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インフレ対策が必要…?

「ふざけんな」

 

 これは、先日、政治討論のテレビ番組を視聴していて、思わず画面に投げつけた言葉です。

 

 番組では、経済学者やアナリスト、政治家(国会議員です)が日本の経済について激論。

 

 すでに国家財政は、税収の10倍を超す借金があり破綻状態。今でこそ声高に「財政再建、入(い)るを量りて出(い)づるを制す」と叫んでいるが、長い間、政治家は国民の人気取りのために借金をもって事業を拡大。その一方で税金を上げることも、消費税を上げることも及び腰。社会保障費などを切り詰めると国民からの人気を得ることができないことから支出抑制にも及び腰。結果、借金が増え続け、それには見てみぬ振りだった。

 

 番組の出演者は、現在の日本を、そう分析し、「行政改革や経済発展による国会財政の再建には限界があり無理」とし、飛び出した再建策は、「消費税を40%にするか、ハイパーインフレを意図的に発生させて国の借金を帳消しにすること」。

 

 司会者とアシスタントは、その再建策に唖然。自分も「それって何…?。日本を牽引してきたのは、あなた方ではないか。あまりにも無責任な発言」、その思いが澎湃(ほうはい)とし湧き上がってきました。

 

 続いての発言、「貯金すべてを円で所有するのではなく、今後のことを考えてインフラ対策として三割くらいはドルで持っていたほうがいい」には言葉すら出ませんでした。

 

 かつて日本はハイパーインフレを経験しています。第二次大戦後の借金清算のためのハイパーインフレです。

 戦争の後始末ともいえる終戦直後の大混乱の中での借金清算のハイパーインフラだけでなく、アルゼンチンでは1988年から1989年にかけてハイパーインフレが起こり、金は紙くず同然となっています。

 

 故に、真面目にコツコツと働き、「老後のために…」と定年時に1,000万円の貯蓄した人が、ハイパーインフレにより、その貨幣価値が10分の1になり、加えて年金も削減。そんな日が訪れることもありそうです。

 

 しかし、働き世代にハイパーインフレを歓迎する声があることも、また事実です。残念なことですが…。

 

「ハイパーインフレによって物価は急騰するも、給与・ボーナスも大幅アップ。それによって国の借金が帳消しになればいいじゃないか」という意見ですが、そこには「世界で信頼される国家とは…」の視点が欠如しています。

 

「巨大な借金を抱えながらも、どうにか日本が世界で信頼される国家として存在し、今後も存在し続けるために、政治に関心を持つべき、もって関心を持ってほしい。日本の未来を真剣に考えない政治家は国民パワーをもって国政の場から追放する社会に…」と願う、きょうこの頃です。


〔お詫び〕

 10日付けの県議選の記事中、富士市議会の定数削減が「36人から34人に…」とあるのは「36人から32人に…」の間違いです。お詫びして訂正します。

 この間違い、頭の中で「削減によって厳しい選挙になるな。困るな」の思いがあったためかもしれません。

 いずれにせよ、「スミマセン」。間違いを指摘して下ったSさん、深く、感謝申し上げます。


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