ゴミ問題2019年、富士市の廃棄物最終処分場を視察

 富士市議会は、きょう7月22日、議長企画による議員研修として桑崎にある官民協調の第3セクターである衂抻隆超保全公社(内野明社長、以下「保全公社」という。)が運営、管理する廃棄物最終処分場を視察しました。

 第2期処分場の埋め立てが6年目となり、6年後の2025年2月には満杯になる見込みで、地元合意の取り付けや事業許認可、工事などに投じる歳月から逆算して第3期処分場の用地決定が喫緊の課題となっている中での今回の視察、現地視察を前にした事務所棟での現況説明の場では参加議員から保全公社に対して第3期処分場用地について、あれこれ質問が出されましたが、改めて思ったことは「難しい問題だ」。同時に「排出者責任の明確化も急がれるのではないか」、そんな思いも抱いています。

 

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 良質な水資源に恵まれ、陸、海の交通の便にも恵まれた富士市は、紙・パルプ産業を中心とした工業都市として発展。しかし、活発な産業活動からは大量の産業廃棄物が排出され、その処理・処分を取り巻く環境は年々、厳しさを増していました。

 こうした中、社会的にも信頼性の高い安定した産業廃棄物処理事業の推進を図るため市と排出事業者が一体となって、市の収集する一般廃棄物と産業廃棄物を処理する官民協調の第3セクターである保全公社を設立、1997年10月でした。

 現在、保全公社は、桑崎の最終処分場のほか大渕にあるリサイクル施設、破砕施設、焼却施設も管理、運営しており、選別、破砕、焼却、最終処分の一貫処分を担っています。

 

 保全公社による最終処分場の確保、建設は、富士市の飲料水が地下水であることから安全確保が絶対的な条件となり、周辺地区の住民への説明会を重ね、埋め立て方法、遮水構造を示したほか、住民の要求に応じて漏水検知システムも導入、最終処分場からの排水先は公共下水道に…。さらに埋め立て終了後の管理方法も示すことによって理解が得られ、2001年10月に第1期工事に着手。

 

 この第1期工事の規模は、埋め立て面積3万2、103平方辰如∩輕笋疥て容量51万1、141立方辰隆浜型の最終処分場。埋め立ては2003年4月に開始、2013年3月に埋め立てを終了、事業費は用地費を含めて約25億円でした。

 

 現在、埋め立てをしているのは第2期で、第1期最終処分場の隣接地に2011年8月に工事に着手し、2013年3月に完成。その規模は埋め立て面積3万5、257平方叩∩輕笋疥て容量59万3,259立方辰如同じく管理型の最終処分場。埋め立ての開始は2013年4月で、埋め立て計画期間は12年間、2025年2月までとなっています。事業費は用地費を含めて約31億円。

 

 第3期処分場の確保について、市と保全公社では建設検討委員会を設置し、➀北部地区1、∨棉地区2、5貮抻寮酊地域、だ症地区、ヅ貮地区の市内5地区を候補地として選定しており、その絞り込みが最終段階を迎えています。

 

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現地は、霧が立ち込め、処分場の全体を把握することが困難でした

 

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搬入中に付着した廃棄物を処分場外に出さないための洗車場から出てきた場面です

 

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   現地でシャッターを押してくれた藤田哲哉議員です

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まちづくり新聞『たかおか』の第38号が発行されました

 “ちょっとだけ”編集のお手伝いをさせていただいている所在区、富士市鷹岡地区のまちづくり新聞『たかおか』の第38号が、きょう7月20日付けで発行されました。発行は、まちづくり協議会、編集は協議会を構成する部会の一つ、広報部会です。

 A4サイズ、6ページ仕立て。『広報ふじ』などと共に区(町内会)組織を通して地区内4000世帯余に配布。制作費は、区を通して各世帯に負担をお願いしているまちづくり協議会の費用だけでなく、市の活動活性化補助金も活用していることから区未加入世帯に向けてまちづくりセンターの配架コーナーでも入手可能としています。もちろん無料です。

 

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最後の仕上げである“差し込み作業”。経費節減のため広報部会の部員がまちづくりセンターに集合して取り組みました

 

『たかおか』は、4月、7月、12月と年3回の発行という中での第38号は、もう発行12年を経過したことになります。

 

