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ロゼで開催中です、『富士の女流書展』
  富士市内各地で活動する女流書道家で組織する富士女流書作会の二年に一度の大作展、『富士の女流書展』が同市蓼原町のロゼシアター展示室で開かれています。25日(日)まで。午前9時から午後6時。最終日25日は午後5時で終了。入場無料。


 

      来場者を迎える歓迎看板

 

 昭和61年に富士書道連盟に所属する15人が富士女流書作会を立ち上げ、『富士市女流書作会展』の名で第1回展を開催。以後、二年に一回のペースで開き、平成16年の第10回展の開催後、組織の見直しを図り、平成18年に作品展名を『富士の女流書展』と改名し、改組第1回展を開催。今回展は、改組第4回展、通算では14回展です。

 

 作品展には毎回、売上金を文化振興基金に寄せるチャリティー色紙展を併設。さらに、平成20年には富士市国際交流協会に入会し、展示場『ふじさんめっせ』で開かれる『国際交流フェア』では市内に在住する外国人に書道に親しむ場を提供、指導を担うなど日本古来の書道文化を通して地域社会に貢献している団体です。

 

 作品展二日目の、きょう3月23日、会場へ出掛けてきました。

 

受け付けで、出品目録を受け取る際、「こちらにご芳名を…」。書道家の作品展とあって芳名帳には、見事な筆致の住所、氏名が並び、それは「流れる清流のごとく」といった感じ。芳名帳横にボールペンやマジックペンはなく筆のみ。「参ったなぁ〜」でしたが、書かないわけにはいかず…、結果は「流れる濁流のごとく」でした。

 

会場には、顧問の久保田花鵬さんの賛助出品を含め会員1人1点、計28点の大作が並び、漢字をはじめ近代詩文、かな、一字書、現在文、刻字など、その表現方法は違うものの壮観。「書道とは魂の表現である」、そんなことを感じました。


 

        会員の大作が並ぶ会場


 

      それぞれの表現方法での自信作が…

 

毎回併設しているチャリティー色紙展は「初日に完売」。会場の一角には、東日本大震災の募金コーナーも併設されています。

 

 

【お勧めイベント】

 あす24日(土)に社会福祉センター鷹岡市民プラザ、あさって25日(日)に社会福祉センター東部市民プラザで「おでかけミュージカル Birthday」が上演されます。両会場とも午後1時30分開演。入場無料。

 ロゼシアターの運営・管理を担う富士市文化振興財団が組織する実行委員会が「ロゼを飛び出し、ミュージカルの楽しさを」と昨年から取り組んでいるもので、よってミュージカル名の冠に「おでかけ…」を付けています。

 脚本から演出、大道具、小道具、振付まで、すべて市民。もちろん出演も市民。

 自分は、初公演の昨年、社会福祉センター広見荘で鑑賞したのですが、命の大切さを投げ掛ける親子で楽しめる作品。上演時間は約1時間です。

| - | 23:31 | comments(1) | - |
コメント
ご紹介していただいた「おでかけミュジカル Birthday]に出掛けました。
脚本・演出・振付全てが富士市民ということですが、信じられないくらいのプロのミュージカルでした。
| アウトライダー | 2012/03/24 7:40 PM |
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