 な兮崟欲の略で、性的行為や性に対する関心が正常でないこと

などが示されており、「京都水族館」がポスターに記した『変態完了』の意図・意味は、➀と△砲茲襪發里任△襪海箸想定されます。

 これに対して、「あっと驚いた」は、とい亡陲鼎、凡人の通俗的思考からで、今、思い返せば「恥ずかしい限り」です。

 が、「作成したコピーライターにも、そうした心理作用を狙った一面もあるのでは…」なんて不謹慎なことを思っています。

 

 リニューアル中には、同様のスタイルで『変態予告』と記したポスターも登場させていたとのことで、登場以降、「実にユニーク」と話題になり、メディアでも取り上げられたとのことです。

 

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 この「京都水族館」の斬新な試みであるユニークな誘客ポスター、関心はするも日本人の国内旅行が限界値に近づく中、観光産業のターゲットはインバウンド(Inbound)、外国人旅行客。『変態予告』、これに続いて『変態完了』を全面に出した誘客ポスターが、外国人観光客にも受けるか、どうか…。それ以前の問題として通訳者が意味深長な部分を、どう訳して伝えるのかが気になるところです。

 

(※)水族館建物や内部の写真は「京都水族館」のウエブサイトから

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常葉大学富士キャンパス跡地にスポーツ複合施設が誕生

 8月1日にオープニング式典が行われた、富士市大淵の旧・常葉大学富士キャンパスをリニューアルして誕生したホテル併設の複合型スポーツ施設「エスプラッド フジスパーク」。富士市議会は、きょう7日、視察させていただきました。施設機能の説明を受け、くまなく視察した感想は、「富士市のスポーツ産業の幕開けになるのでは…」、そんな期待を抱かせるものでした。

 

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 常葉大学富士キャンパスの移転に伴い、「何でもあり」といった総合レジャー・リゾート施設の「御殿場高原時之栖」が、地主である富士市に活用を申し出、常葉大学からキャンパス建築物を取得、全面改修工事を進めていたもので、運営は新たに立ち上げた「時之栖富士」(阿山恭弘社長)です。

 

 スポーツ機能としては、既存施設を再利用しての体育館のほか、図書館スペースを転用した卓球場、さらに丸火にあるグラウンドを全面改修して全天候型とした陸上競技場と外野を人工芝とした野球場を完備。陸上競技場のフィールドは全面人工芝としサッカーやラグビーにも使用できるようになっています。

 

 最大の特徴は、卓球場で30台の設置が可能。説明によれば、「日本最大規模」とのことです。

 

 一方、ホテル機能は、洋室38室、和室11室を完備、オープン時における収容人員は214人。洋室はハイグレードで、1人室、2人室、4人室とに分かれ、多様なニーズに対応。

 

 このほか、音楽練習室11室、ダンスレッスン室1室を完備しています。

 

 食堂については、当面、宿泊者対応として100席としていますが、地ビールとウイスキーの製造機能も完備しており、今後は、地酒をウリにしたレストランとして一般客も受け入れる方針を打ち出しています。

 

 コロナ禍により「順風満帆の船出」とはなりませんが、阿山社長が陣頭指揮に立っての説明にはスタッフ陣の熱意と意気込みがみなぎり、「蓄積した親会社(御殿場高原時之栖)のノウハウをもって富士市にスポーツ産業の地盤を築くのでは…」、そんな期待が澎湃(ほうはい)として湧き上がってきました。

 

 利用ターゲットは、高校・大学や実業団・クラブチームの合宿となりますが、国体会場となった県富士水泳場をはじめ陸上競技場、野球場、テニス場、弓道場などを完備する富士総合運動公園に隣接しており、運動公園で開かれる大会の宿泊機能としての利用も想定され、県富士水泳場を基軸にビック大会開催という副次的な成果も期待されるところです。

 

(※)アップした写真は、ホテル機能、卓球場、体育館、丸火の陸上競技場、野球場の順です。

 

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富士市の市民栄誉賞第1号の旭化成の吉野彰氏、9月4日に授与式

