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富士の型染展、それぞれの富士山

 きょう10月20日、東海道新幹線新富士駅へ。「出張?」。そうではありません。18日から新富士駅のステーションプラザFUJI1階ギャラリーで「第45回富士市総合文化祭」の一環として開かれている「富士の型染展」を鑑賞するためです。

 

 総合文化祭は、富士市文化連盟(河野勝義会長)に加盟する団体が10月一カ月間、市内各所で一年間の活動成果を発表。市民の皆さんの文化活動を知るためにできる限り会場を訪れています。

 

 その一環である「富士の型染展」の主催者は富士の型染グループ(代表・鈴木光子さん)。

 定期展と並ぶ年間恒例のグループ展で、“富士山”をテーマに、会員それぞれが感性をもって染め上げた深い味わい富士山作品が展示されています。


 

  スケッチからはじまる「富士の型染とは…」の紹介コーナー



     代表の鈴木光子さんの作品


         
 小林美恵子さんの作品



         橋戸律子さんの作品


      鈴木悦子さんの作品



       渡辺紀美子さんの作品

 

 新富士駅での開催は、富士市を訪れる市外の方々に富士の型染という市民文化、さらに、その作品を通して富士市の最大の魅力である富士山を伝えることができ、新幹線利用の市外者とおぼしき人たちが作品を見入る光景に、ちょっと誇らしさ気分に…。作者ではなく、単なる鑑賞者の一人にすぎないのですが、富士市民、それを実感した一瞬でした。

 

 同時に、「この際、総合文化祭だけでなく、年間を通して富士市の市民文化発信の場としてステーションプラザFUJI1階ギャラリーを無料で市民文化団体に提供してもいいじゃないか」なんて思ったりもして…。

 

 今月23日(日)までの開催。午前10時〜午後5時。最終日は午後4時で終了。入場無料。

 

 型染は、日本古来の染色法の一つ。富士市では小山もと子さん(平成13年4月23日没)が1951年(昭和26年)年に国画会会員の後藤清吉郎氏(故人)の手ほどきを受け、その第一歩を踏み出しています。以後、市の成人学校を土台に愛好者の輪が広がり、現在はグループ単位で活動。グループそれぞれが作品展を開くほか、年一回、グループ合同の定期展に取り組み、さらに高校や市立博物館工芸教室を会場とした型染教室などでベテラン会員が指導者となって染める喜びの輪も広げています。

 定期的な学習会で染める歓びを分かち合いながら文化の生活化を図り、さらに、富士山のような、おおらかな図柄と色彩を打ち出した作品は、〃富士の型染〃という固有名詞で呼ばれるほど市内外に知られた市民文化芸術に成長、創設者の小山もと子さん亡き後も、確かな歩みを続けています。

 

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