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ロゼで第8回富士山百景写真コンテスト作品展が開かれています

 富士市と一般社団法人富士山観光交流ビューローが観光都市づくりプロジェクトの一つとして取り組んでいる「富士山百景写真コンテスト」の入賞作品展が、今、同市蓼原町のロゼシアター展示室で開かれています。5月3日(金)まで。午前10時から午後5時。入場無料。


  来場者を迎える歓迎看板(入口で…) 


 きょう4月30日、ロゼで開かれた「富士市健康推進会総会」に市議会文教民生委員長として出席した帰り、展示室に立ち寄り、じっくり作品を鑑賞してきました。



         作品展の会場です


   
 過去のグランプリ受賞作品の展示コーナーです 


 コンテストの題材は「富士市から撮影した富士山」とし、入賞作品はポスターやカレンダー、ポストカードなどに活用するほか、コンテスト開催を通して「富士市は富士山眺望の都市」を全国に発信、撮影に訪れる写真愛好家そのものを観光客として迎え、観光都市に結び付けていこうという狙い。今年で8回目を迎えました。

 

芸術文化面からの写真コンテストの賞は、表彰状と気持ち程度の副賞が一般的という中、この「富士山百景写真コンテスト」は観光振興面からの取り組みのため副賞は現金。しかも第一席のグランプリの賞金は30万円。加えて審査員が日本を代表する風景写真家の竹内敏信氏とあって、毎回、市内外から多くの応募があり、その中で今回、グランプリに輝いたのは富士市在住の市村廣一さんの作品『煌く我が町富士の街』。富士川地区(平地)から撮影した作品です。


  グランプリ作品、市村廣一さんの『煌く我が町富士の街』

 審査員の竹内氏の講評は、「この作品は、写り込んでいる被写体はもちろんのことながら、そのバックグラウンドを想像するのが面白い作品となっていると思います。東名高速道路を忙しく往来する車の光
跡と、色とりどりの夜景の灯りの下、富士山麓で生活する人々の生活の光が見てとれます。それらを俯瞰している作品となっており、4月の霞みやすい時期にも関わらず、足繁く撮影地に赴いたのではないかと想像します。残照に消えゆく富士山も主張し過ぎずに、人々を見守っているかのように写り込んでいるのが魅力的な一枚です」。

 

この「富士山百景写真コンテスト」、前職のローカル紙の記者時代にコンテスト立案に参画した関係上、何か責任のようなものを感じて第1回目から作品展を鑑賞しているのですが、第8回目を迎えた今回、富士山と対峙して悩むベテラン写真家の姿が脳裏に浮かび上がってきました。それは自分の分身でもあるのですが…。

 

この表現、意味不明、少し、説明が必要ですよネ。

 

「富士山百景写真コンテスト」は、その題材を富士山とし、しかも撮影地は富士市に限定。富士山は四季折々、その表情を変え、また、撮影者が技術を駆使、あるいは切り口を変えて撮影しても撮影条件があるだけにコンテストの積み重ねで「風景美としてとらえた優れた富士山作品は出尽くした」、そんな感じを受けました。

 よって、撮影者が「これまで応募されなかった斬新な作品、新たな富士山を」と富士山と対峙した際、悩んでしまうのではないか…です。

 

 こうした中、第二席の金賞に輝いた作品に目が留まりました。富士山と人物をショットしたもので、今後は、こうした生活面からとらえた富士山写真の応募が多くなるかもしれません。

 これも「既成概念を瓦解した中に芸術文化の発展がある」といえるかもしれません。

 

 そんなことを思いながら作品展会場に展示されていた審査員の竹内氏のコンテストに寄せる一文を読み、深い感動を受けました。以下、感動を抱いた部分です。

 

「日々の富士山を撮るということは、風景写真だけに留まらず、ドキュメンタリ写真といっても過言ではなく、たとえコンテストで選ばれなかった作品においても、時とともに、その輝きを増していき、世界に誇る富士山の記録を後世への記憶として残すこととなります。皆さんには、これからも多くの写真を撮っていただき、自らの財産として残していただきたいと思います」

 

「写真文化とは…」の本質を突いた主張であり、さすが、日本を代表する写真家、竹内氏です。


     金賞に輝いた鈴木勝さんの作品『絆で祝う』


 観光写真のエキシビション部門を設け、
      この作品は斉藤伸也さんの『ガンバレ、富士健児!!』


 同じくエキシビション部門の赤堀末夫さんの作品『阿波踊り』


同じくエキシビション部門の眦脹拮廚気鵑虜酩福惴る髪』


25歳以下を対象にしたヤングアイ作品で選ばれた
          森本さくらさんの作品『バラに浮かぶ富士山』


 
| - | 21:34 | comments(1) | - |
コメント
こんばんは。いつも読ませて頂いております。
久しぶりに書き込み致します。
富士山百景の写真展が始まりましたね。私も見てきましたが,応募点数のうち入賞の数はほんのわずかで,これに入賞できた人々はすごいなあと感じました。前回も入賞されている方もいると思います。富士山百景を鑑賞してみて,県外の方の応募も増えており,有名になってきたと思いました。
| こおろぎ | 2013/05/01 11:27 PM |
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