 きょう8月6日朝刊の購読紙(静岡新聞)に「富士市の小長井義正市長は5日の定例記者会見で、リチウムイオン電池の開発者で、昨年、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰(よしの あきら)氏の市民栄誉賞の授与式を9月4日午前、関係者ら少人数で市役所で開く、と発表した。同日午後には県庁で県民栄誉賞の授与式が予定されている」とする記事が掲載されていました。

 

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 富士市の市民栄誉賞の授与は、創設以来、吉野氏が第1号。当初は、3月3日に市内の産業展示場「ふじさんめっせ」を会場に中高校生らも招いた1,000人規模の記念講演も絡めた授与式を行う予定でしたが、コロナ禍により延期の措置がとられていました。

 コロナ禍が続く中での久々の朗報。「市議会議員も授与式に招いてくれないかなぁ〜」と期待しているのですが、その一方、今回の市民栄誉賞の授与に「ある不安」を抱いています。

 

 吉野氏(1948年1月30日〜)は、大阪府吹田市の出身。京都大学工学石油化学科卒後、同大大学院の博士課程修了、さらに大阪大学大学院で工学博士号を取得している電気化学を専門とする研究者でありエンジニアです。

 携帯電話やパソコンなどに用いられるリチウムイオン二次電池の発明者の一人で、2019年のノーベル化学賞を受賞。発表は10月、その授与式は12月10日に行われています。

 

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 吉野氏は、日本を代表する大手化学総合メーカーの旭化成に長く勤務、現在、同社の名誉フォロー。富士市との関係は、2005年8月から約10年間、旭化成富士支社で吉野研究室の室長として高性能の次世代電池に使う素材の研究・開発に取り組んでいます。

 勤務当時の職場仲間が富士市内に在住しており、昨年10月のノーベル化学賞受賞決定の際、メディア発表を前に情報を入手した、かつての職場仲間の一人である知人が心を弾ませながら吉報を寄せてくれました。

 

 ノーベル化学賞受賞後の今年1月、富士市は「吉野氏は、市内でも研究・開発に取り組まれたことは市民の誇りであり、子どもたちをはじめ多くの市民に夢と希望を与え、市の産業界にも活力を与えた」と、創設以来、初の市民栄誉賞の授与を決定しています。

 

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 さて、冒頭に記した「ある不安」ですが…。

 

 旧・富士市、吉原市、鷹岡町の2市1町が合併して、現在の富士市が誕生した以降、誕生記念日である市制施行日の11月1日、富士市は「市長表彰」「教育文化スポーツ奨励賞」「地域社会貢献者褒章」の3つの顕彰表彰を挙行。これとは別にさまざまな分野で市勢発展に顕著な功績を築いた人を称える「名誉市民」、それに「栄誉市民賞」の授与にも取り組んでいます。

 

 そのうち「名誉市民」は、吉原市時代の表彰制度を受け継いだもので、条例に基づき、「市長が推薦し、市議会の同意議決を必要とする」のに対し、「市民栄誉賞」は1998年10月に創設、規程により「市長が目的に照らして表彰」としています。

 つまり、「名誉市民」は、富士市出身者に的を当てたものであるのに対し、「市民栄誉賞」は、富士市出身者以外の富士市にゆかりのある方も市長の裁量で顕彰…、そんな側面を有している、そういえるかもしれません。

 

 しかし、条例、規程の運用に富士市は慎重で、「名誉市民」の授与は、わずか5人。そのうち3人(大昭和製紙創設者の齊藤知一郎氏、戦後に吉原市長などを担った地方自治功労者の金子彦太郎氏、公共事業に多額の私財を寄せた渡井八郎冶氏)は吉原市当時の授与で、2市1町合併以後では半世紀で僅か2人(宇宙線研究者の戸塚洋二氏、建設大臣や知事を担った齊藤滋与史氏)だけ。

 後発の「市民栄誉賞」に至っては、議会の同意可決を必要する条例ではなく、市長の裁量に委ねられた規程であるものの、創設以来、“ゼロ行進”が続いており、こうした中での吉野氏の授与第1号の誕生でした。

 

 この運用に極めて慎重と言わざるを得ない「名誉市民」と「市民栄誉賞」の表彰制度について私は2017年11月定例会の一般質問で取り上げています。

 

