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富士市展第3期(写真・工芸の部)がロゼで開催中です

 富士市教育委員会主催の「富士市展第3期〜写真・工芸の部〜」が、今、同市蓼原のロゼシアター展示室で開かれています。6日(日)まで。午前10時から午後7時、最終日6日は午後4時で終了。入場無料。


        市民の皆さんの力作が並ぶ会場

 

 “市展”と呼ばれる年一回開催の市内で最も権威を有する公募展。本年度で第48回展。第1期から第3期に分かれ、すでに第1期の絵画・彫刻の部は6月5日から同8日、第2期の書道の部は6月19日から同22日までロゼ開かれています。

 

 第48回展の最後を飾る開催中の第3期の写真・工芸の部の応募総点数は200点。内訳は写真が130点、陶芸や染織、和紙造形、和紙絵画、木工などの工芸が70点。会場には選外を除く入選以上の作品が展示されています。

 

 審査は、写真を公益社団法人日本写真家協会会員で、「美しい日本の歴史的風土100選」の選定委員を担う丹波敏明氏、工芸を日本工芸会正会員の佐賀紀彦氏と、同じく日本工芸会正会員で学校法人大塚学院工芸染織科非常勤講師の塩澤照彦氏に委嘱。

 

 第一席の大賞に選ばれたのは、写真が鈴木明子さんの作品『秋風のハンモック』、工芸が小澤円香さんの陶芸作品『富嶽彩四季』と、稲葉洋子さんの染織作品『今を舞う』の三作品。


 鈴木明子さんの写真作品『秋風のハンモック』(部分)。撮影場所は田貫湖。審査評は「作品を拝見して最初に感じたことは、カメラポジションが的確なところです。モミジの木を手前に、トンネルアングルでテントの配置や富士(山)の位置を考慮し、一瞬の出来事を素早く捉えているところです。そして、家族をシルエットにし、その配置と撮影のタイミングが絶妙なので、印象的な感動的なシーンをアピールすることができたと思います。解説する必要のない素晴らしい作品で、鑑賞者一人一人が写真に残されたドラマを読み取っていただけることを望みます」。


 小澤円香さんの陶芸作品『富嶽彩四季』。審査評は「富士山をモチーフとした造形による花器です。下部から上部にかけて、青、紫、赤、褐色、淡黄色の色粘土を積み上げた濃淡のグラデーションが美しい。白土を微妙な流動文葉に練り込んでいるのも効果的です。小孔を無数に散らしたマチエールも作品の魅力を増しています。聞けば20代の方で初出品とのこと。作者の豊かな感性を感じさせます。


 稲葉洋子さんの染織作品『今を舞う』。審査評は「翡翠(ひすい)色と、やわらかい紅色の花を、背景の文模を、型を彫る力量が支え、白の空間を活かしながら繰り返した、重厚でリズムカルな美しい型染ならではの秀作」。

 

 今回展は、工芸に和紙造形や和紙絵画など紙を素材にした作品16点が入選以上に選ばれ、その作品も濃厚。紙のまち・富士市にふさわしい、その作品群を目にして、何か、うれしくなっちゃいました。


       和紙造形作品の展示コーナーです

 

 入選作品以上の作品のほか、市展で入賞・入選を重ねて審査対象外となった“招待作家”と呼ばれるベテラン勢の作品展示コーナーも設けられています。

富士市を代表する芸術家の皆さんの作品群とあって、素人目にも「スゴイ!」です。

 

市展の問い合わせは担当の市教委文化振興課(0545-55-2874)。

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