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金正日総書記消え、どう変わる北朝鮮
  

「北朝鮮の最高指導者、金正日(キムジョンイル)総書記が17日午前8時半、現地指導に向かう列車の中で急性心不全により死去」

 

 金総書記は、軍事優先の先軍政治を進め、核実験や弾道ミサイル発射を強行、国際的な孤立を招き、拉致問題もあって日本での評価は「悪の権化」といったところ。メディアが伝える急逝のニュースに、ここ二、三年、重症説が流れていたこともあり、自分の受け止め方は「ああ、死んだか」程度。

 

 その死よりも、死を受けての北朝鮮国民の慟哭(どうこく)に驚いています。

 

 慟哭=悲しみのあまり声をあげて泣くこと。テレビの特番でゲスト出演した学者や政治評論家は、「あれはテレビ用の国民向けの演技」と言い放っていますが、その真意はともかく、金総書記が国民に「将軍様」と崇め奉られていたことは事実です。

 

 北朝鮮は、チュチュ思想、または主体思想と呼ばれる政治思想の国。「革命と建設の主人公は人民大衆であり、革命と建設を促進する力も人民大衆の側にある」とし、この立場から多様な意見をぶつけあう民主政治は邪悪であり、国際社会の一員になることなど不可能。

 また、主人公が人民大衆である以上、そこには強力な指導者が必要であり、指導者の言動は、国民にとっては絶対的な、ありがたい人生指針。

 

 その政治思想の国、北朝鮮が国家存続に不可欠な強力な指導者を失った今後が心配。いや、不安といった方がいいかもしれません。「近くて遠い国」だったものが軍事暴走となれば「近い国」である日本は不安が恐怖となること必定です。

 

 北朝鮮の今後は、日本の外交力が問われることになりそうです。とともに、日本人拉致問題を北朝鮮が認めていなかった時代、独自のルートで北朝鮮を訪問、「北朝鮮はいい国だ」と喧伝、拉致問題も「日本の警察のでっち上げ。どこにも証拠はない」と言い放っていた“北朝鮮通”の人達が、今後、どんな行動を起こすのかも“言論の責任”という面から注視すべきだと思っています。

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