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「どんどん焼き中止相次ぐ」のニュースに接して…
 

 子供の頃、正月を過ぎれば、「どんどん焼き(どんど焼きとも)は14日、サルのケツは真っ赤々…」と歌い、小正月に行われる火祭り伝統催事の「どんどん焼き」を楽しみにしていたものです。もう半世紀も前のことですが…。

 

 富士市では、この火祭り伝統催事の「どんどん焼き」が残っています。


 ただ、自分の子供の頃は、お飾り集めから会場設営までガキ大将を中心に子供が主役となり、必ず14日夕刻から開催。今は、子供達は塾や稽古事に忙しく、何より安全確保が強く求められることから子ども会や地区役員、有志などが協調して開催。開催日も14日前後の土曜日や日曜日に、時間も夕刻は避ける傾向となっているようです。

 

 それはさておき、14日が土曜日となった今年の「どんどん焼き」、自分の所在区でも公園を会場に午後2時からあり、5歳になる内孫と出掛けました。


 

       孫です(どんどん焼きの会場で…) 

 竹を立て、注連(しめ)飾り書き初めで書いた書を焼き、火力が弱まった時点で三色団子を焼いて…。子供の頃と同じ情景が広がっていきました。


          着火 


「伝統催事は健全な地域社会の証左ではないか」、そんなことを思いながら笑顔が交差し、ゆっくりとした時間が流れる情景を、しばし、ぼんやりと見詰めていました。


 

       火力が弱まった時点で三色団子を…

 
帰路、孫に、「楽しかった?」と問うと、満面に笑みを浮かべて「うん」。「5歳にして伝統催事の意義を感じたのか…」と思いたいものの、続いて出た言葉は「お菓子、もらえたから」。会場では、子ども会によるドリンクと菓子のサービスもあったからです。


 

    子ども会によるドリンクとお菓子のサービスコーナー 

 自宅に戻ると、テレビのニュースが「東日本大震災による福島第一原発事故の影響を懸念して伝統催事のどんどん焼きを中止する自治体が相次いでいる」。

「注連飾りなどと一緒に燃やす小枝などが放射性物質に汚染されている恐れがあるから」や「小枝などが放射性物質に汚染されていた場合、その炎で焼いた団子を食べると危険」などが理由とか。ネットで調べると、中止は、かなりの地域で…。

 

 放射能汚染の恐怖にわななく被災地の方々の心情を理解することはできません。「理解している」と言い放つことは失礼なこと。よって「中止」への意見は差し控えなければ…。
 そう思いながらも、「年1回の伝統催事なのに…」「団子は、今の時代、がっちりアルミ箔でガードしているのに…」という思いも。


「どんどん焼き中止相次ぐ」のニュースに接し、思いは複雑、気持ちはへこんでいます。

| - | 20:51 | comments(1) | - |
コメント
昭和十六年正月頃から日本全土にラジオ放送を通て朗々とした葛野守様の歌詠で、記紀などから後記、源氏・平氏.家物語、勅撰和歌集に百人一首、が一挙放送されたのを御存知ですか。
| 環境大学新聞 | 2012/01/16 7:21 PM |
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