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浜岡原発再稼働の是非は県民投票で…
 

【原発県民投票】


「浜岡原発の再稼働の是非は県民投票で…」の動きが活発化、富士市でも4月21日夜、中央町のラ・ホール富士で署名集めの担い手となる受任者に向けての説明会が開かれました。


 

     県民投票の必要性を呼び掛ける主催者代表

 

 県民投票は、原発県民投票静岡が取り組んでいるもので、代表は前・磐田市長の鈴木望氏と歌人の佐久間章孔氏。署名期間は5月13日から7月11日までの二カ月間。請求に必要な県民有権者総数の50分の1である約6万2,000人以上を目指すことになっています。

 

 自分、海野しょうぞうの所属会派「耀(かがやき)」は、この県民投票運動への参加を決め、会派を代表して21日夜の説明会に出席しました。

 参加理由は、福島第1原発で原発事故の恐怖が浮上する中、危険性が指摘されている浜岡という立地も含め、「重大な案件は、一部の政治家や事業所で決めるのではなく、直接投票で決めるべき」との考えによるものです。

 

 この考えに「議員でありながら議会制民主主義を否定するもの」との批判も聞かれますが、イタリアでは2011年6月に原発再稼働の是非を問う国民投票を執行(投票率54.79%、原発凍結賛成94.05%、凍結反対5.95%)しています。
 そういう時代なのだと思っています。

 

 原発県民投票の問い合わせは事務局(筍娃毅粥檻横毅機檻械牽牽機法


 

【自殺対策パネル展】

 
 きょう22日は、二カ所を回ってきました。


 一カ所はロゼシアターで開かれていた『自殺防止対策パネル展』。東京都豊島区に事務所を置く市民の人権擁護の会日本支部の主催。

 

 富士市での開催とあって市議会議員に案内状が舞い込み、個人的に関心もあって会場へ。
 パネル展では、多剤大量処方の弊害と、その実施機関である精神医療現場を批判。日本ではなく、アメリカの現状を分析してのパネル表示であるものの、かなりショッキングな内容。『巨利をむさぼる〜向精神薬治療の真相〜』と題したDVDも上映していました。



    パネルにはショッキングなタイトルが付けられていました


           アメリカの現状をパネル表示に…


    見出しには「利益のために薬漬けにする」と過激? な表現も…
 

 富士市でのパネル展開催に主催側は、富士市が県と連携しての自殺防止モデル事業とする『睡眠キャンペーン』に対して、「目的が精神科受診の促進にすりかわり、本来の目的であった自殺防止に全く成果をあげていない。モデル地域である富士市は、『睡眠キャンペーン』導入後、自殺者数は逆に増えている」とした上で、「精神医療現場では、弊害が指摘されている多剤大量処方など、逆に患者を自殺に追い込むような、ずさんな治療が大きな問題となっており、精神医学会でも『睡眠キャンペーン』の弊害が取り上げられている。こうした情報を市民が知らないことは大きな問題であり、『睡眠キャンパーン』発祥の地・富士市でのパネル展開催を決めた」(主催側の資料から抜粋)としています。

 

 会場では、パネルに示された多剤大量処方の弊害、さらにはアメリカにおける向精神薬治療の費用などを「特定の団体の情報発信」という価値判断をもって見入ってきましたが、主催側の主張する『睡眠キャンペーン』開始の2007年の富士市の自殺者数が51人であったものが2008年は60人、2009年は70人、2010年は72人という流れをもって「目的が精神科受診の促進にすりかわり、本来の目的であった自殺防止に全く成果をあげていない」にはちょっと戸惑っています。


 確かに『睡眠キャンペーン』開始以降、富士市内の自殺者は増えているのですが、「200751人→201072人という数値をもって『睡眠キャンペーン』が自殺防止に全く成果をあげていない、と断定することは、いかがなものかな。加えて全国的には依然として高水準であるものの自殺者数はわずからながら減少に転じている」が、その戸惑い理由です。


 

【中途失聴・難聴者の元気の出る集い】

 
 午後はフィランセに向かい、NOP法人静岡県中途失聴・難聴者協会主催の『第16回中途失聴・難聴者の元気の出る集いin富士』に参加。主催側に知人がおり、案内状をいただいたこと、それに、今回のテーマである『大災害時への対応』について中途失聴・難聴者の皆さんが、どのような不安を抱いているかを知っておきたい、そんな思いもあっての参加でした。


 

             主催者代表のあいさつ

 

 集いには、富士常葉大学環境防災学部准教授の小村隆史氏の『大規模災害に備える』と題した防災講座も組み込まれました。

 

 講座で小村氏は、「聞こえない」というハンディを有する出席者のために意図的にゆっくり話し、パソコンを駆使して視覚からも訴えるなど、その熱意に敬服。

内容には、防災の基礎を伝え、311東日本大震災と予想される東海地震との違いをはじめ地質と震度の関係、さらに揺れの時間などを解説。まとめでは、「ベストの避難対策は避難所に行かなくても済む環境(状況)を作ること」とし、家屋の耐震補強と安全対策に可及的速やかに取り組むことを呼び掛けました。


 

「家屋の耐震補強を」と専守防衛を呼び掛ける小村氏

 

 質疑・回答の時間も設け、個人的には「防災学者として浜岡原発の再稼働問題に、どのような見解を抱いているか」を質問したかったのですが、参加者から生活上の質問が相次ぎ、自分は部外者であることから遠慮しました。

 

 21日夜から22日にかけ、重いテーマの三か所に出向き、頭の中がゴチャゴチャしていますが、春到来とともに相次ぎ案内状が舞い込んだ顔見世興行的なイベントへの参加とは違って、何か清々しさを抱いています。

| - | 20:22 | comments(1) | - |
コメント
このパネル展、僕も見に行きました。
議員ご指摘のとおり、全国的には多少の減の中、富士市の自殺は増加しており、たしか県全体でも増だったかと。
とすれば、主催者の主張、精神科受診が増え、安易に向精神薬等の類が処方され、逆に精神をさらに悪化させ…という指摘が出来すぎの作り話だと簡単に片付けられないなと。
ぜひ、議員さんたちで富士市の自殺された方たちの直前までの精神科受診の有無・向精神薬等の服薬の有無・種類・量などを調査いただきたいなと思っています。
| 渡部達也 | 2012/06/10 11:38 PM |
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