 ここにきて富士市では、広報活動に視野を広げた活性化補助金制度を設けたこともあって地区単位によるまちづくり新聞の発行が相次いでいますが、鷹岡地区の取り組みは、その先駆的な存在でした。創刊の原動力は生涯学習推進会の会長を担っていたIさんの熱意でした。

 

 自分が市議就任直後、Iさんから「生涯学習推進会としての会報を年1回発行してきたが、終了した総会や行事の報告が中心。生活に密着した情報も発信する紙面に…、そして回数も増やしたい。協力してほしい」の依頼が届きました。自分の前職がローカル紙の編集者、それを知っての依頼でした。

 

 筆を措(お)いた身、多少の戸惑いがありましたが、市議就任直後で「市議の業務とは…」が突き付けられていたこともあって、「地域のお役に立てるなら」と引き受け、Iさんが編集長、自分が顧問となっての広報部会を組織。まず、文章の基本を習得する講座に取り組み、その上で生涯学習推進会の機関紙から団体の枠を越えた地域情報誌とするため、まちづくり新聞にバージョンアップ。発行者も生涯学習推進会からまちづくり協議会(当時はまちづくり推進会議)に切り替わっています。

 

 その編集を担う広報部会は、まちづくり協議会を構成する団体から部員の選出を求めた10人余で構成、「よりよい紙面に…」と編集会議を重ね、年3回の発行を続け、今では自分が必要とされる出番もなくなり、よって“ちょっとだけ”のお手伝いとなっています。

 

 しかし、編集作業そのものは順調に発行を続ける態勢が構築されたものの、ここにきて作業外で幾つかの課題を抱え、新たな課題も舞い込んでいます。

 

 まず、課題ですが…

 

1.地域の情報紙ということで、恒例の行事やお知らせを取り上げることから紙面がマンネリ化。

2.まちづくり協議会を構成する団体から広報部会の部員の選出を求めているものの、所属する団体の役員交代によって部員の短期交代が多い。

3.重要な情報である選挙関係については、その掲載が認められる第三種郵便物の認可を受けていないため、どこまで扱っていいのか、掲載していいのか判断に苦慮(無料配布は認可対象外であることから認可を受けられない)。

4.重大な誤報(例えば連絡先の電話番号)を生じた場合、年3回の発行では次号への訂正文の掲載はあまり意味がなく、臨機応変な対応策の検討と実践が突き付けられている。

 

 新たな課題は…

 

1.社会のICT化が進む中、視覚に訴える紙面のビジュアル化や、フォトショップ、イラストレーター、インデザインなどの編集ソフトを使用しての高度な紙面作成が求められている。

2.印刷発注にあたってはコスト削減の面からも、すべて自力で紙面を作成、印刷業者へのデータ渡しが必要になっている。

3.データ収集に向けてのパソコンなどの機材整備と設置場所の確保が急務。

 

 このほか、リアルタイムで情報を発信できるウェブサイト(ホームページ)の開設と管理・運営も時代ニーズとなり、広報部会には新聞作成と並行しての取り組みが突き付けられています。

 

 今後、経済が安定成長、国や地方の財政事情が好転しても少子・高齢化による社会保障費の増大で、各種公共サービスの拡大は「現状維持がやっと」、自分は、近未来を、そう予測しています。

 その予測を前提に、より安全・安心、そして誰一人として置き去りにしない地域社会の構築には、地域力の向上、かみ砕いて相互扶助にアクセルを踏み込むことが必要、その土台となるのは「情報発信と情報の共有」であると考えています。

 ゆえに「まちづくり協議会の広報部会の存在と活動は、ますます重要になる」、その一方では、「全くの無報酬であるボランティア活動で取り組むには過負荷な負担になってきている」、そんな思いを抱いています。

 

 富士市は、「将来的には地域の拠点であるまちづくりセンターの管理・運営を現状の市直営からまちづくり協議会を器とした指定管理者制度に…」とする方針を打ち出しています。

 この方針のもと、まちづくりセンターの管理・運営に広報部会の活動を、どう組み込むか、その制度設計が急がれる、そんなことも思っています。

 

 以下に、縮小により活字が小さくなり、読みにくいかもしれませんが、まちづくり新聞『たかおか』の1ページから6ページをアップします。

 