 地方の時代を迎え、“シビックプライド”と呼ばれる郷土への愛着と誇りの涵養が強く求められる中、「名誉市民」や「市民栄誉賞」などに積極的に取り組む地方自治体が多いことを踏まえてのもので、質問では行政視察で訪れた千葉県市川市の取り組みも示しながら「条例を改正して富士市の人材遺産である物故者にも目を向け、郷土への愛着と誇りを涵養、さらには都市PRのシティプロモーションの面からも表彰制度の運用に前向きに取り組むべき」と求めました。

 

 こうした経過もあって、吉野氏が「市民栄誉賞」の授与第1号に輝いたことは個人的にも喜ばしいことですが、その授与理由がノーベル化学賞の受賞。「極めて高いハードル」といえるだけに、「今回を契機に表彰制度の活発な運用を…」と期待するも、「前途に不安が…」です。

 

 しかし、功績は多くの分野に分かれ、その価値判断も、人それぞれです。弾力的な運用を願っています。

 

 2017年11月定例会の一般質問では、再質問で「名誉市民」や「市民栄誉賞」の対象となるべき人物として、「個人的な見解、判断」と前置きした上で、古くは民生委員制度の創設者で“民生委員の父”とされている笠井信一氏をはじめ、帝国美術院展覧会に入選、優れた花鳥画を世に送り出した日本画家の井上恒也氏、二度にわたって映画化された『母子草』を代表作とする、戦中から戦後にかけて活躍した女流小説家の小糸のぶ氏、静岡県知事や衆議院議員、参議院議員を担った政治家の斎藤寿夫氏、『かわいい魚屋さん』や『みかんの花咲く丘』など、広く知られた楽曲の作詞者である加藤省吾氏、芸能界で長年にわたって活躍した、いかりや長介氏などを示しています。

 富士市以外に目を向けても『富士山』の作詞者で、そこに詠まれている「頭を雲の上に出し…」ではじまる情景は、講演移動中の東海道線の車窓から捉えた富士市から眺望した富士山とされている童話作家の巌谷小波氏も対象になるのでは…と思っています。

 

 皆さんは、どう思われるでしょうか…。

 

 

(※)アップした写真はネットからの引用です

| - | 23:23 | comments(0) | - |
コロナ禍の影響…?、公園の一般ゴミ量が3分の1に…

 私の所在区(富士市鷹岡地区厚原西区)は、1,000世帯を超える大きな自治会ということもあって区内には二つの街区公園(地域公園)があり、それぞれ区民が交代で月1回清掃活動、8月2日の日曜日は、その一つ、厚原西公園の清掃日でした。

 例年、夏場には公園利用者が多く、一般ゴミの量も増大。それを覚悟して参加したのですが、どうしたことか予想を大きく下回り、通常時の3分の1程度。コロナ禍により公園利用者が減少したため…?。参加者からは「長雨の影響もあるのでは…」という声も聞かれました。

 よって清掃作業は短時間で終了、「疲労少々、気分スッキリ」となるのですが、いつもの夏と違うゴミ量に思いは複雑でした。

 

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 公園清掃は、班を巡回しての当番制で取り組んでおり、区民の立場では1年に1回程度の参加になるのですが、市議に就任した13年前から公務がない限り、それぞれの公園清掃日に参加しており、月2回の参加となっています。

 市議の立場として居住区に対する社会貢献だけでなく、直接、市政や市議会に対する意見や要望を受け止める場に…、そんな思いからの参加ですが、ここ数年は、「運動不足解消&健康保持のために…」、さらに「メリハリのある生活を…」、そんな思いも抱いています。

 

 個人的なことは、さておき…。

 

 毎年、夏場のこの時期の清掃での“収穫”は、公園用ビニール袋10袋程度。そのうち5袋は落ち葉類で、この5袋は公園に隣接する農家が「畑の堆肥に…」と受け入れて下さり、市に回収を依頼するのは5袋。うち4袋が雑草など、残り1袋が公園内に設置したゴミ箱に投じられた一般ゴミです。

