<< 富士市展第2期(〜写真の部、工芸の部〜)が開催中です | main | 富士山の世界文化資産登録で富士市も祝賀式典 >>
富士山の世界文化遺産登録が決定

 
 きょう2013年(平成25年)6月22日午後5時15分過ぎ(日本時間)、カンボジアの首都、プノンペンで開かれていた国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「第37回世界遺産委員会」で日本のシンボル、富士山の世界文化遺産登録が決定しました。


 

 登録決定を木槌を打って告げる世界遺産委員会の議長
                     (テレビ画面から)

 

 ユネスコ諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)が距離的な面を問題にして唯一、構成資産から除外を勧告していた三保松原についても世界遺産委員会は勧告を覆して登録を決め、静岡県にとっては「万々歳」の登録決定です。

 

 世界文化遺産に登録されたのは標高約1500メートル以上の山域のほか、富士五湖や周辺の浅間神社などで、「美しく荘厳な姿から、さまざまな信仰や芸術を生み出した世界に例のない名山としての顕著な普遍的価値」を具体的に証明する、その構成資産数は25件。静岡、山梨両県にまたがる富士山の山域のほか、静岡県側が8件、山梨県側が16件となっています。

 

「日本一美しい富士山を眺望できるまち」と言っても決して過言ではない富士市は、残念ながら市単独の構成資産は複数の候補地を提示したものの採用されず、0件です。

 

 とはいえ、富士山の世界文化遺産登録は、富士市にとっても観光を軸に都市発展が期待できる朗報。昼のニュースでは、富士山周辺の市や町の登録決定セレモニーの準備状況を伝え、何と、富士宮市ではフライングの登録決定セレモニーも実施。その中には市長や議長による鏡割りもあり、「いくら登録が確実視されているとはいえ、行政が、そこまでやっていいんかしら」と思ったりして…。

 

 午後5時過ぎからテレビ画面に釘付け。視聴していたNHKは午後5時28分に字幕速報で「富士山の世界文化遺産登録決定」を流し、午後5時30分からのニュースでは各局がトップ記事で登録決定を伝えました。

 世界遺産委員会の議長が、木槌を打って登録決定を告げる場面は感動ものでした。自分が生きている間に、富士山の世界文化遺産の登録決定という歴史的出来事を体験できたためです。

 

 一報を伝えた後、テレビ各局は、早速、「今ですら年間30万人余もの登山者が訪れる富士山の登山者が急増するのは間違いない。どう、富士山の自然を守るか、そして構成資産の保存にも多くの課題があり、課題を抱え込んでの登録決定だ」などメディア魂を発揮したコメントを付け加えていましたが、「登録が決定した日くらい、メデタイだけでいいじゃないか」なんて思ったりして…。

 

 そうこうしていると自宅に富士市役所総務部企画課が発信元のファックスが入り「過日、ご案内いたしましたが、本日の富士山世界文化遺産登録決定を受けまして、あす6月23日(日)午前9時からJR東海道新幹線富士駅の北口コンコースで祝賀式典を行います」の知らせでした。

 

「登録祝賀式典」の式次第は、市長挨拶、来賓挨拶、くす玉割り、アトラクションとして富士市立高校吹奏楽部による『ふじの山(富士山)』の演奏などが予定されている、とのことです。式典所要時間は午前9時30分までの30分程度で、雨天決行。

 

 このほか、新富士駅北口コンコースや田子浦伝法線歩道橋に登録決定の懸垂幕や市庁舎には懸垂幕、さらに新富士駅北口広場、富士駅北口ペデストリアンデッキ、吉原商店街、富士本町商店街、ロゼシアター前交差点などにフラッグを掲示して登録決定の朗報の共有化を図っていくことになっています。

 

登録決定の記念事業としては、30日(日)まで新富士駅ステーションプラザFUJIで『富士山世界文化遺産写真展』、市立博物館で7月6日(土)から9月29日まで『鳥の目で見た富士〜鳥瞰図の世界〜』、これに続いて1012日(土)から1222日(日)まで『富士山東泉院と富士山信仰』を開催。

このほか、すでに高速バスへのラッピング広告に取り組み、7月初旬には道の駅・富士川楽座が4階に富士山の情報発信施設をオープンさせ、商店街でも記念イベントを繰り広げることになっています。

| - | 20:00 | comments(0) | - |
コメント
コメントする









CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT