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富士市議会の新常任委員会が始動

 6月定例会で議会条例により常任委員会の委員編成替えが行なわれた富士市議会は、きょう7月30日、環境経済と総務市民の二常任委員会が委員会協議会を開き、当局から当面の課題となっている所管事務・事業の概要説明を受けました。
 委員編成替え後、初の委員会協議会で「新常任委員会が始動」といったところです。

 

 自分、海野しょうぞうは、6月定例会で文教民生委員会から環境経済委員会へ所属替えとなりました。

 

 環境経済委員会の所管は、財政部(財政課、管財課、契約課、債権対策課、収納課、市民税課、資産税課)、環境部(環境総務課、環境保全課、廃棄物対策課、新環境クリーンセンター建設課、環境クリーンセンター)、産業経済部(産業政策課、商業労政課、観光課、農政課、林政課)、それに工事検査室、会計室、農業委員会、監査委員事務局となっています。

 

 所管事務・事業の概要報告で、市民生活の面から「オッ!」との思いで受け止めたのは、環境部の廃棄物対策課が報告した「新しい古紙回収制度」と、産業経済部の林政課が報告した「丸火自然館資料展示室の閉鎖」でした。

 

 このうち「新しい古紙回収制度」の内容にふれる前に、これまでの回収制度の流れをたどり、抱え込んだ課題とは…。

 

富士市の古紙の行政回収制度は平成9年に開始。市は民間業者で構成する古紙リサイクル協議会に収集運搬業務を委託して委託料を支払い、古紙リサイクル協議会は古紙収集量に応じた売り渡し金を市に支払うというシステム。

 

 古紙市況が好況時には市の収益事業となり、低迷時でも委託料と古紙売り渡し金が“トントン”。

 

 しかし、ここ数年、製紙会社や古紙問屋が設置する古紙リサイクルボックスの急増により回収量が大きく減少。平成24年度の収集量は2,677トンで、ピーク時と比べて70%も減少。その結果、年間委託料4,169万円に対して市の収入となる売り渡し金は1,518万円。その差額2,651万円が市の持ち出し分となっており、担当の廃棄物対策課には抜本的な改革が突き付けられていました。

 

「そこで…」と打ち出したのが「新しい古紙回収制度」です。

 

内容は、「静岡市や浜松市などは古紙の行政回収を廃止、PTAや町内会などが回収する集団回収に移行しているものの、富士市は集団回収を行なっている団体が少なく、すべてを市民による集団回収に移行するのは時間がかかる」や、「古紙市況の低迷時には、古紙回収を維持するために市が回収団体に奨励金を支給する必要があり、費用的に大きな負担になる不安がある」などから「現在の資源物集積所の回収体制を維持」「収集運搬については安定した収集体制を維持するため古紙リサイクル協議会が行なう」の二点を基本にして、以下、五点のポイントから成る新しい古紙回収制度を立案。

 

  市と古紙リサイクル協議会の間で収集運搬契約は結ばない(委託金を支払わない)。

  古紙リサイクル協議会は市に売り渡し金を支払わない。

  市は集積所に出された古紙量に応じて26地区に協力力を支払う。

  市は古紙市況低迷時及び古紙収集量が一定基準に満たない時は古紙リサイクル協議会に支援金を支給する。

  古紙リサイクル協議会は古紙市況が好況かつ収集量が一定基準を超えた場合は収集量に応じて26地区に還元金を支給する。

 

この「新しい古紙回収制度」の実施時期について廃棄物対策課は、「町内会連合会に提案、協議を求めている段階」としました。

 

一方、閉鎖を打ち出した丸火自然館資料展示室は、市が昭和49年5月に丸火自然公園内にオープンさせたもので、富士山周辺の自然を紹介し、森林と人間のかかわりや林業の重要性を学ぶことのできる施設、公園内での観察の補助的な機能を有しています。平屋建てで床面積は3585平方叩

 

市は、閉鎖の理由として次の三点をあげました。

 

  老朽化が進んでいる。耐震性も劣る。

  規模の面から専門性を有する人の配置は困難。展示品の保管や来館者への専門的な対応ができず、動物などの剥製の傷みも著しい。

  展示資料は開館以来40年間更新をしておらず、展示内容の魅力が薄らぎ、見学者も減少している。

 

 老朽化が進み、見学者も減少しているとはいえ、富士市を代表する自然の宝庫である丸火自然公園を知ることのできる施設。閉鎖後の対応が注目されますが、市は「隣接する教育施設(青少年の家)との管理の一元化協議の中で代替施設について検討を進める」。

 

つまり、「代替施設を造るか、どうかは、これから検討」という域。

 

こうした中で「富士市の耐震対策促進計画では2015年度(平成27年度)に解体が計画されている」としており、「代替施設を造らない」、また「造る」と決定しても時間的に「間に合うのか」が懸念され、そこで気になるのが現在の展示資料の扱いです。

 

報告では、「富士市立博物館や常葉大学などを中心に公共性の高い施設への移転を協議」としています。

 

個人的な趣味の問題になるのですが、丸火自然館資料展示室は丸火自然公園を訪れた際には必ず立ち寄る施設。その展示資料は、公園内にあってこそ価値があり、代替施設をどうするかの決着が出るまで、また、造らないとの決着が出た場合も想定して隣接する青少年の家や公園内にある少年自然の家の一角を活用、展示資料の整理も図っての再デビューを願っています。

 

「願っています」ではなく、要望していきます。

 

 あす31日は、文教民生と建設水道の二常任委員会が同様の委員会協議会を開くことになっています。

 
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