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静岡県知事選挙、川勝氏が圧勝

 任期満了に伴う静岡県知事選挙は6月16日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の川勝平太氏(64)が、無所属新人で元・多摩大学教授の広瀬一郎氏(57)=自民支持=と、共産新人で党県委員会副委員長の島津幸広氏(56)に大差を付けて2回目の当選を果たしました。

 

【開票結果、カッコ内は富士市の得票数

当選 川勝平太(無所属・現)108万0、609票

                 (6万7、261票)

   広瀬一郎(無所属・新) 34万5、617票

                 (2万0、801票)

   島津幸広(共 産・新)  6万1、980票

                 (  2、948票)

 

 この結果、「アッと驚く…」でした。

 

 投票率は4949%で、前回の6106%を大きく下回りながら、川勝氏の得票108万票余は静岡県知事選挙史上、最多。今回選、現職の川勝氏と新人の広瀬氏の事実上の一騎打ち。川勝氏は、特定の党派に依存しない「オールサイド」の政治姿勢をもって選挙戦に臨み、これに対して広瀬氏は県議会では過半数を占める自民県連が擁立し猛烈な組織戦を展開、党本部も選挙戦突入とともに大物政治家が静岡入り、「川勝氏は民主をバックにした知事」と中央政界の強大・自民VS弱小・民主の構図を持ち込んで広瀬氏への投票を呼び掛けたものの結果は惨敗。

 

 川勝氏圧勝、広瀬氏惨敗の最大の理由は、「広瀬氏の出馬表明が遅く、川勝氏との知名度の差を埋められなかったため」とされています。

 

 しかし、です。出馬表明が、選挙戦まで、わずか二カ月前という準備不足と知名度不足が広瀬氏の敗因の理由の一つであることは間違いないものの、「そのほかにも、いろいろ、あるんじゃないの」が自分の感想です。

 

 県議会では過半数を占める自民県連が擁立しながらも広瀬氏に対して党本部が推薦ではなく支持にとどめたことは、敗北した際、7月の参院選へのダメージを軽減するためであったことは想像に難くなく、これを世間一般では「狡猾(こうかつ)」。自民支持者の中には「地方を裏切った」ととらえた人も多いのではないか。その証左がマスコミの出口調査をもって示された「自民支持者の投票先も川勝氏が広瀬氏を上回った」。

 さらに、予想を大きく上回る大差だった今回選の結果は、「国民不在のバトルを繰り広げる政党政治と、上意下達の政治システムに対する地方の反発が支持政党を問わず表面化したのではないか…、これは“ねじれ現象”が続いている県議会に向けてもいえる」、自分は、そう分析しています。

 

 言い方を換えれば、「今回選は、国がやるべきこと、地方がやるべきこと、それを明確にしていくという面からの地方の時代、それを県民が求めた結果」。

 

 いずれにせよ、再選を果たした川勝氏には、選挙戦での「オールサイド」をもって国政とのパイプを太くしての県民のための県政運営を期待したいものです。言葉の連呼を超えた地方の時代を実感できる静岡県づくりを期待したいものです。

 
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