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福祉人生の佐藤芳一さん逝く
 富士市の福祉を育ててきた佐藤芳一さん逝く。きょう5月3日のローカル紙が伝えていました。

 

 佐藤さんは富士市中島にある日蓮宗照心山安立寺の二十三世住職。4月29日に87歳で遷化。通夜は5日午後7時から、密葬は6日午前11時から同寺本堂で…。

 

 公務員と僧侶の二足の草鞋を履き、自分が面識を得たのはローカル紙の駆け出し記者時代、もう30数年前、市の職員、公務員としての佐藤さんでした。

 福祉畑を歩み、大渕の障害児(者)施設にも勤務。その施設勤務時代、野外イベントなどで取材依頼を受けて出掛けると、いつもベレー帽を着用し、指導員の立場であるものの笑顔を浮かべてハンディを有する人たちの輪に自然体で加わっていました。

 

「まだまだ不自由分」という方もいますが、自分としては、ローカル紙の記者、市議会議員という視線からとらえて「富士市は障害の早期発見・早期療育の面では先進都市」と判断。この障害福祉の先進性は、黎明期における保護者、そして指導員の熱意によるものであり、決して忘れてはならないことです。

 1981年の国際障害者年にテーマとして掲げられた『障害者の完全参加と平等』を錦に御旗として権利を主張、社会や行政に不満をぶつけることの自由は、幾多の障害に対する社会の偏見や誤解と闘ってきた人たちの労苦の末に確立したもので、それを今に生きる者は決して忘れてはならない、自分は、そう思うのです。

 

 市役所退職後は、安立寺の住職、そして本山である岩本にある日蓮宗岩本山實相寺の社務所にも勤務。自分の菩提寺が實相寺であることから社務所に立ち寄った際にお会いすることもあり、「これからは海野さんらの時代だよ」、そんな激励を受けてきました。

 

 訃報に接し、哀悼の思いを込め、「…これからは海野さんらの時代だよ」の激励の言葉を頂門の一針として改めて胸に刻んでいます。

           合掌

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