 ゴミ箱は一カ所のみの設置で、公園内には遊具や砂場があることから幼児連れの親子の利用、さらに水洗トイレとベンチが設置されていることから外回りの営業マンや配送業務の方々の利用も多く、コンビニ弁当を持ち込んで昼食の場とする利用も…。「中高生のデートスポットだ」、そんな声も聞かれます。

 

 毎年、夏場は、1カ月間でゴミ箱からあふれ出る量の一般ゴミがあり、空き瓶、空き缶、ペットボトル、その他のゴミに分別。うち、その他のゴミが公園用ビニール1袋となっているのですが、弁当の空箱などから発せられる腐敗臭や飛び散る液体に悪戦苦闘しながらギューギューに詰め込んでの1袋でした。

 

 ところが、2日の日曜日の清掃では、落ち葉類や雑草などの回収量は、これまでと、ほぼ同じでしたが、ゴミ箱に投じたられた一般ゴミは3分の1程度。圧倒的に多かった弁当の空箱は、ごく僅かでした。

 

 ふと、「ゴミの持ち帰りが多くなった結果ではないか」との思いが脳裏を横切ったのですが、すぐさま、「それは世間知らずの甘ちょろい幻想。やはりコロナ禍や長雨の影響では…」と推測。

 同時に、おかしなことに悪戦苦労した夏が懐かしく思え、「清掃、ゴミの回収などは瑣末(さまつ)な問題。公園の一般ゴミの量は、自由に過ごせるかのバロメーターだ。平凡であっても自由に過ごせる日々は貴い」、そんな思いが募ってきました。

 

 見上げた梅雨明けの夏空は、眩い光を放っていました。

 

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| - | 09:21 | comments(0) | - |
人生100年時代、日本の平均寿命8年連続して延びるも…

 月が替わっての、きょう8月1日の新聞・テレビなどのメディア情報に、感染拡大が続くコロナ禍が前面に出ることによって、その扱いは小さかったのですが、注目すべき情報として厚生労働省が7月31日に発表した『2019年の日本人の簡易生命表』がありました。

 発表によれば、2019年の日本人の平均寿命は、女性が87・45歳、男性が81・41歳で、ともに過去最高、ともに8年連続しての延び。世界的に見ても女性は5年連続で2位、男性は3年連続で3位です。

 人生100年時代、それを実感する数値が示され、あれこれ考えさせられました。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62138840R30C20A7CR8000/

 

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 毎年、平均寿命が発表されると、その平均寿命を捉えて「私に残された余命は〇〇年」といった言葉が発せられ、例えば後期高齢者の75歳を迎えた女性は「余命、あと12年」、男性は「余命、あと6年」といった具合です。

 

 しかし、平均寿命は、その年に生まれた0歳児が平均で何歳まで生きられるかを予測した数値であり、後期高齢年齢を迎えた人達は、そのほとんどが平均寿命以上に長生きすることは確実。「人生100年時代を迎えた」といわれる所以です。

 

 長寿社会は、素晴らしいことです。

 

 しかし、その一方で、社会保障を支えることを名目に定年延長や、健康保険料の引き上げ、老後を支える年金制度にも所得に応じての一部停止や見直しが打ち出され、老後に不安を抱く人が増えています。自分も、その一人です。

 

 2015年9月の国連総会で“持続可能な開発目標”と訳される世界共通の行動目標のSDGs(エスディージーズ Sustainable Development Goals)が採択されました。17のグローバル目標と169のターゲット(達成基準)から成り、「誰一人として取り残さない社会を目指す」としています。

 世界の貧困格差を解消するだけでなく、さまざまな場面でSDGsが取り組まれ、日本では自治体単位でも環境、社会、経済の三側面における新たな価値創出によるまちの活性化への挑戦が相次いでいます。

 

 しかし、「今一つ、良く分からない」という声も聞かれます。

 

 私は、「SDGsは生活に密着し、生活を支える取り組みとすべき」との考え、その取り組みの柱の一つとして「いかなる状況に追いやられても高齢者の皆さんが生きがいをもって暮らせる社会を構築すべき」と思っています。 

