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結核予防婦人会富士支部が本年度をもって閉会
 半世紀前には死亡原因のトップだった結核の予防と撲滅を目指す静岡県結核予防婦人会富士支部(以下、富士支部)の総会が、きょう6月4日、フィランセで開かれ、本年度をもって支部活動を閉じ、平成26年度から健康推進会の活動に移行することが決定しました。

 

 総会で挨拶に立った渡辺史江支部長は、かつて死亡原因のトップだった結核は、大きく登録患者及び新規患者が減少しながらも撲滅には至っていないことを指摘、その上で「富士市では平成23年度にも23人の新規患者が出た。現在も結核の発症が続いており、早期発見・早期治療の輪を広げていこう」と呼び掛けました。

 

 総会で決定した、支部活動を閉じ、健康推進会への活動移行は、「富士支部の現状が会員の三割が健康推進員を兼務」「健康推進員を除く会員は高齢化などにより事業活動への参加が少なっている」などから会員への活動意向調査も行い、「今後も結核予防運動を継続していくために…」を理由としたもの。

 

 かつては婦人会の会員がイコール富士支部の会員だったものの、女性の就業率アップなどにより会員の著しい減少を招いており、健康推進会への活動移行は時代変革の証左といえるものです。

 その活動は、早期発見・早期治療に確かな実績を築き上げてきたことから自分としては「発展的な閉会、活動移行」と受け止めています。

 

「この総会記事、市議会議員と、どう関係あるの…?」

 

 実は、市議会文教民生委員会の委員長の立場で来賓として総会に出席したことによるものです。

 前職のローカル紙の記者時代、富士支部の長年にわたる活動が結核予防・撲滅に向けて確かな実績を築いてきたことを熟知しているだけに、会員減少を概括的な理由にした本年度をもっての閉会決定に一抹の寂しさを覚えました。

 それはまた、この6月末をもって文教民生委員長の任期(1年間)が終了となる自分自身への寂しさにも連動してくるものでした。

 

 すべての物事には「終わりがある」、そして「新たな始まりがある」と、分かってはいるのですが…。

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