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『笑っていいとも』に出演、紙のアート作家の一ツ山チエさん

 今月10日の月曜日、富士市議会2月定例会が開かれ、その昼休み時間、会派「耀(かがやき)」の控室で昼食中、F議員、「きょうのタモリの『笑っていいとも』に富士市出身のアート作家がゲスト出演するそうで…」とテレビのスイッチをON。テレビ番組『なんでも鑑定団』に出したいような分厚い年代物のテレビのため画像の鮮明度は悪いものの、映し出されたのは一ツ山チエさんと、その作品でした。

 

 かなり長い放映時間、その中では作品制作の紹介も行われ、「全国に一ツ山さんと、その作品が紹介されたことは富士市の誇りだ」、そんな思いが…。

 

 一ツ山さんは、2004年、東京工芸大学卒。イラストデザイナーとしてCDジャケットや書籍カバーなどの作品を手掛け、帽子ブランドCA4LAとのコラボレーション帽子などの作品も。最近は、新聞紙を再利用した紙紐を使った実物大の動物シリーズで新分野を築き、中央でブレイク中。現代アートの開拓者といった存在です。

 

 自分、海野しょうぞうが一ツ山さんの面識を得、その作品を初めて鑑賞したのは2012年7月6日、議員視察研修で訪れた富士市大淵にある富士芸術村。一ツ山さんの『大地、生きる』と題した個展が開催中で、会場に一ツ山さんがおり、あれこれと話を聞くこともできました。

 

「実家が紙紐工場。紙に命を吹き込む作品を」が作品制作の動機。『笑っていいとも』でも紹介された等身大のゴリラの親子をはじめバッファローなどの動物シリーズのほか魚や人物作品も。

 素材が新聞紙を再利用した紙紐であることから紙紐イコール毛という類似性により、作品群の中で動物シリーズにひと際、魅せられた記憶があります。

 

 その初対面時、「目指すアート作家、あこがれのアート作家は…?」と問うと、迷うことなく、はっきりとした口調で「草間彌生さん(1929年〜)です」。

 

 草間彌生は、世界的に有名なコンテンポラリーアートの作家で、観る者の視界を覆い尽くさんばかりの水玉模様のモチーフを使うことが特徴。絵画や彫刻のみならず若い頃は米国でパフォーマンスアートにも挑戦。さらにファッションデザインや小説の執筆活動も。

 80歳を超えても現役で活躍。金髪のオカッパ頭、水玉模様の赤いドレス、新たなアートの世界を探すようなぎらついた眼…と記せば、「ああ、あの女性だ」と気が付かれる方も多いと思います。

 

 この草間彌生を「目指すアート作家、あこがれのアート作家」とする一ツ山さんといえば、育ちの良さが分かる礼儀正しいお嬢さん。作品的にも、外見的にも、非日常と日常といたったような違いがあるだけに、ちょっと意外でした。

 

 しかし、です。凡人には分からないのが芸術の世界。「目指すアート作家、あこがれのアート作家」とする一ツ山さんの発言は、「現状に甘んじることなく、新たなアートの可能性に向けて挑戦を!」、その意気込みの発露なのかもしれません。

 

 現代アートの巨匠、パブロ・ピカソ(1881年〜1973年)は、作風がめまぐるしく変化した作家としても有名。今の一ツ山さんの作品は、そのピカソでいえば具象絵画の「青の時代(1901年〜1904年)」や「ばら色の時代(1904年〜1907年)」の作品年代。

 

 そんなことを思うと、一ツ山さんがテレビに出演したことで同じ富士市民というだけでニンマリしていたことが何か恥ずかしく、「今後の一ツ山チエさんという富士市出身のアート作家の長い創作活動と、進化していくであろう作品に、しっかりと目を向け、エールを送り続けねば…」、そんな思いでいます。

 

 以下、富士芸術村で初対面、初鑑賞した際の一ツ山さんと、その作品を紹介します。


 

     作品・バッファローを熱く語る一ツ山チエさん


 

      今にも動き出しそうなゴリラの親子


 

           これはマグロです



         人物・お相撲さんです 

 
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