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元・中学教諭、田中たか子さんの折り紙展

 富士市永田北町の市立中央図書館分館ギャラリーで、今、同市松本在住の折り紙作家、田中たか子さんの『親から子どもに伝える折り紙遊び展』と題した作品展が開かれています。あす31日(土)まで。午前9時から午後4時、入場無料。


 

     来場者を迎える歓迎看板


 

      作品の前で…(作者の田中たか子先生)

 

 会場には300点以上の作品を展示。辰(たつ)や卯(う=うさぎ)などの干支(えと)作品や、折り紙を装飾作品に仕上げた四季を彩る花々、生活情景を作品化した額装など。このほか、日本絵巻をテーマにしたオリジナルの立体的作品も。



          
干支作品の辰



           干支作品の卯


  
四季を彩る花々(撮影禁止、許可を得て撮影しました)


        生活情景を作品化した額装


  
      『藤娘』をテーマにした立体作品


 折り紙は、親から子どもに伝わってきた伝承遊びであるものの立体的作品は、和紙人形の域。それでも田中さんは、「折り紙の基本を用いての作品で、パーツを組み立てる方法で作品化を図った」といい、その折り紙の芸術性や可能性を追い求めた作品は一見の価値大です。

 

 田中さんは元・中学校の体育教師。定年退職を迎えた15年前、美術教師だった姉の影響を受けて折り紙の世界へ。NOP法人国際おりがみ協会で技術を磨き、現在、東京都文京区にあるお茶の水おりがみ会館で開かれている折り紙教室の講師を担っています。

 

さらに、全国各地で開かれる和紙作品展の要請に受けて作品を発表。4月19日(木)から同25日(水)にながの東急百貨店主催の『和紙でつづる光と風…姫たちの歌舞伎絵巻展』に出品を予定。

 

 地元富士市では、「富士市はかみのまちであることも踏まえ、親から子どもに伝わってきた折り紙文化の輪を広げたい」と年1、2回ペースで作品展を開き、作品展示を通して折り紙の魅力を伝えています。

 

 自分、海野しょうぞうは、田中先生とはローカル紙の記者だった30年余前からのお付き合い。中体連の器械体操大会の中心的な存在で、大会責任者と、それを取材する記者という関係でした。

 

 中学校教頭職をもって定年退職。折り紙の創作活動という新たなグラウンドでのお付き合いとなっていますが、初めて「体育教師の田中先生が折り紙の創作活動を」と聞いた際には「美術教諭だったお姉さんの間違いでは…」と思ったほど信じられないことでした。そう思うほど“体育教師”というイメージが強かった先生でした。

 

「体育教師だったことを活かして体操の講師を…」ではなく折り紙の創作活動。その芸術性の高い魅力的な作品にふれ、改めて、「新たな挑戦に年齢は関係なく、生きがいや、人生の楽しみは、自ら切り拓き、手に入れるもの」、それを教えられた思いです。

 

 美術教諭だったお姉さんも「美術教師だったことを活かして絵画活動を…」ではなく、退職後、腹話術を学び、その腹話術をもって福祉施設へのボランティア活動を続けています。

 

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