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富士市の富士山フロント工業団地が完売

 きょう4月18日の購読紙の朝刊に「富士市の富士山フロント工業団地に食品や精密部品など3社の進出が決まった。これによって全17区画で進出企業が決まり、2009年9月の完成から4年半で完売した」との記事が掲載されていました。

 この「早期完売」(専門家筋)に「富士市は魅了のある都市」を改めて認識したのですが、その一方で「より一層、自然環境との調和を考えなくては…」、そんな思いも抱いています。

 

 工業団地の所在地は静岡県富士市大淵字城山2231番3ほか。都市計画法の区域区分は市街化調整区域であるものの、市も参画した第三セクターの富士総合開発が大規模開発の許可を得て造成。その面積は42.57

 

 完成直後は、販売状況の苦戦も伝えられましたが、2年前に開通した新東名高速道路の新富士インターに近い利便性に加え、東日本大震災を踏まえて津波リスクを軽減した企業のニーズに合致。景気回復で企業の設備投資意欲が改善してきたことも追い風にしての完売。

 もちろん、昨年6月の富士山の世界文化遺産登録も進出企業にとって大きな魅力に作用したことは間違いありません。

 

 17区画への進出企業は、次の16社。ポラテックは2区画を購入。カッコ内は主力業務。区画順。

 

l  蟆弾H蜂園本舗(はちみつ製造)

l  螳貌製作所(業務用機械器具製造)

l  エフ・シー・アイ蝓淵廛薀好船奪製品製造)

l  蠧立物流(物流)

l  鈴与蝓癖流)

l  ポラテック富士蝓別收宿弊渋ぁ

l  富士木材蝓併羃湛品製造)

l  ひかり蝓平品製造)

l  Sネットワーク(印刷)

l  訌田製作所(金属製品製造)

l  螢妊ぅ蝓爾呂笋靴筺平品製造)

l  ケンコーマヨネーズ蝓淵泪茱諭璽採狎渋ぁ

l  螢札ン興産(金属製品製造)

l  町田食品蝓平品製造)

l  訛湿湘換所(生産用機械器具製造)

l  富士プラスチックス蝓淵僖奪院璽言渋ぁ

 

 進出企業は市内外の有力企業で、その職種も多彩。工業団地が特定の業種に集中した場合、経済状況によって“総崩れ”というリスクを抱え込むものの、その面でも理想的な工業団地の形成といえそうです。

 

 近年、製造業においてはロボット化が進んでいることから「雇用面では期待した成果が出ないのでは…」との指摘があるものの、いずれにせよ工業団地の早期完売は、その進出企業の業種内容からも、企業の事業廃止・縮小や市外への流出が相次いでいた富士市にとって工業都市再生に向けての朗報であることには間違いありません。

 

 しかし、工業団地の早期完売が「富士市は魅了のある都市」を発信する機能も担うことにより、富士山麓が注目を集め、1970年代のような山麓開発計画が押し寄せる、そうしたことも予想されます。

 より一層、自然環境との調和を考えなくてはならない時代を迎えること必定で、その中では「世界文化遺産に登録された富士山の山麓とは、どこまでを指すのか…」の議論と市民意識の共有化が必要となってきそうです。

 

 

 
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