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富士市議会の議員定数の検討作業進む

 すでに新聞などで伝えられたことから承知している方もいるかもしれませんが、富士市議会は議員定数の検討作業を進めています。

 検討の器は議会改革検討委員会(以下、検討委)。「次期改選約2年前の来年6月までに議会としての結論を」とし、月一回ペースで検討委を開き、11月2日開催の検討委では議員定数についての各会派の見解が示されました。

削減が三会派、現状維持が一会派、両論が二会派。これを議員数で示すと、無会派1人を含めて削減が23人、現状維持が13人。

また、削減幅は、現状36議席に対して2議席減(34議席)、4議席減(32議席)、6議席減(30議席)と分かれています。

 

現時点で採決すれば、「削減を…」となり、この決定をもとに、「どの程度の削減に…」と、次の段階に進むことになりますが、検討委は「できる限り全会一致で議会改革に取り組もう」を基本姿勢としており、この基本姿勢から次回の検討委では現状維持派が、その理由とする「民意の反映」について意見を交換することになっています。

 

自分、海野しょうぞうが所属する会派「耀(かがやき)が2日の検討委で示した会派見解は「削減すべき」で、削減幅は「4議席減(32議席)、または6議席減(30議席)」です。

 

選挙というハードルに立ち向かう議員としての本音は、削減ではなく、現状維持でもなく、「増員、それもなるべく多く」です。

しかし、「時代は、それを認めず、許されもしない」との認識をもって「削減すべき」で一致。

また、現状維持派が、その理由とする「民意の反映」については、議会基本条例にもとづき昨年から取り組んでいる議会報告会の開催回数を増やすなど民意を反映する機能の強化策もあり、「議員定数を維持する理由にはならない」が会派見解です。

 

少し長文になりますが、以下、2日の検討委で会派「耀(かがやき)」が提示した議員定数についての会派見解を記します。



 議員定数についての会派「耀
(かがやき)」の見解


【前議会時代の見解】

議員定数について会派「耀(かがやき)」は、前議会時代の議会改革検討委員会(以下、検討委)に検討項目の一つとして提示。検討委で「耀(かがやき)」は、「時代がチープガバメント(人件費を抑制した安上がりで効率的な行政)を求めており、公務員削減も進んでいる。よって議会も範を示すべき」と議員削減を主張。その議員削減数については四つの常任委員会の委員数を1人減としていく算出手法をもって「4議席減、36議席を32議席に…」とした。

 

 しかし、検討委の協議では、削減派は少数、加えて「平成2011月1日に富士川町との合併が実現、合併特例法の定数特例により富士川地区から3人の議員が選出され、現在39議席となっているが、合併協議により平成23年4月の議員選挙は定数36議席とすることが確認され、平成20年2月議会で議決されている」との経過も踏まえ、「次期改選時は現行の定数36議席で…」に賛同している。

 

【現議会における見解】

 議会改選後の現議会における議員定数の見解について会派「耀(かがやき)」は、「削減ありきではなく、時代的に定数は、どうあるべきか」の視点から白紙の状態で検討を重ね、その結果、「現行定数36議席から4人議席減の32議席、または現行定数36議席から6議席減の30議席の、いずれかにすべき」の結論に達した。

 

 その理由については、「議員定数の削減は市政・議会への民意の反映の後退に連動する」を認識しつつも、

  依然として時代はチープガバメントを求めている。

  平成23年度にスタートした「第五次富士市総合計画」で将来人口を予測、平成23年4月1日時に261,800人であるものが10年後の平成32年4月1日には258,000人と、数で3,800人、率で145%落ち込み、しかも市税の減収に連動する65歳以上の高齢化率は平成23年4月1日時点で213%が平成32年4月1日には273%と60ポイントアップ。その後も人口減少と高齢化が加速度的に進み、20年後の平成42年4月1日の人口は246,500人と、数で14,500人、率で556%落ち込み、高齢化率は303%と実に90ポイントもアップ、市民3.3人に1人が65歳以上になると予測されている。

 以上、二点の視点・考察をもって「議員削減は避けられない」と判断した。

 

 また、削減数の「32議席案」と「30議席案」の設定理由は、次の通りである。

 

32議席案」…議員定数の設定根拠要件には、「常任委員会数」「学校区数」「人口割」などがあげられているが、「常任委員会数」を設定根拠とするのが現実的であり、よって現行一委員会当たりの委員定数を9人から8人とし、その結果、議員定数は現行36議席から4議席減の32議席となる。

 

30議席案」…検討委での審査にあたって、議長においては、その発言力の大きさから、また、議会選出の監査委員においては、その職務機能から「委員会に所属すべきはない」という指摘もあり、これを取り込み、「32議席案」から委員会所属外議員となる議長、監査委員を除いた数として弾き出したのが「30議席案」である。この場合、一委員会当たりの委員定数は9人から7人となる。

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