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2015年、平成27年、新年を迎えて…

 パソコントラブルに加え、「風邪、ひいた感じ」で迎えた2015年、平成27年、配偶者、孫の3人で近くの神社へ初詣に行ってきました。

 

 以下に、平成27年1月1日付けで発行した後援会だより&議会活動報告ニュース『ライフライン』の1面に掲載した“新春随想”をお届けします。今年も、このブログを読んで下さることを願いつつ…。 



      新春随想


 富士市議会議員を仰せつかって8年。就任以来、この『ライフライン』の新春号には「未来に向かって挑戦だ!」「中高年も荒野(難題)を目指す」といった調子の記事を執筆してきました。

 その思いは変わらず、今年は4月に三度目の挑戦があるだけに例年以上に士気を鼓舞、「頑張らねば…」と胸に刻んでいるのですが、思うところがあって今年の新春号は視点を変え、胸に秘めてきた「多くの人、とりわけ自分と同じ中高年のオジサン達に伝えたい事」、それをお届けします。

 

 胸に秘めてきた事は、ある文芸コンクールで入賞した随筆作品に記されていた出来事です。作品名は『ブリキの湯たんぽ』、作者は中高年のオバサンです。

 確か、書き出しは「私は父の記憶があまりない」だったと思います。

 作品には、父親が、土、日もなく仕事に出掛け、それも朝早く、夜は遅く。子供との会話は、ほとんどなく、酒を飲んで風呂にも入らずに炬燵で眠り、そのまま出勤することも。記憶に残っている父親の顔は、夜遅く帰宅、裸電球の下で機械油が残っている顔を手ぬぐいでふき取り、やっと一日が終わったとばかりにひと息つく、それだった。そんなことが記されていました。

 

 別段、こうした父親像を持つ人は作者だけでなく、一般的かもしれません。

 先日、テレビのバラエティー番組で「職場のオジサン」について語る場面があり、若い女性社員がモザイク入りで言い放ったことは「臭い」「汚い」に集中。「加齢臭が出てくるこれからが恐ろしい」、そんなことも。

 同じオジサン年代として黙っていることはできず、テレビ画面に向けて切り返した言葉は、「言いたいことがあった本人に面と向かって言え!」、そして「テレビで、しかもモザイク入りで言いたいことを言う、君たちの心の方が、もっと臭くて、汚い」でした。

 

 話を元に戻して…。

 作者は作品の後半、「結婚をし、家族が増え、家族のために必死に働き続ける主人を見て、今は亡き父親を愛しく思い、すまなかったとも思っている」。

 ラストには、こう記しています。

「年齢を重ねると、今まで記憶の底に置いてきてしまったことがよみがえってくる。父とは会話の記憶がないが、その背中の温かさが、今、鮮明によみがえっている。熱を出し、夜通し泣き止まない幼い私を、父はおんぶ紐でおんぶしてくれた。その背中の温かさ、そして痩せた父の背中はゴツゴツしており、それはまるでブリキの湯たんぽのようだった」

 

 今年も多くの方に託された市議の使命の道を日々、全力で歩み続けていきます。世の中のブリキの湯たんぽを目指して…。

 
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