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清水港、みなと色彩計画を視察しました
  会期中の富士市議会2月定例会は、週明けの、きょう12日から平成24年度一般会計予算など新年度予算を中心とした当局提出議案46件の委員会審査に入りました。

 委員会審査は、12日と13日が総務市民と環境経済両委員会、15日と16日が建設水道と文教民生両委員会です。

 

 自分、海野しょうぞうの所属委員会は建設水道委員会ですが、「他の委員会も傍聴も」と委員会開会前の午前9時30分前に市役所へ。

 午後からは「清水港・みなと色彩計画推進協議会の活動に関する現地視察」に参加してきました。

 観光船に乗船、海上からも視察したのですが、葛飾北斎作品のような波で、終盤、船酔いで大変でした。


 

      観光船に乗船して海上からも視察


 

          揺れが激しく…


葛飾北斎作品の一場面が、ふと脳裏に…(ちょっと大袈裟ですが…)


 清水港・みなと色彩計画推進協議会は、産官学が連携して素晴らしい景観を創出、清水港を年間800万人も訪れる賑わいのある交流拠点に育て、全国地域づくり推進協議会会長賞を受賞しています。

 

 富士市都市計画審議会の会長を担う東海大学開発工学部感性デザイン学科の東惠子教授が、その推進協議会のアドバイザー会議座長を担い、以前、都市計画審議会で推進協議会の取り組みを報告、この際、委員から「ぜひ、現地の視察を」の声が出され、東教授の尽力で今回の現地視察となったものです。

 

 決して自慢できることではありませんが、最近、「まちづくりには良好な景観が大切」と叫ばれているものの「景観イコール建造物」と認識、「色彩も良好な景観の重要な要素である」との認識は、あまりありませんでした。

 よって「色彩によって素晴らしい景観を創出、清水港を年間800万人も訪れる賑わいのある交流拠点に育てた」という取り組みは、今、一つ、判然としないままでした。

 

 が、今回の視察により、白と青を基本的な色彩とした港にリニューアルさせた現地を陸、そして海上から把握したことにより、色彩も良好な景観の重要な要素であることを実感。さらに、産官学が連携しての取り組みで、建造物の新設時や定期塗り替えの時をとらえ企業に理解と協力を要請、長い時間をかけて実現させた点も驚嘆に値するものでした。

 企業に法律や条例により強要し、実現させても、その取り組みの意義や成果が充分に理解されるとは限りません。連携の中での実現は「まちへの誇り」という副次的な成果も得られ、そのソフト面の成果が重要といえるかもしれません。



        港にはレジャー施設が…


     船内で色彩計画を解説する東教授(中央)


       白と青を基調にした色彩計画

 思えば、「いつか一度、行ってみたい」と思っている北海道富良野地域は、『北の国から』のロケ地として有名になり、平成1310月には『ふらののラベンダー』として環境省により『かおり風景100選』に選定されていますが、その良好な景観創造は建造物ではなく大自然との調和を図った植物の色彩です。

 

 富士市も色彩からとらえた良好な景観の一つに『富士山と茶畑』『富士山と岩本山の梅園』などがあり、これらをアピール、さらに産官学の連携による新たな富士市ならではの景観創造も目指したい、そんな思いを強く抱いた実り多き視察でした。

 その一方で、津波の影響が少ないと思われる入江に築造された清水港であるものの、富士市の田子の浦港以上に港近くに都市機能が集中、集客施設も多いだけに今日的課題である津波対策に、どう取り組んでいくのか、それも気にかかった視察でした。

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