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富士市の名勝地、須津川渓谷

 大型連休中の、きょう5月4日、以前から「出掛けなくては…」と思っていた富士市の名勝地の一つであり、レクリエーションの地でもある須津川渓谷へ行ってきました。「自然にふれ、気分リフレッシュ」ではなく、須津川渓谷の現状を把握するためです。

 

 富士市は、林業振興と森林レクリエーション振興を目的にした「森林総合利用促進事業」に取り組み、そのひとつが大棚の滝周辺を中心とした須津川渓谷の整備事業、1980年代にスタートさせました。

 

 須津川は、愛鷹山系随一の美しい渓谷で、上、中流では冷たい清らかな水が流れ、春は若芽、夏は小鳥のさえずり、秋には紅葉が渓谷に映え、川岸に沿って繁茂する植物も多種多様、植物を観察する上でも貴重な場所となっています。

 須津川に沿って整備されている中里登山口からの林道中里線をさかのぼること6銑鍛賄世僕邵21叩夏でも水温は15度から20度くらいの清水がごうごうと落下する大棚の滝があり、この滝が須津川渓谷の最大のウリ。これまでの整備事業で、滝周辺には炊飯棟、管理棟、トイレ、給水施設も完成、遊歩道も整備されています。

 

 さらに、滝周辺の整備と並行して1988年から県と市がタッグを組む形で広域基幹林道愛鷹線の整備も進められ2008年に全線が開通。国道469号の桑崎、富士山こどもの国付近を起点とし、越前岳や呼子岳、鋸岳、位牌岳の愛鷹山系西斜面を南北に通過し神谷地先に至る延長約20・5銑叩幅員は5辰如投じた費用は約40億8千万円。

 この林道愛鷹線も林業振興と森林レクリエーション振興を目的としており、事業の中では2003年3月に大棚の滝付近を東西に横断する全長110辰痢嵜楪点邨銘橋」が完成しています。
 この橋からの眺望は素晴らしく、森林レクリエーション振興を目的としていることから駐車場や大棚の滝に至る遊歩道も整備されています。

 

 しかし、です。巨費を投じて整備を進め、富士市の名勝地、レクリエーションの地として売り出す一方、須津川渓谷沿いの林道は崩落や落石の危険性が指摘され、「近年、その危険度が増している」という指摘もあります。

 

 で、「現状を把握」となったもので、感想は、「崩落や落石の対策に取り組み、豪雨などの危険時にはゲート方式による入山規制もとられているが十分といえるか…。観光戦略として今後も観光ガイドブック『ふじさんぽ』に富士市の名勝地、レクリエーションの地として掲載するならば、林道の拡幅整備を含め万全な安全対策を進めるべきだ」。
 渓谷の自然の美とともに、その自然の怖さ、それを感じ得ての感想です。

 以下、写真で現状をお伝えします。



   林道中里線を登り始めると飛び込んできた危険注意の看板


  大棚の滝に至る林道沿いの渓谷では
                バーベキューを楽しむ人たちが…


 崩落や落石の対策に取り組み
         豪雨など危険時にはゲート方式で入山規制へ 


  大棚の滝の手前の林道中里線を左折して林道愛鷹線へ
 


林道愛鷹線、大棚の滝付近を東西に横断する「須津渓谷橋」です


「須津渓谷橋」をバックに…。「沼津市から来ました」という
            老夫妻にシャッターを切っていただきました


 林道整備は森林レクリエーション振興も目的にしている
         ことから橋付近には駐車場も整備されていました


             案内板もありました


 「須津渓谷橋」を渡りきると「滝まで80叩廚筏された遊歩道の案内板が…。「近い!」と思い滝へ。距離は短くても、ほぼ垂直の斜面に造られた遊歩道、行きはよいよい帰りは大変、地獄でした


 滝壺に向かう途中で見上げると頭上には「須津川渓谷橋」が…、その下段にあるのは林道への崩落・落石防護柵、「これで崩落・落石に万全か」は疑問符が…


   滝壺への遊歩道の途中で見ることができる大棚の滝


           渓谷に架かる「滝見橋」です


        渓谷に架かる「滝見橋」からの大棚の滝です
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