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富士市の教育の現状

 先日、所在区の富士市鷹岡地区のまちづくりセンターで『朗読と講演の夕べ』が開かれ、そのうち講演では富士市の山田幸男教育長が『家庭と学校が連携して…』と題し、主に中学校と生徒の現状を語りました。講演では、由々しき現象とされる幾多の青少年問題が富士市でも発生していることが示され、学校、家庭、そして地域の三者が情報を共有して青少年問題に対応していく必要性を、それぞれの立場で自覚させられるものでした。


          講演する山田教長です

 

『朗読と講演の夕べ』は、鷹岡、天間両地区の保護司会と生涯学習推進会が協調、7月一か月間をとらえての社会を明るくする運動と、青少年の非行・被害防止全国強調月間の事業としての取り組み。

 

 自分、海野しょうぞうは保護司として企画段階から参画しました。会合の場で「今年の講演は誰に…」となった際、真っ先に「山田教育長に…」と進言。言い出しっぺの責任で講師依頼役を担い、「忙しい方だから、どうかな?」との思いもあったのですが、快く?…「OK」でした。

 

 真っ先に「山田教育長に…」と進言したのは、昨年末、保護司会として中学校を訪問した際、校長から学校事情の報告を受けて「幾多の青少年問題は富士市の問題でもある」と認識、さらに富士市教育委員会が目指す教育の一つとして学校、家庭、地域との連携を打ち出している、などからです。

 

 講演で山田教育長は、

   郷土を愛して

   千の子どもに千の花

   家庭での教育

   富士市の中学生の現状

   悩む子供たち

   聴く

   学校と家庭が連携して

の流れで進めました。

 

 その中のい鉢イ砲弔い道嚇超軌蘢垢蓮◆屬海両譴琶垢い橡困譴討曚靴た値ですが…」と前置きした上で、市内の中学生7,500人余中、平成25年度における1年間で1カ月以上、学校を欠席して“不登校”とされた中学生が200人余、そのうち学校に復帰できたのは40人余であることを伝えました。

 

 富士市内でも悩む子供たちが多く存在することを数値として示されたことに、会場を埋めた来場者からは戸惑い気味の驚きの声があがりました。

 

 教育には、授業のカリキュラムだけでなく、指導にあたっての方針があるものの、描かれたレールからはずれた場合、また、はずれそうになった場合、その子供たちの事情や環境は、それぞれであり、どう対応するかは難問。これに思春期特有の拒否や反発もあり、時間だけが過ぎていくケースが多いのが現実です。 

 それを踏まえての山田教育長の講演の締めとする主張は、「子供に向き合ってほしい」でした。

 それは家庭のみならず地域への主張とも受け止めました。

 

「今時の中学生は…」と一瞥して言い放つだけでは何一つ解決しない。「子供は地域の宝だ」といいますが、「地域の宝にするために大人社会は何をすべきか、何かできるか…、それが、今、問われている」、そんな思いを抱いた講演でした。

 

 もう1点、参加者の中心は学校側に強く呼び掛けたこともあって教師や中学生を持つ保護者で、山田教育長の講演を聞き入る参加者からミュージカル『レ・ミゼラブル』の有名な劇中曲、クロード・ミシェル・シェーンベルク作曲、アラン・ブーブリル作詞の『夢やぶれて(I Dreamed a Dream』を聞き終わったような雰囲気を感じ取りました。

 

 この曲は、絶望の心を切々と歌い上げたものですが、「絶望の心を代弁した曲。みんな一緒さ、1人で苦しまないで…。君の悩みを解決できないけど一緒に苦しむことは出来る。そう解釈することによって心が浄化される」とされ、自分も、そのような感じで受け止めています。

 

 今回の感動の講演、心に残る講演が、社会を明るくし、青少年の非行・被害防止に向けての確かな一里塚になってほしいと願っています。

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