<< 国家間はゴタゴタしていても日中熱烈交流会開催 | main | 細野豪志代議士が久々に富士市で国政報告会 >>
岳南鉄道存続に向けての公費投入の是非

 冒頭、ブログのタイトルに全く関係のないことで恐縮ですが、きょう9月26日に行われた自民党の総裁選挙について一筆啓上。

 

安倍晋三(58)、石破茂(55)、石原伸晃(55)、町村信孝(67)、林芳正(51)の五氏が立候補する中、決選投票となり、元首相の安倍氏が地方票で大きくリードしていた石破氏に逆転勝利、第25代総裁に選出されました。2位候補の逆転勝利は実に56年ぶり。

 

自民党は政権奪還の可能性が浮上していたものの、3年前に野党に下野した以降、自民ナンバーワンポストの総裁として頑張り、総裁再選に意欲を示してきた前総裁の谷垣禎一氏(67)を「まだ国会議員だった?」と錯覚する長老が動き出して立候補断念に追い込み、谷垣氏に代わる候補者として石原氏を擁立するも落選。「これって何?」といったところ。確かなことは、「依然として自民党は長老が一定の力を保持」。

安倍氏も地方票を裏切る格好での当選であり、政権奪還以前の問題として自民党の前途は多難といえそうです。

 

自分、海野しょうぞうは市議就任以降、無所属。この無所属、決して自慢することではなく、「地方議員として党員・党友までには至らずとも支持政党を持たなくては…」と思っています。

 

しかし、政権政党となった民主党に期待したものの「財源のない政策は寝言」の不安が的中して「裏切られた」、そんな思い。

 

そんな中、「下野した自民党は新生自民党となって国民の期待に応えてくれるのでは…」と口角泡を飛ばしての谷垣氏の頑張りに注目してきたものの、突き付けられた総裁選挙の顛末(てんまつ)に「あ〜あ」。

 

みんなの党は賞味期限切れ、変わって登場した日本維新の会の今後に注目するしかなさそうです。

 

さて、本題。

 

会期中の富士市議会9月定例会16日目のきょう26日は、午前10時から本会議が開かれ、委員会付託としていた平成23年度一般会計歳入歳出決算認定案など当局提出議案23件を上程。委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論を経て採決。一部議案に反対があったものの賛成多数で全案が認定、可決されました。

 

委員会付託議案の採決に続いて平成24年度一般会計補正予算案など当局提出議案9件の上程、説明、質疑を経て請願1件とともに委員会付託としました。

 

一般会計補正予算案は、181,600万円の追加で、これにより当初からの累計額は8062,900万円に…。内容は、公共事業の決定に伴う歳入歳出の調整、津波対策及び防災対策事業費の調整、懸案となっている行政課題で緊急に予算措置を必要とする事業費の調整など。

 

委員会審査は、28日に総務市民と環境経済、10月1日に文教民生と建設水道の各委員会を開き、その採決は10月3日の本会議が予定されています。

 

委員会付託議案のうち注目されているのは一般会計補正予算に計上された8款土木費、5項都市計画費、2目まちづくり計画事業費の公共交通支援事業費・地方鉄道事業運営補助金4,500万円。この補助金、岳南鉄道(以下、岳鉄)の存続に向けてのもので、全額、一般財源、つまり市費を投入。審査は10月1日に開かれる建設水道委員会で行われます。

 

 岳鉄は昭和28年1月20日に全線が開通した富士急行グループの私鉄。JR吉原駅と岳南江尾駅を結び全長は9.2辧H樟さ以上にわたって製品の輸送路、住民の足として利用され、貨物輸送量は昭和44年に年間100万トン、旅客輸送は昭和42年のピーク時には500万人を記録。

 しかし、その後、トラック輸送時代やマイカー時代を迎えたこともあって平成22年度の貨物輸送は10万トン、旅客輸送は77万人と大きく落ち込み赤字経営。不動産部門の収益を投入し、市の補助金(平成23年度は2,000万円)を受けて存続を図っています。

 

 こうした中、昨年1216日に開かれた富士市公共交通協議会で岳鉄は、「JR貨物から来年4月から貨物輸送の休止通告を受けたことにより鉄道事業を存続させることが極めて困難になった。自助努力も限界」とした上で、「今後も維持・存続していくことが適切であると評価されるのであれば富士市には相応の公的支援を講じていただきたい」と要望。

岳鉄への新たな対応を迫られた富士市は、内部検討を重ね、その結果、公的支援を強化することを決め、本年度当初予算に計上した2,000万円に9月定例会で4,500万円を追加、計6,500万円を補助金として支出する予定です。

 

自分の所属会派「耀(かがやき)」の議員数は5人。四つの委員会に委員を送り込むことができるため、委員会付託を前にした本会議での質疑は四つの委員会すべてに委員を送り込むことのできない3人、2人、1人といった少数会派の発言権擁護のためのものと解釈。よって本会議での質疑は避け、委員会審査で建設水道委員会所属の委員に「補助金以外の支援方法の考察はしたのか」「岳鉄の給与・報酬実態」、さらに「岳鉄の資産保有状況」などをただし、「その質疑への当局答弁を受けて判定を…」の方針でいます。

 

きょうの本会議では、委員会付託を前にした質疑で2人の議員が発言、「耀(かがやき)」の建設水道委員会所属委員が委員会審査で予定している質疑もあり、質疑への当局答弁を受けての本会議終了後の会派会合では、「年間6,500万円は高額。職員数に置き換えれば10人分の人件費、市議に置き換えれば8人分の報酬費。可決に応じるならば、市は、協力すべきことは協力していくというスタンスを前提に、今後の岳鉄の運営への発言権を持ち、公費投入の圧縮に最善を尽くす、その確約が必要」との意見が多く、会派「耀(かがやき)」として、そんな姿勢で支援強化予算の委員会審査に臨む方針です。

 

今回のブログ、長くなって「スミマセン」でした。

 

| - | 23:39 | comments(0) | - |
コメント
コメントする









CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT