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期待と不安が渦巻く富士市長の新年度施政方針

 新年度(平成26年度)予算を審査する富士市議会2月定例会が、きょう17日開会、会期は3月24日までの三十六日間。初日17日には本会議が開かれ、1月中旬に就任した小長井義正市長が新年度(平成26年度)の当初予算案の上程に向けて45分間にわたり施政方針を述べました。

 

 この施政方針、予算審査を担う議会に新年度の市政運営の基本姿勢と予算化のポイントを示したもので、受け止めた感想は「期待と不安が渦巻く」でした。

 

 施政方針で市長は、まず『はじめに』で「私は選挙戦を通して富士市がおかれている状況を市民から聞き、不況から出口が見えない、明るい未来が描けないなど閉塞感が漂い、富士市の現状は、いまだに極めて厳しいものであることを痛感」とした上で、「リノベーションによる価値再生と、イノベーションによる未来創造で変革をもたらし、私の基本理念である“生涯青春都市”を目指す」。これにアメリカの詩人、サミュエル・ウルマンの作品『青春』を取り上げながら「青春とは、老若男女を問わず、信念と自信と希望を持ち続けることであり、26万市民が常に青春を謳歌できるまちが、私が理想とする都市の姿」としました。

 

『はじめに』に続く『市政運営の基本姿勢』では、次の五項目を示しました。

 

   「元気ある 富士市」の再生に向けて、起業を志す個人や、意欲ある企業のチャレンジを徹底的に応援。

   市民・企業の生命と財産を守るため、市民との協働に基づく盤石の防災体制を確立。

   市民の安心を支える質の高い保健医療・福祉の実現に取り組み、市民とともに生涯青春都市の礎を築く。

   すべての世代が子育てを喜びとして感じられる社会を構築するとともに、富士市の、そして日本の未来を担う子どもや若者一人ひとりに、きめ細かな学びの場を提供。

   このまちに住み続けたい、このまちを訪れたいと思われる、魅力あるまちづくりを推進し、富士市のブランド力の向上に努める。

 

 項目ごとに重点的な施策も示し、その上で「実践重視で諸事業を進め、常にチャレンジ精神とスピード感をもって1期4年で答えを出していく」とキッパリ。

 

 さらに『新年度の市政運営に向けて』と『施策の大要』にもチャレンジ精神とスピード感をもっての取り組み姿勢と事業を示し、『むすび』では進化論を唱えたダーウィンの「強いもの、賢いものが生き残ったのではなく、変化したものが生き残ったのだ」を引用しながら「すべての職員がチャレンジスピリットを持ち、日々、新しいことに挑戦していけるよう、私は常に組織の先頭に立つ」と、ここでもキッパリ。

 

この市政方針は市長就任から約1カ月で打ち出しもの。で、事業面では継続性の重視を余儀なくされた部分が多いものの、「これでもか」という感じの新規の取り組みも打ち出されています・

 

富士市では、これまで多くの計画が立案されながら財政難を最大の理由に「計画は予定であって決定ではない」といった感じで、その履行がいま一つだっただけに、キッパリと言い放った施政方針に大きな期待を抱くのですが、その一方で「実現は大丈夫?」の不安も…。

 

施政方針に対する質問は3月5日(水)と同6日(木)の二日間にわたって行われ、各会派3人に1人の割合で登壇することになっています。

 

自分、海野しょうぞうが所属する会派「耀(かがやき)」の所属議員は6人のため登壇数は2人となり、自分と石橋広明議員が会派を代表して質問に立つ予定です。

その質問の中では、小長井市長が「実践重視で諸事業を進め、常にチャレンジ精神とスピード感をもって1期4年で答えを出していく」とした、その「答え」とは、どういうことを意味しているのかを取り上げていきたいと思っています。

 

※施政方針は、富士市のホームページで全文が紹介されています。

http://www.city.fuji.shizuoka.jp/

 
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