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青少年の非行・被害防止の夜間一斉補導に参加しました

 7月1カ月間は「静岡県青少年の非行・被害防止強調月間」、この月間事業として所在区の富士市鷹岡地区で、きょう17日、夜間一斉補導が行われ、協力団体の保護司会のメンバーとして参加、青少年の健全育成について、あれこれ考えさせられる一夜でした。

 

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     今年の強調月間のパンフレット(表紙)

 

 一斉補導には、生涯学習推進会や青少年指導委員、小中PTA、子供会など関係団体から90人余が参加。集合会場の鷹岡まちづくりセンターで4つの班を構成。出発を前に生涯学習推進会の渡辺敏会長は、青少年の非行・被害防止は大人の責任であることを力説しながら「地道な活動を続けて行こう」と呼び掛けました。

 

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       鷹岡まちづくりセンターでの出発式

 

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     参加へのお礼を述べる渡辺会長(中央)

 

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         いざ、一斉補導に出発

 

 午後7時から約1時間、4つの班は、ぞれぞれ担当ブロック内の公園やスーパー駐車場などを巡回。まちづくりセンターに戻った後は全体会を開き、ブロックごとに結果を報告。これといった問題行動の認知はなく、パチンコ店など遊技場の立ち入り調査を担当した巡回班からも「(玉を)積んでいる客が少なかった」など冗談めいた報告があり、「ヤレヤレ」といったところでした。

 この全体会では、一斉補導に参加した鷹岡小学校の前島英喜校長がお礼の言葉を述べ、青少年の健全育成には地域の協力が不可欠であるとし、今後も引き続いての協力を呼び掛けました。

 

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          一斉補導後の全体会

 

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     活動へのお礼を述べる鷹岡小の前島校長(左)

 

「ヤレヤレ」の結果が示すように、ここ数年、所在区では青少年非行の事象は見られず、保護司の出番も以前に比べて格段に少なくなっています。

 

 しかし、です。所在区に限らず富士市全体では、荒れる学校や学級崩壊などの言葉で示される目に見える青少年非行の事象が減る一方、「温床に“いじめ”がある」とされる不登校問題が深刻化。さらに、今年の運動の最重点課題に「インターネット利用に係る子供の性被害の防止」が掲げられたことで示されるように情報社会がもたらす青少年への弊害も指摘されています。

 最重点課題に続く重点課題には、その乱用が低年齢化していることを踏まえて「薬物乱用対策の推進」も掲げられおり、目には見えない青少年非行に、社会は、どう対応すべきか…が突き付けられています。

 

 あれこれ考えさせられる中、「地道な活動ではあるものの、青少年に向けての地域の声掛け運動の大切さを、今一度、それぞれの立場で考えたい」、それを思う一夜です。

| - | 22:49 | comments(0) | - |
児童心理治療施設の吉原林間学園が新天地に…

 県内唯一の児童福祉法に基づく児童心理治療施設の県立吉原林間学園は、富士市大淵から同市鷹岡への移転改築作業を進めていましたが、このほど終了、12日に開所式が行われ、きょう15日には地元説明会が開かれました。40人余が参加する中、貴重な場であることから鷹岡在住の市議会議員として参加させていただき、施設概要を把握してきました。

 

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   園紹介パンフレット(表紙)

 

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       所在図(パンフレットから)

 

 吉原林間学園は、昭和37年(1962年)の開設以来、様々な理由により社会生活への適応が困難な子ども達に対して必要な治療・支援を総合的に行い、これまで約1500人が巣立っています。

 

 昭和50年代半ばに老朽化への対応として全面改築が行われていますが、今回、老朽化と新たな機能を加えるために大渕から鷹岡へ移転改築したもので、旧施設と同様、富士市が用地を提供、県が移転費用を負担しています。

 

 新天地への移転改築により定員が40人から50人と10人増となったほか、総務課、治療指導課に加え新たに児童診療課が設けられ、「できる範囲で…」という表現ながら外来診療にも対応していくことになっています。

 

 新施設の敷地面積は1万6,400平方叩7物は、管理棟・居室、学校、診療療法棟から成る鉄骨造り2階建てと木造1階建て体育館、その延床面積は4,568平方辰任后

 

