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入山瀬浅間神社の例祭に出掛けました
 

 富士市鷹岡地区にある入山瀬浅間神社で、きょう1010日、例祭が開かれ、ちょっと気になっていたことがあって出掛けてみました。


 

      例祭が開かれた入山瀬浅間神社の社殿

 

 入山瀬浅間神社の御祭神は「木花之佐久夜毘賈命(このはなさくやひめのみこと)」。境内に建立されている神社略記によれば、「創建年代は不詳なれど富士浅間五社のうちの一社として祀られ、浅間五社の首座である三日市場浅間神社の記録によれば、『平城天皇の御字大同元年(西暦806年)に五社浅間を勧請するにあたり五部の大般若経を納める』とあることから平安時代初期には社名が窺える古社である」。

 

 現在は、鷹岡地区入山瀬の久保、東、西の三区が協調し、安泰と無病息災、家内安全、厄除開運、交通安全の守護神として例祭をはじめ祈年祭(114日)、新嘗祭(1125日)などが行われています。

 

「ちょっと気になっていたこと…」とは、昨年から例祭を地区あげてのふれあいイベントにしたとのことで、「その状況を把握したかった」、そして、もう1点、921日の台風15号で境内の樹木の倒木被害が甚大だったことを聞き、「その現地確認をしなければ…」です。

 

 午前中に神事、午後に子供たちによる奉納相撲大会や、弓道家が参集しての奉納弓道大会など。

 このうち奉納相撲大会は、「安全第一に…」と相撲場での“紐相撲”。腕白小僧だけでなく女の子も果敢に挑戦、会場には神社関係者の熱意が実る形で笑顔が交差していました。「地域力が形に示されている」、そんなことも感じました。


 

      “紐相撲”による奉納相撲大会


 

       弓道家が参集しての奉納弓道大 

 

 一方、境内の樹木の倒木被害は、「例祭前に、かなり処理した」(関係者)というものの、未処理も多く、改めて台風15号が“強風台風”であったことを実感。同時に倒木被害のほとんどは、他の神社と同様にスギ、ヒノキなどの針葉樹であり、市街地における鎮守の森である神社などには適さない樹種ではないか、そんなことも感じました。

 

建築資材に使われるスギやヒノキは、経済林として山間部に植林され、その密集植林で風の影響が緩和されるものの、密集植林ではない神社境内などでは風の影響をまともに受け、倒木被害へ。これって素人分析です。

 

 で、「自称・フットワークの軽い議員」を実践して、先ほど、電話で知り合いの植物学者に、その素人分析の判断を仰ぐと、以下、次のような回答がありました。

 

「戦後、神社や寺などでは盛んに境内に建築資材となるスギやヒノキが植えられた。物資不足の中、社殿や本堂の改築に向けて『自前で建築資材の確保を』という狙いがあった。しかし、時代変遷で社殿や本堂の改築に植栽したスギやヒノキを使うケースは極めて少なく、その結果、巨木となり、かつまた密集植林ではないことから風の影響を受けやすく今回の台風などで倒木に至った。よって、鎮守の森は、その地域に適した自然植生をもとに落葉樹を中心にすべき。この反省をもって倒木後の植林樹種を考えてほしい」

 

 ということは、素人分析は“正解”ということになります。なんか学生に戻った気分で(^_^)です。

 

住宅に隣接した神社も多いだけに、こんなことからも「安心・安全のまちづくり」の取り組みが必要ですよネ。

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