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文化庁の芸術祭優秀賞に輝いた日本舞踊家の泉裕紀さん、4月6日にロゼで公演

 富士市在住の日本舞踊家、泉裕紀(いずみ ゆうき、本名・北河裕紀子)さんの『古典と創作』と題したリサイタルが4月6日(日)に同市蓼原町のロゼシアター中ホールで開かれます。文化庁の平成25年度・第68回芸術祭舞踊部門で優秀賞を受賞、その受賞を記念しての公演。開演午後5時30分。全席自由で前売り大人2,800円(当日3,000円)、小中学生1,300円(当日1,500円)。チケットの問い合わせはロゼチケットセンター(筍娃毅苅機檻僑亜檻横毅娃亜法

 富士市、いや、今や日本を代表する日本舞踊家の一人となり、全国の日本舞踊家の注目を集めている泉さんのリサイタルだけに完売が予想されため、チケットの購入は早目に…。


 

     4月6日のリサイタルを伝えるチラシです

 

 泉さんは、昭和33年(1958年)、4歳の時に日本舞踊をはじめ、その天賦(てんぷ)の才を発揮、15歳にして泉流宗家から名取の免許皆伝を受けています。

 中央で開かれる日本舞踊協会の舞台で舞い、日本舞踊協会会長賞も受賞。その中央での活躍と、地元富士市における日本舞踊普及に向けての指導に対して平成2年度(1990年)に富士市教育委員会から教育文化奨励賞が贈られています。

 

 泉さんの凄さは、その後。数々の日本舞踊家としての栄誉に浴しながらも、それに甘んじることなく日本舞踊の新たな可能性を目指して創作舞踊に挑戦。地元富士市においてはよさこいの振付を担い、市民ミュージカルにも参画。

 自分、海野しょうぞうは、平成15年(2003年)に静岡県下で開かれた『NEW!!わかふじ国体』の富士市の公開競技であるスポーツ芸術『2XXX年宇宙船富士市号〜宇宙の果てから〜』の制作でご一緒しており、「富士市が誇る芸術家だ」、そんな思いを抱いている方です。

 平成23年(2012年)1013日には、富士市大淵にある富士芸術村で開かれた『新朗読と創作舞踊の夕べ』に出演。ライトアップされた野外舞台で『月に漂う』と題した幻想的な舞を披露。自分は、それを鑑賞、感想は「…………」、言葉が見つからないほどの感動的な舞台でした。


 

  『月に漂う』の一場面です(富士芸術村の野外舞台で…)

 

 今後の活躍に大きな期待を寄せる中で届いたのが昨年1225日に文化庁が発表した68回芸術祭の審査結果。泉さんが花柳珠絃(はなやぎ たまいと)さんと結成した『たまゆうの會』の日本舞踊をベースとした創作舞踊作品が舞踊部門で大賞に次ぐ優秀賞受賞という朗報でした。


 舞踊部門への参加は38公演。日本舞踊をベースとした創作舞踊をはじめ創作ダンス、バレエ、スペイン舞踊、合唱舞踊劇など幅広く、大賞受賞作品は合唱舞踊劇で、日本舞踊をベースとした創作舞踊だけととらえればトップ賞という快挙。「文化庁の芸術祭に参加するだけでも大変」という中での快挙です。


 受賞作品は、昨年11月4日に国立小劇場で上演した長唄『喜撰(きせん)』と長唄『阿吽(あうん)』の二作品。

文化庁が発表した受賞理由は「二作品とも女流舞踊家としての在り方への考慮と丁寧な舞台創りが高い評価につながった。『喜撰』を長唄曲で上演し、初演の詞章を用いたことが功を奏し、素踊りの『喜撰』に新鮮な魅力をもたらした。『阿吽』は舞台機構や照明を駆使したスペクタルによって仁王(阿形・吽形)の対照の妙を描き、迫力ある素踊りとなった」と記されています。


 この受賞理由、難解で、「やっぱり芸術は難しい」です。

 

 ロゼでの4月6日の受賞記念公演『古典と創作』では、花柳珠絃さんをゲストの迎え、創作舞踊の『さくら咲くころ…』と、受賞作品の一つ、長唄『阿吽』の二作品の上演が予定されています。

 

 
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