 様々な環境上の理由により社会生活への適応が困難になった子ども達に対して社会生活に適応するために必要な心理に関する治療及び生活指導を行う、この吉原林間学園。「学校生活は…?」については、市立大渕第1小学校と大渕中学校の分教室という位置づけの機能とスペースが設けられており、学校生活にかかわる部分は富士市教育委員会が担うことになっています。

 

 きょう15日の地元説明会の冒頭では、視察を前に会議室を会場に30分余にわたって「吉原林間学園とは…」の説明があり、入所児童は、かつては不登校や緘黙(かんもく)が中心であったものが、現在は、被虐待や発達障害が中心となっているとのことでした。

 ちょっと驚いたことは、入所対象となる子ども達が多くなり、入所判定の機能を担う児童相談所には「恒常的に待機がいる状態」との説明でした。

 

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       会議室で概要説明を受けました

 

 説明の場では、佐々木三良園長が地元住民の説明会参加を歓迎する言葉を述べ、その中では、地元町内会である久沢北区から8月11日に予定している「久沢北まつり」への招待があったことにふれ、感謝の思いを伝えました。

 施設機能からして施設と地元が直接的な接点を築くことが難しいことを踏まえての地元町内会の歓迎の心の発露と受け止めての感謝の思い、そう読み取りました。

 梅雨真っ只中であるものの、地元町内会の対応、それを受けての佐々木園長の言葉に説明の場は「快晴」でした。

 

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          正門から玄関を望む

 

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          診療所の診療室

 

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        生活エリアは全室が個室

 

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           個室の内部

 

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          生活エリアの浴室

 

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           生活エリアの食堂

 

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        学校(分教室)の玄関

 

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         学校(分教室)の内部

 

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       県産の木材を多用した体育館内部

 

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            グラウンドです

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一人一人が輝く教育とは…、富士市の森田教育長の講演から

「一部既報」 所在区の富士市鷹岡地区で先日、社会を明るくする運動と青少年の非行・被害防止強調月間の記念事業として「朗読と講演の夕べ」が、まちづくりセンターを会場に開かれました。

 事業推進団体である鷹岡と天間両地区の保護司や更生保護女性会、生涯学習推進会などが、まちづくり協議会や区長会の協賛を得ての取り組み。

 うち講演会の講師には富士市の森田嘉幸教育長を招き、森田教育長は『子ども一人一人が輝く教育を目指して』の演題で1時間余、目指す教育を熱く語りました。

 

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    講演する森田教育長(鷹岡まちづくりセンターホールで…)

 

 この記念事業、自分は保護司の立場で参画、企画段階での講演会講師についてスタッフから「昨年12月に就任した森田教育長を」の声が強くあがり、その交渉役を担い、快諾を得ることができ、実現しました。

 

 青少年問題は、変容しながらも古くて新しい社会問題。荒れる学校や学級崩壊など目に見える事象だけでなく、最近では“いじめ”が温床となっての不登校が深刻化。今年に入って“8050問題”の言葉で示されるように不登校の子供達が成人になって引きこもりとなり、これに両親の高齢化が絡まっての最悪の事態を招く、そうした内なる社会問題への対応が強く問われています。

 

 富士市も、決して対岸の火事ではない由々しき状況にあり、社会を明るくする運動や青少年の健全育成に取り組むスタッフの皆さんが「教育長の話を聞きたい」との希望を出したことは、それぞれの立場で青少年問題を、どう受け止め、どう取り組むべきか…、その示唆を得たい、その思いの発露であったことは言うまでありません。

 

 以下に、森田教育長が『子ども一人一人が輝く教育を目指して』の演題で語ったポイントを配布を受けた資料も踏まえ記しました。

 

「子ども像の変容」

・私が教師になりたての頃は、子どもの問題行動やトラブルは表面化していた。指導や対応が問題に直結できた。

・しかし、現在は、ゲームやインターネットが発達し、いじめなどは明確な加害意識のないまま相手を傷つけ、そのため指導や対応が遅れたり、複雑化している。

・今、求められているのは、仲間と関わり、様々な体験活動により感動を通しての豊かな心の育成。

 

