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「ポテト鷹岡店」が閉店
 富士市大淵に本社を置く総合アメニティ企業、マキヤグループ傘下の地域密着型スーパー「ポテト鷹岡店」が“春分の日”の、きょう3月20日午後6時をもって閉店しました。


 

      北に富士山を仰ぐ「ポテト鷹岡店」


 

        「ポテト鷹岡店」の店舗


 

          入口付近です

 

「地方政治家のブログに、なぜ地域密着型スーパーの閉店を取り上げるのか」の質問を受けそうです。実は、いろいろありまして…。

 

 この「ポテト鷹岡店」、妻の実家の北側にあり、加えて自宅に近いこともあって愛着のあったスーパー。確か、以前は「ひのや」という店名でした。

 

 豊富な商品をそろえた地域密着型スーパーの開店によって地域の小売店舗は廃業に追い込まれ、その後、複数の店舗を有するファッション性に富んだ総合大型店の相次ぐ開店により、今度は地域密着型スーパーが厳しい経営に…。

こんな図式が全国各地で展開される中、富士市もしかり。ここ数年だけでも「イオン富士南店」「しずてつストア富士吉原店」「アピタ富士吉原店」「コープしずおか富士中央店」など総合大型店が開店しています。

 

墓参りの帰路、「ポテト鷹岡店」に立ち寄ってみました。閉店1時間前、午後5時ごろです。「しっかりと脳裏に焼き付けておきたい」、そんなノスタルジックな思いからです。

「午前中は、閉店セールの激安商品目当ての買い物客が殺到、大混雑だった」というものの、閉店直前、加えて商品が、ほぼ完売状態とあって買い物客もまばら。入口には、「施設の老朽化により3月20日午後6時をもって閉店…」と記され、長年の利用に感謝するメッセージも書き込まれた看板が掲げられていました。


 

      閉店を告げる看板です

 

「ポテト鷹岡店」の閉店は、複数の店舗を有するファッション性に富んだ総合大型店に消費者が流れる時代の変化によるものといえますが、すでに鷹岡地区では「スーパー吉川鷹岡店」が閉店しており、交通弱者の高齢者の人達から「困った」の声があがっています。

 

 今後は、コミュニティバスなど公共交通の整備が急がれ、さらには、宅配サービスなど個人向け販売ネットの促進が期待されるところです。

 

 ところで、この「ポテト鷹岡店」、閉店の噂が以前からあり、義母によると「投書箱へ存続を願う声が相次ぎ、きょうまで頑張ってくれた」とのこと。続けて義母は、「これから食料品類の買い物に困るものの、『ポテト鷹岡店』さんには感謝の気持ちでいっぱい」。

 

 その義母の思い、十分に分かります。「閉店は困る」と声を出しながら、義母宅に立ち寄った際に見る「ポテト鷹岡店」の駐車場は、混雑時間帯となる夕刻ですら車が数台、そんな状態が続いていたからです。

価格面では他店に負けてはいない。店員さんの応対も素晴らしい。それでも閉店に…。人は誰でも老い、交通弱者となることも踏まえ、「賢い消費者とは…」、そんなことも考えさせられる一日でした。

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