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オススメイベント(5月31日に新進気鋭の女性演奏家トリオコンサート)

 富士市出身の新進気鋭の女性演奏家のユニット、Glück(グリュック)による「〜音楽で皆様を幸せに〜」にと題したコンサートが5月31日(土)、沼津市内の千本プラザで開かれます。開演午後2時。入場料は一般1,000円、学生(大学生以下)500円。チケットの問い合わせは出演者の一人、川口真貴子さん(筍娃坑亜檻毅僑娃供檻牽横娃院法

 

 出演者は、メゾソプラノの川口真貴子さん、ヴァイオリンの三雲はるなさん、ピアノの後藤碧生さん。

 

 演奏曲目は、ヴィエニアフスキの『モスクワの思い出』、ショパンの『舟歌 嬰ヘ長調』、バッハの『“ロ短調ミサ”よりわれら主をほめよ』、マスカーニの『アヴェ・マリア』ほか。


        コンサート開催を周知するチラシです


 この沼津市内でのコンサート、知人のNさんから案内状を受けての紹介。Nさんは、現在、武蔵野音大大学院ビィルトーソ科に学ぶ川口真貴子さんの祖父。案内状に添付されていた手紙には、川口さんが東京国際声楽コンクールで優勝し、毎日学生音楽コンクールでは全国第3位に入賞したこと。新進気鋭の声楽家として注目を集め、大学卒業年の3月には皇居での演奏会に出演、今年3月には小澤征爾塾のオペラ『フィガロの結婚』に出演したことが記されていました。

 さらに、富士市のロゼシアターの小ホールが改修中であることや、費用的な問題から沼津市の千本プラザを会場としたことも記され、最後は「いずれ機会があれば富士市で…」と記されていました。

 

 音楽、とりわけクラシック界は、狭き門の音大を卒業しても日本では職業としていけるのは、ごく一握り。クラシックの日常化が図られていないことが、その最大要因です。

 本格的なコンサートに取り組むには幾つもの高いハードルがあり、多くの演奏家は自己満足をもってコンサート活動に終止符を打ち、趣味として音楽を楽しむ道を歩まざるを得ないのが現実のようです。

 

 富士市もしかり。実力を有する演奏家が誕生しても、残念ながら演奏家として生活できる都市とはいえません。

 その打開には、それぞれがそれぞれの場で、例えば市民団体においては総会、企業においては株主総会、自治体においては各種イベントの場で、プロの演奏家として出演を依頼してのミニコンサートなどを組み込み、クラシックの日常化を目指すべきだ、自分は、そんな思いを抱き続け、実践にも取り組んでいます。

 

「実践に…」といっても自分の力は微力。「今後は賛同の輪の広がりを目指さなくちゃ」です。流行の振幅、浮き沈みの激しいのが音楽の世界であるものの、クラシックは悠久的な魅力を有し、いつの世も爆発的ではなにせよ愛され続けている、それを信じて…。

 

 ところで、コンサート案内状を見て「?」と思ったことが…。主催のGlück(グリュック)の意味。

 

 あれこれ調べた結果、小説を手掛けなくなった晩年のヘルマン・ヘッセが、徒然に書き綴った『後期エッセイ集(Spaetere Prosa)』の中にある『幸福論』の原題『Das Glück(ダス・グリュック)』からだと受け止めています。

 ドイツ語の単語「Glück」を英語単語で示せば「Happy」、あるいは「Lucky」。で、コンサート名の『〜音楽で皆様を幸せに〜』に結び付く。

 これって自分の得手勝手な解釈です。もっと高尚な意味があるのかもしれません。

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