「私の経験から」

・子どもは大人の後ろ姿から思いを知る。

・しつけについて叱ることも必要。しかし、叱るだけでは、成長にも、頑張りへのエネルギーにもならない。

・小さなことでも認めることで、子ども自身が変わろうとする。

・「やればできる。やったらできた」の自己肯定感が子どもの成長を支える。子どもは、たとえ小さなことでも自分のがんばりやできたことが認められ、褒められることで自己肯定感が生まれ、自信や勇気をもって自分らしさを発揮し、輝くことができる。

・「がんばれ」は言わずに、そばに寄り添い、小さな頑張りを認めてあげる。

 

「教育で大切にしていること」

・環境は人をつくる。

・「あいさつ」「笑顔」「ありがとう」の職員室が温かい子ども集団をつくる。

・教師として子どもへのリスペクトが大切。指導者が謙虚に学び、子どもを主人公にして指導する。

・教育は信なくして立たず。安心・安全・信頼が何より最優先。

 

「新しい時代における教育」

・AIの進展を夢と未来に繋げていくことが教育に求められている。

・これからの時代、デジタル化やゲームの普及により、人間関係がますます希薄化し個人の時間が多くなる社会背景にあって、教育には様々な体験を通し、美への感動、他人への思いやりやいたわり、自然への畏敬の念など人間的感性の育成が重要となる。

・変化の激しい時代の教育には不易・流行が大切。

・課題解決力より問題発見力が大切。

・令和は多様性が尊重される時代。多様な価値の集積によって新たな未知の価値が生まれる。

・授業では「正解」に加え「納得解」が重視される。「正解」を求める問題解決授業から、自ら問題を発見し、みんなで多様な視点から考え、議論し、修正しながら互いに「納得解」を探っていく力を育成する。

 

「今後、取り組む富士市の教育施策」

・義務教育9年間をスパンとした「小中連携・一貫教育」の推進(縦の接続)

・地域と共にある学校を目指す「コミュニティ・スクール」の推進(横の連携)

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今年も夏の交通安全県民運動がスタートしました

 今年も7月11日に「夏の交通安全県民運動」がスタートしました。期間は20日まで。富士市でも交通安全協会富士地区支部と富士警察署が主体になって“事故ゼロ”を目指し、それぞれの立場で、さまざまな運動が繰り広げられています。

 

 初日の11日には関係団体による街頭指導&街頭啓発が市内各所で繰り広げられました。

 

 所在区の鷹岡地区の街頭指導&街頭啓発は、まちづくりセンター前の交差点とJR身延線入山瀬駅西側交差点の2カ所を会場に小中学生の登校時間帯に行われ、交通安全指導員をはじめまちづくり協議会を構成する各種団体役員や交通安全担当者が参加。自分は、まちづくり協議会を構成する保護司会鷹岡支部のメンバーとしてまちづくりセンター前の交差点で街頭指導&街頭啓発に…というよりも子供達に「いってらっしゃい」の声掛けをし、ドライバーや自転車利用者には交通安全に心しての運転を呼び掛けるチラシを配布しました。

 

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 交通安全運動は年4回開かれ、今年の夏の県民運動の重点事項は次の4点です。

1.子供と高齢者の交通事故防止

2.自転車と二輪車の安全利用の推進

3.飲酒運転の根絶

4.交差点の交通事故防止〜「止まる・見る・待つ」の徹底〜

 

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 街頭では、これらを記したチラシを配布しましたが、チラシの裏面には2019年4月1日施行の「静岡県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例(略称は静岡県自転車条例)」も記されています。

 4月1日施行は「自転車の点検・整備」と「自転車ルールとマナー」。理念的から踏み込み、10月1日からは自転車に乗る人全てを対象とする「自転車保険加入義務化」と「児童・中学生の自転車通学時における乗車用ヘルメット着用義務化」が施行されます。

 

 そのうちの「自転車保険加入義務化」は、“車対人”だけでなく“自転車対人”の事故も増える中、「必要だ」の声が高まったことを受けてのものです。

 

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 いずれにせよ、交通事故は減少するも依然として発生し続けている中、“事故ゼロ”に向けて何ができるか、何をすべきかが社会全体に突き付けられています。

 初日の街頭指導&街頭啓発では、新1年生の保護者と推測されるお母さんが“交通安全”のタスキを身に着け、お子さんの登校に付き添っている姿にふれ、胸にジ〜ンとくるものがありました。

 