 その構築判定は、「平均寿命の延びを高齢者の皆さんが心から自らの喜びとする社会であるか、どうか」と思うのですが…。

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輝く人生譜、鷹岡短歌会が会誌『石蕗』第29号を発刊

 先日、長年にわたり親しくお付き合いをさせて頂いている、富士市天間在住で元・中学校長、そして鷹岡短歌会の重鎮である渡辺威(わたなべ・たけし)先生から会誌『石蕗』の第29号の贈呈を受けました。

 長文の手紙も同封されており、「この『石蕗』をどうしようか、誰に読んでもらおうかと考えた時、やはり文学に造詣の深い海野さんの顔が目に浮かびましたのでお送ります。ご笑読下さい…」と記されていました。

 その“くだり”に「エッ〜」。戸惑い、穴があったら入りたい気持ちになったのですが、会員にはご高齢者が多く、その作品の数々を読んだ感想は、「これは作品集を超えた輝く人生譜だ」、そんな静かな感動が沸き上がっています。

 

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 鷹岡短歌会の代表は高瀬俊郎さん、会員は11名。植物の“ツワブキ”を指しての命名と想定される会誌『石蕗』は年刊発行で、その第29号はA5判サイズ、42ページ。冒頭には、会員名と今年2月22日撮影の集合写真も掲載されています。

 

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 巻頭文は威先生が担い、題は『短歌と私〜短歌は心の伴侶・心の足跡』。

  会員一人10首の作品を収録しているほか、2019年の富士市総合文化祭参加などの報告・レポートや随想・エッセイ作品も…。

 

『編集を終えて』と題した編集後記は事務局を担う伊東桝子さんが執筆。

「仲間の皆さんの作品には、失われていくものへの郷愁や、亡き友人を忍ぶもの、自然を生きる動物の力強さに驚嘆したり、己に潜む技に再び活力を得て生き生きと暮らす人の姿が…」、さらに「老いについて真摯に考え、それに立ち向かおうとする姿が…」などと記され、作品づくりは生存証明を超えた人生磨きの価値ある作業であることを伝えています。

 

 鷹岡短歌会及び会誌『石蕗』の問い合わせは事務局に伊東さん(0545−53−9368)。

 

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石蕗(ツワブキ)の花。ツワブキはキク科ツワブキ属に属する常緑多年草。海岸近くの岩場などに生え、初冬に黄色い花を咲かせる。葉柄は食用になり、観賞用に庭園に植えられることもある。=ウィキペディアより=

 

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コロナ騒乱の中で…、悔いのない生き方

 この4連休中の7月24日、コロナ禍を受けて“不要不急の外出は自粛”を強く自覚しているものの、どうしても甲州方面に出向かなければならない私用があり、公共交通の使用は避けマイカーで…。

 その帰路、トイレ休憩で山梨県鳴沢村の道の駅『なるさわ』に立ち寄ったのですが、広い駐車場は、ほぼ満車。「見切り発車」の批判もある中でスタートした『Go Toキャンペーン』人気による人出か、それとも道の駅内にある入場無料の『なるさわ富士山博物館』の人気によるためか…、その辺の分析はさておいて。

 ほぼ満車の駐車場内の車には、感染者増加によって『Go Toキャンペーン』の対象から除外された東京都のナンバーも多く、「これでいいのかニッポン」でした。

 その一方では、「コロナ禍での2極反応の一つの側面を示すもの」と受け止めました。

 

 その、2極反応とは…。

 

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 7月16日に開かれた参院予算委員会で参考人として発言した東京大学先端科学技術研究センター名誉教授の児玉龍彦氏は、「新宿区に新型コロナウイルスのエピセンター(感染集積地)が形成されつつある」と指摘。その上で「感染拡大防止に国の総力を挙げないとニューヨークの二の舞になる。大規模なPCR検査の実施などを通じて制圧することが急務だ」と訴えています。

 

 この一方、国は感染対策と経済活動を両立させることを打ち出し、予定を早めて22日に「Go Toキャンペーン」をスタートさせ、続いて27日には観光や働き方の新たな形として休暇を楽しみながらテレワークで働く「ワーケーション」の普及に取り組む考えを示しています

 

 日本を代表する感染症の専門家と国との違い、この2極反応は、多くの情報が流れる結果として社会全体に新型コロナウイルスに対して見解の違いを生じてきたことが原因といえそうです。

