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フォトライター近藤正寛さんの『岳麓百景』、最後の1枚
 富士地区を取材、販売エリアとするタブロイド版8ページ立て日刊ローカル紙の富士ニュース、その2013年(平成25年)6月21日(金)付け1面のカラー版に『岳麓百景』と題した四季をテーマにしたフォト&ポエムが掲載されました。シリーズ物で、第100回、それと同時に“最終”の文字が…。『岳麓百景』の担当者は近藤正寛さん。最終回で取り上げたのは「富士山麓にある市兵衛沢」でした。


 


 富士ニュースは、自分、海野しょうぞうが市議を目指すまで在籍、退社したのは平成1812月で、勤続32年でした。

 

 一方、近藤さんは、「学問が好き人間」だったか、どうかは分かりませんが大学に6年間在籍。よって自分より2歳年上でしたが、入社は自分より1年遅く、そして55歳の時、記者活動と並行して企画調整部長として陣頭指揮に立っていた社内のIT化を軌道に乗せたこともあって「本格的にカメラの道を」と自分より2年早く退社。

 いずれにせよ、30年余の長きにわたる同僚で、性格も考えも大きく違ったものの、それを認め合い、そして「マスコミとは…、ローカル紙の歩むべき方向とは…」が一致していたことから自分は“コンチャン”、近藤さんは自分のことを“ウンチャン”と呼び合う仲でした。

 

 退社したもののベテラン記者の仕事を埋めることができないことから嘱託記者として編集へのサポートを要請。近藤さんは、フリーカメラマンとしての活動と並行して富士ニュース紙面に特集物をもって関わっていました。

 

『岳麓百景』は1996年(平成8年)にスタート。二カ月に1回ペースのカラー版の1面に掲載し、近藤さんが退社、嘱託記者となってからもバトンタッチできない連載物として引き続いての担当を要請。「連載100回まで…」という合意を得て自分が退社した後も連載を重ねていて下さいました。

 

 この『岳麓百景』の連載終了をもって近藤さんも完全退社となるそうで、先日、連載100回祝い&完全退社祝いの会が開かれ、会社が声をかけて下さったので参加してきました。

 

 20代、30代、40代、50代、そして今、60代に…。あれこれ語り合ったものの、互いに確認できたのは「昔を懐かしむほど老いぼれちゃいない」でした。

 

 近藤さんはカメラの道へ、自分は地方政治の道へ。それぞれ第二のライフステージは違うものの、これからも大事な友人でいたい、その思いを強くしています。フォトライター、カメラマンとして輝かしい実績を築いてくれる、それを信じ、それを願いながら…。

 

 近藤さんは『近藤正寛写真館別館』と題したホームページ

http://blogs.yahoo.co.jp/kondou88

を開設、近作をアップしています。

『岳麓百景』の101回、102回…、そんな感じで楽しめすよ。

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