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| - | 22:17 | comments(0) | - |
2泊3日の行政視察。感動と驚きの連続でした

 自分、海野しょうぞうが所属する富士市議会の会派「凜(りん)の会」は、7月8日から10日まで2泊3日の行政視察に行ってきました。

 視察は、全国各地の先進的な施策を把握することが目的。初日8日は兵庫県姫路市、9日はフェリーに乗船して香川県小豆島町、最終日10日は兵庫県神戸市を訪問。時間に追われながらの移動も、どうにかクリア、先ほど自宅に戻り、この原稿を打ち込んでいます。

 今回の行政視察は感動と驚きの連続でした。今後、報告書にまとめることになっていますが、以下、第一報として視察の流れをお伝えします。

 

 

「兵庫県姫路市」

 

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 姫路市の視察目的は、「姫路市における山陽新幹線姫路駅への『のぞみ』停車運動の取り組み経過と滞在型観光施策について」でした。

 東海道新幹線新富士駅に、『のぞみ』とはいわないまでも、せめて『ひかり』の停車を…、そんな思いを抱いての視察であり、姫路市役所で担当者から説明を受け、姫路城も訪れて現状を把握。

 姫路市が姫路城の世界遺産登録を前面に出しての『のぞみ』停車運動が実ったのは近隣市町との連携を図っての地道な要望活動と、市民を巻き込んでの署名活動によるものでした。

 一方、滞在型観光施策については、多角的複眼思考をもって戦略プランを立案して取り組み、現在、進行中の5カ年計画には「姫路市総入込客数」「姫路城の外国人入城者数」「市内宿泊施設の客室稼働率」の3点について数値目標も掲げられています。

 さらに、『のぞみ』が停車する姫路駅から屋根付き連絡道路で徒歩10分の場所に2,000席、700席、180席の3つのホールを完備する『姫路市文化コンベンションセンター』の建設に乗り出しており、誕生予定は2021年秋とのことでした。

 現状に甘んじることなく飛躍、発展を目指す、そんな行政姿勢が感じられました。

 

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「香川県小豆島町」

 

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 小豆島町の視察目的は、「運転免許返納後のサポート」と「空き家対策」でした。

「運転免許返納後のサポート」については、バス回数券の支給(1冊3400円分を年間6冊、3年間)のみならず平成28年3月から路線バスの大胆な運賃設定を伴った抜本的な路線再編を実施。それまで最高額1,180円だった運賃を上限300円と引き下げ、大幅な利用増に結び付けています。

 一方、「空き家対策」では、移住対策を絡めて取り組み、空き家を活用して短期移住体験ハウスも完備。それも視察させていただきました。

 小豆島町は島の随所にある風光明媚な景勝地を“ウリ”とした観光が主力産業であり、景勝地のみならずオリーブ栽培発祥の地とされることから、それを活かした商品開発を進め、さらに、古くから瀬戸内海の物流基地的機能を担ってきたことから物流を活かしての醤油などを町の名物とし、醤油醸造所では観光客の受け入れも…。今回の視察では、そのうちの一カ所を訪問してきました。

 

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 小豆島町役場での担当者の説明の場。町議会の谷康男議長自ら出迎えて下さっただけでなく、我々視察団4人全員の氏名札が置かれており、「行政機関における観光施策とは…」、その神髄を見る思いでした。

 

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 ここにアップした化け物像は、瀬戸内国際芸術祭2013で出品された作品で題名は「ANGER from the Bottom(アンガー・フロム・ザ・ボトム)」。

 島にある古井戸の底に潜む巨大な地霊的化け物が出現し、人々を脅かすという寓話的な設定。ビートたけし氏が構想したプランをもとにヤノベケンジ氏が制作。実際の古井戸に設置され、翌年の2014年には作品を末永く保存するため地元有志によって祠が建てられ、この祠を含めて「美井戸神社」と呼ばれています。

 移住体験ハウスの上段にあったことから撮影してきましたが、案内の職員は「島の人気スポットです」と言うものの、観た感想は「???…」でした。

 

 

「兵庫県神戸市」

 

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 神戸市の視察目的は、「阪神淡路大震災記念館・人防災未来センターの概要と運営状況」でした。

 兵庫県が国の支援を受けて2002年4月に誕生させたもので、運営は公益財団ひょうご震災記念21世紀研究機構が担っています。

 災害ミュージアムとして「1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災とは…」を映像や展示物で伝えているほか、実践的な防災研究や防災人材育成にも取り組んでいます。

 内容が素晴らしく、視察メンバーの間で「次代を担う富士市の中学生達に、ぜひ、修学旅行の機会に訪れほしい。アプローチしよう」、そんな声があがっています。

 

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中丸浜区と日中友好協会の共同事業、「中国人殉国者慰霊祭」に列席しました

 きょう7月7日午前9時から富士市田子浦地区にある中丸平松墓地の慰霊塔で「中国人殉難者慰霊祭(以下、「慰霊祭」という。)」が開かれ、参列しました。

 慰霊祭は、地元の中丸浜区(遠藤雅治区長)と富士市日中友好協会(渡辺敏昭会長)が田子浦仏教会の協力を得て、毎年、7月の第1日日曜日に墓地内にある慰霊塔で開いているもの。テント、椅子などの会場設営は中丸浜区の皆さんが担当して下さり、日中友好協会は受け付けや進行などを担当という中、協会役員として参列した自分の担当は記録写真係。ファインダーから飛び込んでくる地元の慰霊祭に寄せる熱意に接し、改めて「世の範となる、素晴らしい、不戦・平和運動だ」、その思いを胸に刻んできました。

 

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        赤丸印が中丸平松墓地です

 

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 第二次世界大戦の末期、日本各地で本土決戦に備えての軍事施設の建設が進んだものの当時の日本は出兵によって労働者が不足。この不足を日本の占領下にあった中国に求め、多くの中国人が日本に渡っています。

 富士市でも昭和19年(1944年)頃、田子浦地区で飛行場の建設に着手。504人の中国人が建設に従事していますが、想像を絶する厳しい食糧事情と過酷な労働環境により実に52人が亡くなったといわれます。

 

 慰霊祭は、その史実を風化させずに後世に伝え、不戦・平和の輪を広げていくことを狙いに地元の中丸浜区と日中友好協会が協調して、毎年、この時期に開催。

 

 今年は50人余が参列し、田子浦仏教会の読経が流れる中で参列者が焼香した後、挨拶に立った遠藤区長と渡辺会長は、それぞれの立場から民間サイドからの不戦・平和運動として今後も慰霊祭を続けていく決意を述べました。

 その中、遠藤区長は慰霊塔の清掃に多くの協力があることを伝え、渡辺会長は日中関係が良好な方向に向かっているとの見解を伝えながら民間交流を一層活発化させていく必要性を力説し、「それが2度と戦争をしない力になる」と力強い口調で述べ、会場には静かな賛同と感動の輪が広がりました。

 

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          中丸浜区の遠藤区長

 

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         日中友好協会の渡辺会長

 

 慰霊祭のラストでは、小長井義正市長が富士市民を代表して、この地に眠る殉難者に向けて不戦・平和の決意を伝え、その決意に慰霊の思いを込めました。

 

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             小長井市長

 

 戦争の悲劇を、軍事施設の建設と、その労働力を異国に依存という側面から伝える中国人殉難者の慰霊塔と慰霊祭について日中友好協会では、毎年2月にふじさんめっせ(富士市産業交流展示場)で開かれる「国際交流フェア」の協会ブースで写真パネルをもって紹介しています。

 

 こうした取り組みが「不戦・平和運動として戦争の悲劇、厳然たる史実を後世に伝えたい」に、どの程度、貢献できているのかは、正直、分かりませんが、「これからも体力が許す限り、必要とされる限り、続けなくては…」、その思いでいます。

| - | 15:35 | comments(0) | - |
鷹岡地区で「通学合宿」&「朗読と教育講演会の夕べ」

 所在区の富士市鷹岡地区で、きょう7月4日、鷹岡市民プラザをメイン会場にまちづくり協議会を母体とした実行委員会方式による「通学合宿」がスタートしました。6日までの2泊3日間、小学生が貴重な体験を積むことになっており、自分、海野しょうぞうも“言い出しっぺ”の責任で今回も記録写真係として参加しています。

 

