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鷹岡地区文化祭で弔辞…?
 

『芸術の秋』とか『スポーツの秋』とかいわれますが、これは「熱くもなく、寒くもなく、ちょっと出掛けてみようかな。身体を動かしてみようかな」、そんな気分にさせてくれるためかもしれません。で、富士市も文化イベントやスポーツイベントが花盛り。

 

きょう1023日、所在区の鷹岡地区でもまちづくりセンターを会場に生涯学習推進会が主体になっての『第40回地区文化祭』が開かれ、出掛けてみました。


 

ステージのオープニングを飾ったコーラスサークル、コーラス虹

 

       たかおか幼稚園の鼓笛演奏です


 

    園児出演時、両親、祖父母で客席は満席でした


 

     被災地支援の東北物産販売コーナー


 

        餅つきもありました


 

   センターで活動している各サークルの展示コーナー
 

ところで、このブログの見出し「鷹岡地区文化祭で弔辞…?」、変ですよネ。

 

実は、長年にわたり生涯学習推進会の役員を担っていた元・音楽教師の後藤晃さんが地区文化祭直前に亡くなりました。
 長く肺がんを患い、「地区文化祭でショパンの別れの曲を演奏。それを皆さんに届け、自分の人生を閉じたい」と特訓を重ねていた中、そのステージを前にしての死去、享年79歳でした。

 

先月、後藤さんとセンターで偶然会い、その話を聞いていただけに、無念さを思い、「市議会議員として祝辞を」と依頼されていた開会式では、予定していた祝辞を取り止め、急遽、以下のような心に浮かぶままの祝辞(弔辞)に切り替え、よって見出し「鷹岡地区文化祭で弔辞…?」となったものです。

 

鷹岡地区文化祭の祝辞(弔辞)

 富士市議会議員を仰せつかっております、海野しょうぞうです。

 

 この地区文化祭の開会式を前に後藤晃先生の訃報を聞き、驚き、そして気持ちが動揺していますが、一言、祝辞を述べさせていただきます。

 

 後藤先生は、元・音楽の先生で、このまちづくりセンターの移転改築にあたって古くなったグラウンドピアノを廃棄、新たにスペースをとらないアップライトピアノを購入とするピアノ更新に対し、「アップライトピアノはおもちゃでしかない。グランドピアノを、きちんとオーバーホールをして残してほしい」と強く主張。その主張が実り、この場にオーバーホールを施し、新品同様となったグランドピアノがあります。

 

 確か、先月だったと思うのですが、後藤先生は、「海野議員、グランドピアノが残ったことに感謝し、今年の地区文化祭でショパンを演奏するから聴きにきてくれ。今、特訓している」と、笑みを浮かべて話されていました。


 今となっては、演奏を聴くことができず、残念でなりません。

 

 このまちづくりセンターは昨年10月に移転改築でオープンした、市内で最も広い、最新の設備を整えたセンターです。

 
 しかし、まちづくりセンターの整備は、地域文化や地域福祉の向上、そしてまちづくりにあたってのハード面の整備でしかなく、このセンターを、いかに有効に使うのか、そのソフト面が充実が、今、私たちに課せられている課題ではないか、私は、そう思っています。

 

後藤先生が、高齢でありながら「地区文化祭でピアノ演奏の披露を」と話されていたことは、念願だったグランドピアノが残ったことへの感謝だけでなく、ピアノ演奏への挑戦を通して「まちづくりセンターを有効に使うことによって、ふれあいを広げ、地域文化や地域福祉の向上を目指し、まちづくりを進め、住んでよかった、これからも住み続けたい鷹岡を目指そう」、そんな思いも込めていたのではないか、私は、そう受け止めています。

 

 この地区文化祭が賑わい、人々の笑顔が交差すること、それが後藤先生への最大の追悼になるのでは、そんなことも思っています。

 

 後藤先生への弔辞のような格好になってしまいましたが、最後に、開催までの関係者の労苦に敬意を表しつつ、この場に臨んでの思いを伝え、これを祝辞とさせていただきます。

 

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