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残念しごく!、岩本山公園内のラ・テラスが閉鎖へ
 

 きょう7月14日、ローカル紙に「岩本山公園内の展望レストラン『ラ・テラス』が営業不振により7月20日で閉鎖」との記事。飲食店の浮き沈み、閉鎖(閉店)は、世間ではよくあること。


 しかし、『ラ・テラス』の閉鎖は、自分にとって衝撃的なものでした。その理由は…。

 


『ラ・テラス』の外観(南側から望む)

 

 まず、『ラ・テラス』とは…。


 富士市が平成5年度に、確か森林振興の国、県の補助金を活用し、材木を多用する工法で岩本公園の一施設として建設。延べ床面積は199平方叩建設事業費は1億1,800万円。

 岩本公園の頂上付近への建設。室内は、温かみのある木造造りの曲面で構成し、高い天井空間も絡まって、ゆったりとして雰囲気を創出。市内を俯瞰(ふかん)するパノラマビューも“ウリ”。

 施設面だけでなく、公募により経営者と決まった富士グリーンホテルは、グレードの高い施設に相応しい料理とサービスを打ち出していました。

ホームページも開設して情報を発信、施設機能を生かしたブライダルも打ち出すなどの企業努力もあってグルメブームの中、マスコミに取り上げられることも多かっただけに「経営は順調」、自分は、そう受け止めていました。


 

     『ラ・テラス』の内部です

 

 さらに、自分は、頻繁に外食に出掛けることが許される身分ではないのですが、そうした中にあっても、ここ数年の間、富士市議会と富士宮市議会の新人議員交流会で利用、また、ジャズパーティーが開かれた際にも『ラ・テラス』を訪れ、価格と料理のバランスや、細部に行き届いたサービスに「富士市が誇る、自慢できるグルメスポットだ」、そんな思いも抱いていました。

 

 こうしたことから今回の閉鎖は自分にとって衝撃的。同時に残念なことでした。

 

「残念」、この点については、富士市が「観光を新たな産業に…」と観光振興に取り組んでいる中、『ラ・テラス』の存在が「富士市の観光資源だ」、その思っていたからです。

 

 記事には、経営者の閉鎖決断のコメントも記されています。

 

「公園内の梅や桜が見ごろを迎えるシーズンは一定の来客が見込めたものの年間を通してみると客足に波があった。長雨が続き、霧が立ち込める梅雨時期は展望レストランとしての強みも薄れ、特に苦戦した」

 

 すでに『ラ・テラス』は、ホームページで「7月20日をもって閉店。長い間、ご愛顧をいただき、皆様に心から厚くお礼申し上げます」と記しており、市の担当課であるみどりの課は「現時点での利用は未定。できる早い段階で、さまざまな視点から活用方法を検討したい」としています。

 

 今回の『ラ・テラス』の閉鎖を冷静に分析すれば、かなり厳しい経営環境だったことが見えてきます。

   岩本公園は都市型公園と違って自然豊かな公園であり、来場者には弁当持参が多い。

   夜間、利用できる公園ではなく、市の中心部からも離れている。

   レストランと駐車場が離れており、夜間や雨の日の利用は不評だった。

 

 今後、展望レストランとして再活用していくならば、そうした厳しい経営環境への対応・改善が求められてきそうですが、施設を観光資源に位置付け「観光コースに組み入れ、観光ツアーでは昼食・休憩所にする」といった思い切った取り組みも必要になってきそうです。

 

『ラ・テラス』は閉鎖になるも施設そのものは市の財産、市民の共有財産。それを踏まえ今後、施設は、どうなるのか、どうするのか…を注視、意見を発信していきます。





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