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富士市社協が新たな挑戦
 

 富士市蓼原町のロゼシアターで、きょう4月19日、『企業の社会貢献・社会起業、そして地域福祉〜3・11を踏まえた新しい関係性の模索〜』と題したシンポジウムが開かれ、参加してきました。

 

 民間サイドから地域福祉を中心とした福祉の向上機能を担う社会福祉法人富士市社会福祉協議会と富士市地区福祉推進会連絡会が共催。これに富士市、富士商工会議所、富士市商工会が後援。

 

 二部構成で、第1部は螢譽ぅ薀ぅ鸞緝修両松みゆきさんによる『被災地支援の活動報告』と題した講演、第2部が『企業の社会貢献・社会起業、そして地域福祉〜3・11を踏まえた新しい関係性の模索〜』と題したシンポジウム。

 

 シンポジウムのコーディネーターは富士常葉大学准教授の小村隆史さん、パネリストは、ジヤトコ蠢輒撹長の真下裕之さん、Radio-f営業部長の佐野智恵子さん、地域住民代表の明石武彦さん、富士市災害ボランティア連絡会会長の清水俊雄さん、富士市社会福祉協議会事務局長補佐の鶴橋雅志さん、これにアドバイザーとして富士市防災危機管理課統括主幹の笠井洋一郎さんが加わりました。


 

      シンポジウムの場面、舞台袖から…

 

 タイトルは、「ちょっと難しい」といったところですが、開催目的は「東日本大震災では、多くの方が被災し、自然災害の恐ろしさに大きな衝撃を受けるとともに、地域の繋がりや絆の大切さを痛感させられましたが、その一方で多くの市民や企業が被災地の復興支援に活躍されています。静岡県でも、これから起こりうる東海地震に備え、企業と地域、関係機関が日常的に協働できる関係を築き上げながら災害に強いまちづくりを進める必要があります。そのためのきっかけづくりを目的として今回のシンポジウムを開きます」。

 

 これを簡潔に表現すれば、「これからのまちづくりに必要な三つの市民(生活市民、行政市民、企業市民)が連携して災害に強いまちを目指そう」ということになりそうです。

 

 この表現も「ちょっと難しい」ですよネ。

 

 この日、急遽、用事が入り、会場に大きく遅れて到着。330人余収容の小ホールは満席、加えて主催の社協に問い合わせ事もあったため楽屋に出向き、舞台袖から聴講してきました。

 

 パネリストの報告では、「大災害時、井戸水をくみ上げている企業は飲料水を、空地を有する企業は避難地として地域に提供すること約束している事例もある」などがあり、さらに「自己満足的な一過性の支援ではなく、無理のない持続可能な支援を考えるべき」という意見も。

 

 東日本大震災からの教訓の一つに「大災害というと防災・減災に目が向けられるものの、それと同等に大災害後の支援活動や復興活動も重要である」があります。

 

今回のシンポジウムは、そこに視点を当てたものといえ、シンポジウムに参加して富士市社会福祉協議会と富士市地区福祉推進会連絡会が共催して開催したこと、さらには富士商工会議所と富士市商工会の後援を得たことも「大災害後の支援活動や復興活動には企業パワーも不可欠であるからだ」と納得。

 

福祉は、今、「かわいそう」の言葉をもっての弱者救済だけでなく、生活先般に及び、大災害時にも福祉=ボランティア活動が大きなパワーになることが実証されています。

そのパワー発揮には、特定の人だけでなく、企業も含めた全市民的な参画が求められる。今回のシンポジウムは、その主張ではなかったか。そんな感想を抱いています。

 

多角的複眼思考をもって福祉=ボランティアの新たな可能性に挑戦、そのパワー発揮を目指す主催者に最敬礼です。

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