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「通学合宿」とは静岡県教育委員会などが推奨しているもので、目的は、「学年の異なる小学生が地域の公共施設や寺社など宿泊可能な施設を拠点に家庭から離れて共同生活をしながら通学。その中で親に甘えず自立し、お互いの立場を理解し、助け合いの心を育む」、さらに、「子ども達の主体的な活動を支援する立場で地域の大人達が協力することで大人同士の結び付きを強め、地域全体で子どもを育む意識を高める」。

 県内各地で開かれ、鷹岡地区では、まちづくり協議会が母体となって実行委員会を組織し、2011年に広見小学校区の取り組みを参考にして2012年に第1回を開催、今年で8回目です。

 

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「通学合宿」の中日となる、あす5日には、「朗読と教育講演会の夕べ」が鷹岡まちづくりセンターで開かれます。

 保護司会鷹岡支部が中心となっての第69回社会を明るくする運動の一環としての開催。「通学合宿」の協賛事業にも位置付けてられています。

 

 奈良少年刑務所が社会適応訓練で取り組んでいる詩作品の作品集『世界はもっと美しくなる』を更生保護女性会の会員が朗読。一方、教育講演会の講師は富士市教育長の森田嘉幸氏で、演題は『子ども一人一人が輝く教育を目指して』。午後7時開演。聴講無料。

 

「朗読と教育講演会の夕べ」には保護司として参加、雑用を担うことになっています。ぜひ、お出掛け下さい。

 

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 このブログとフェイスブックをアップした後、初日の宿泊係として「通学合宿」の会場である鷹岡市民プラザに戻ります。

 

 

(※)アップした「通学合宿」の写真や動画には、事前説明会で保護者の皆様から公開の許可を得ています。

| - | 21:34 | comments(0) | - |
社会を明るくする運動がスタート、初日に街頭啓発

 7月は法務省が主唱し、全ての国民が犯罪の防止と犯罪者の矯正および更生保護についての正しい理解を深め、進んで、これらの活動に協力するよう全国民に呼びかける社会を明るくする運動(以下、「社明運動」という。)の強調月間。今年で第69回目を迎え、富士市でも市長が委員長に就任、市の福祉総務課が事務局を担い、関係38団体で組織する推進委員会が初日の1日、市内18カ所で街頭啓発を繰り広げました。

 自分、海野しょうぞうも推進委員会を構成する保護司会のメンバーとして参加。この社明運動、これまで「これでいいのか」の思いを抱いていたのですが、今年は、一つ、うれしい事がありました。

 

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 保護司会は、主催の推進委員会の構成団体の1団体に過ぎないのですが、罪を犯した人の社会参加と社会復帰のサポートを担っている、その業務から社明運動の主催団体と勘違いされているようで、きょう1日の街頭啓発の準備や進行も保護司会の担当でした。

 

 所属している鷹岡支部の保護司は7人。天間・鷹岡地区を担当し、午前10時から鷹岡まちづくりセンターに横断幕やのぼり旗を掲示。この作業は、6月定例会の本会議と重なったため妻に代理参加を依頼。

 

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 市内18会場の一つである鷹岡地区の街頭啓発会場は午後5時30分から地区内の大型スーパー駐車場で行い、のぼり旗を手に啓発資材の“団扇(うちわ)”を「社明運動に、ご理解、ご協力をお願いします」と発しながら配布しました。

 

 社明運動に限らず、いつもながら街頭啓発への反応はまちまち。「ご苦労様」と啓発資材を受け取って下さる方がいる一方で、受け取ってすら下されない方も…。「人生いろいろ、社会もいろいろ」です。

 

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 今年は、保護司のほかに更生保護女性会、福祉推進会、まちづくり協議会、区長会、生涯学習推進会などからも役員の方が参加して下さり総勢20人余。

 これまで社明運動の在り方に「これでいいのか」と思いながらも熱心な先輩保護司の姿に「愚痴は言うまい。やるきゃない」と取り組んできましたが、今年は事前に推進委員会の構成団体に「街頭啓発にご協力を」と要請。その結果が総勢20人余でした。

 

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 これが、冒頭の「一つ、うれしい事が…」です。

 確かな反応、確かな前進であり、とっくに還暦を過ぎた身で恥ずかしいのですが、「ごちゃごちゃ考えたり、愚痴を言ったりする前に、当たって砕けろ!」、それを改めて思い、反省した日でした。

| - | 23:26 | comments(0) | - |
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