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ロゼで富士の型染定期展

富士市蓼原町のロゼシアター展示室で4月4日、富士市を代表する市民文化、富士の型染(鈴木光子代表)の定期展が開幕。4月8日(月)までの開催。午前10時から午後5時、最終日8日は午後4時で終了。入場無料。

期間中、午前10時から午後4時まで富士市教育委員会の文化振興基金や富士市社会福祉協議会の福祉資金への寄付を目的にした小物類を即売するチャリティーバザーを併設。このバザー、最終日8日は午後3時まで。

また、期間中の6日(土)と7日(日)は、「富士の型染とは…」を伝える実演も。両日とも午前10時から正午までと午後1時から午後3時までの二回。


 

  来場者を迎える歓迎看板(入口付近)


         大作の着物作品

 
         
会員の力作が並ぶ会場

 

型染は、日本古来の染色法の一つ。富士市では小山もと子さん(平成13年4月23日没)が1951年(昭和26年)年に国画会会員の後藤清吉郎氏(故人)の手ほどきを受け、その第一歩を踏み出しています。
 以後、市の成人学校を土台に愛好者の輪が広がり、現在はグループ単位で活動。グループそれぞれが作品展を開くほか、年一回、グループ合同の定期展に取り組み、さらに高校や市立博物館工芸教室を会場とした型染教室などでベテラン会員が指導者となって染める喜びの輪も広げています。


 定期的な学習会で染める歓びを分かち合いながら文化の生活化を図り、さらに、富士山のような、おおらかな図柄と色彩を打ち出した作品は、〃富士の型染〃という固有名詞で呼ばれるほど市内外に知られた市民文化に成長、創設者の小山もと子さん亡き後も確かな歩みを続けています。

 

 今回展は、年一回の定期展で、実に47回目。

 

 会場には、会員60人余が染める歓びを分かち合いながら創作した着物、帯、タピストリー、染額などの作品が展示され、今回展は大胆な型や強烈な色彩を放つなど新たな型染の可能性を暗示させる斬新な作品も目立っています。

 会場には、富士の型染創始者の小山さんの遺作や、ベテラン会員が講師を担う県立吉原高校染色部と県立富岳高校生活部の作品も展示されています。


 

  亡き小山さんの遺作コーナーです

 

 一方、即売のチャリティーバザーには、ウチワなどの生活用品の型染作品や、富士山などをテーマにしたミニ染額も販売。手頃な価格と相俟って人気を集めています。




   富士山などをテーマにしたミニ染額は2,500円で販売 

 

 前職の記者時代には取材で、市議会議員となってからは一市民として展示会を訪れ、今回も会場へ。半世紀近くも続けている定期展、創始者の小山さん亡き後もしっかりと富士の型染が目指す活動の本質を受け継いでいるメンバーの方々に最敬礼でした。

 

 富士市は工業都市ということもあってか「市民の文化レベルが低い」などといわれますが、そんな印象を抱いている方は、ぜひ、会場へ。

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