 

 未知なるウイルスである新型コロナウイルスの危険性を主張する専門家に対しては、「それほど心配ない」という論調を張る人もおり、その論拠には「重症者が少ない。死亡者はさらに少ない」をあげ、陽性判定者に無症状が多いことを捉えて「軽いインフルエンザ程度」と言い放つ人も…。

 さらに、「専門家の危険性の主張は、一気に感染が拡大すると受け入れの医療体制が崩壊。そこを指してものではないか」の指摘も…。

 

 こうなってくると“コロナ禍”は“コロナ騒乱”です。

 

 トイレ休憩で立ち寄った道の駅『なるさわ』から自宅に向けてハンドルを握った際、多くの来場者で賑わう場面を見ながら、こんな事を脳裏に刻んできました。

 

「それほど残された時間は長くないものの、今年に入ってのコロナ禍は、人生の中で忘れることのない出来事になるはず。ワクチンは開発途上で、ウイルスの変容も指摘されていることを踏まえ、後々、悔いることのない行動に努めよう」

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富士市の国際姉妹都市・米国オーシャンサイドの作品募集

 国際友好交流の促進を目的とした市民団体、富士・オーシャンサイド友好協会の清水小波会長から8月に開催を予定している作品展の募集案内状が届きました。

 案内状には、展示会場設営の協力要請文も同封されていましたが、その設営日には私用があり参加できないため、お詫びの思いを込め、「オーシャンサイド市とは…」「富士・オーシャンサイド友好協会とは…」、そして「今回の作品展と作品募集とは…」などをお伝えします。

 

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 まず、「オーシャンサイド市とは…」

 米国カルフォルニア州にある、温暖な気候を生かした果物の栽培や、軽工業、電子工業などが盛んな都市で人口は約17万人。1991年12月2日に富士市と姉妹都市提携を締結しています。

 富士市としては1989年1月13日に友好都市提携を締結した中国浙江省にある嘉興市に次ぐ2番目の国際友好の都市提携でした。

 

 次に「富士・オーシャンサイド友好協会とは…」

 締結後、富士市とオーシャンサイド市は、しばらくの間、中国の嘉興市と同様、行政主導の友好交流事業が重ねられていましたが、米国の国際友好交流は民間主導が中心。

 そうした中でオーシャンサイド市への訪問経験者などによって富士・オーシャンサイド友好協会が設立され、市のサポートを受け、また事業委託を受けて交流事業に取り組んでいます。

 代表的な事業は、青少年などの親善使節団の派遣です。

 

 最後の「今回の作品展と作品募集とは…」

 作品展は、コロナ禍により今後の親善使節団の派遣時期が打ち出せない中、新たに打ち出したもので、これまでの交流写真の展示をはじめ、広く募集する作品を展示。開催は、市役所2階の市民ホールを会場に、土、日を除く8月17日(月)から28日(金)まで。

 展示する作品募集は、

 ➀「私が夢見るカルフォルニア」をテーマとした俳句と川柳。日本語、英語、どちらでも可

 ▲ーシャンサイド市に暮らす人達に思いを伝える英語3行レター

 その他、姉妹都市や国際交流に関する川柳

 応募方法や問い合わせは友好協会のウェブサイト

https://www.fuji-oceanside.com/

 作品の応募締め切り日は7月31日です。

 

 私と清水会長との出会いは20数年余前。前職のローカル紙の記者時代、清水会長の「娘に貴重な体験をさせたい」との夢の実現に向けて少しばかりお手伝いし、その後、清水会長は親子で渡米、オーシャンサイド市に2年間余、滞在しています。

 その滞在中に、私は「姉妹都市のオーシャンサイド市とは…」を紙面で伝えるためにオーシャンサイド市を訪問、現地取材にあたって協力をいただきました。

 その後、市議に転じたこともあって、今となっては懐かしい思い出ですが、清水会長は帰国後、協会を立ち上げ、民間サイドから意欲的なオーシャンサイド市との友好交流事業に取り組んでおられ、ただただ最敬礼です。

 個性的な自己主張の極めて強い政治家の相次ぐ出現もあって、このところの世界情勢は揺れ動いていますが、こうした時代だからこそ民間レベルの友好交流が重要となってきます。富士・オーシャンサイド友好協会の活動は、揺るぎない世界友好への確かな一里塚に…です。

| - | 20:27 | comments(0) | - |
富士市議会、コロナ禍の経済対策・生活支援に向け臨時会開会へ

 富士市議会は、きょう7月22日、市長の「7月31日に臨時会を開く」とする招集通知を受けて議会運営委員会(以下、「議運」という。)を開き、臨時会の日程を協議、31日(金)と8月3日(月)の2日間と決定しました。本会議開会は、31日は午前10時、3日は午後1時です。

 国の臨時交付金などを活用してのコロナ禍の経済対策や生活支援を基軸とした一般会計補正予算案の審査が中心です。

 

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            本会議が開かれる富士市議会の本会議場

 

 富士市議会は、毎年度、6月、9月、11月、2月の4回、定例会を開催。こうした中での臨時会は、改選直後の正副議長選挙をはじめとした新議会の構成や 、甚大な被害が生じ、緊急に予算化が必要な自然災害時などに開き、その会期は1日間となっていました。

 

 こうした中での今回の臨時会は、新型コロナウイルス感染症に向けての臨時交付金や、国、県の補助制度を活用しての経済対策や生活支援を基軸とし、議運で示された臨時会上程予定の一般会計補正予算案規模は実に9億2,200万円。事業は多岐にわたっています。

 よって臨時会では異例となる4つの常任委員会での審査を組み込み、初日31日の本会議で議案上程、説明、質疑を経て委員会付託とし、同日に委員会審査。2日目となる8月3日に各常任委員会の委員長が審査結果を報告、委員長報告に対する質疑、討論を経て採決というスケジュールが組まれました。

 

 一般会計補正予算案のほかの当局提出議案は、富士市固定資産評価審査委員会委員の選任同意案の人事案1件が予定され、このほか議員発議案である国に向けての「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書」を上程、その採決も予定されています。

 

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      議運で決定した臨時会の日程表です

 

 

 【一般会計補正予算の事業内容は…?】

 

 臨時会に上程される一般会計補正予算9億2,200万円について、きょう22日の議運には、取り組む多岐にわたる事業の資料が提出されました。市民生活に直結した主な事業は次の通りです。

 

★電子プレミアム付商品券事業補助券…感染拡大により停滞した市内経済に対して消費喚起を図るため市民を対象にプレミア付商品券を発行(1万円×10万セット×30%プレミアム、1世帯当たり上限3セット)

★出産応援特別給付金…国の特別定額給付金の基準日(4月27日)を過ぎて出産した母親に対して経済的な不安の解消と感謝の意を伝えるために出生児1人つき10万円を支給。対象は令和2年4月28日から令和3年4月1日までの間の出生児の母親。

★公共交通支援事業…公共交通利用者数の新規利用者の増加等を図るため、料金の割引制度やバスロケーションシステムの表示機等整備に対して補助。このうち料金の割引は、「バス、タクシー等共通利用券の割引」「高齢者向けて路線バス定期券購入の割引」「交通系ICカード普及促進に向けてPASMOチャージ料の助成」など。

★ひとり親世帯臨時特別給付金の追加…低所得のひとり親世帯に対して、感染症の影響による子育て負担の増加や、収入の減収に対する支援を行うため給付金を支給。基本給付は、1世帯5万円、第2子以降の子1人つき3万円を加算。家計が急変した世帯には5万円を追加給付。

 

 これらの事業の中には、先発の1人10万円支給の特別定額給付金と同様に申請期日の設定がある事業をはじめプレミア付商品券は使用期限が設定され、予算消化(売り切れ)をもって終了の事業も…。

 予算の審査にあたっては、さまざまなチャンネルを駆使して市民の皆さんへの事業の周知、それも分かり易い手法で伝えていくことを強く求めていきます。

 事業が多岐にわたり、市民生活に直結、さらに、その財源は税金であることから、予算成立後、各種団体で構成された各地区のまちづくり協議会などが市に要請しての“直売”を絡めた説明会開催…といった展開も期待しています。

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