<< 深刻な富士市職員の不祥事 | main | 国会中継、興味津々…? >>
新年度(平成27年度)富士市長の施政方針に対する質問に登壇しました

 会期中の富士市議会2月定例会は、きょう3月5日、新年度(平成27年度)市長施政方針に対する質問がスタート。自分、海野しょうぞうは、所属会派「耀(かがやき)」を代表してトップバッターで登壇しました。

 

 施政方針に対する質問は、2月定例会への新年度予算の上程に伴い、市長が「新年度は、こんな狙いで、こんな事業を、そのために、こんな予算を」と述べた施政方針に対しての質問。

 会派単位で3人に1の割合で質問権が与えられ、所属議員6人の「耀(かがやき)」の質問権枠は2人。持ち時間は2人合わせて2時間。自分、海野しょうぞうと、今期をもって勇退する望月健一議員が代表質問を担当しました。

 

 施政方針に対する質問は10人、これに続く一般質問には19人の計29人が発言を通告しており、初日の、きょう3日は発言通告に基づき5人が登壇。

 今後の日程は、あす6日(金)に施政方針に対する質問に5人と、一般質問に1人の計6人が登壇。週明けの9日(月)、10日(火)、11日(水)に一般質問に各6人が登壇することになっています。

 本会議開会時間は各日とも午前10時。1人の持ち時間は1時間のため、1日6人が登壇する、あす6日以降の終了は午後5時過ぎが予想され、終日、議場に缶詰状態となりそうです。

 

 以下に、長文となりますが、きょう登壇して述べた自分、海野しょうぞうの質問全文を掲載します。

 質問に対する市長答弁や再質問、それに対する答弁などの論戦は、富士市議会のホームページの録画中継で視聴できます。

 富士市議会ホームページアドレス

 http://www.city.fuji.shizuoka.jp/page/fmervo000000w5d3.html

 

 新年度市長施政方針に対する質問

 

  会派「耀(かがやき)」代表 海野 しょうぞう

 

 

 本日から二日間にわたって行われる各会派代表者による「平成27年度・新年度市長施政方針に対する質問」のトップバッターとして会派「耀(かがやき)」を代表して質問させていただきます。

 

 まず、2月17日に行なわれた新年度に向けての市長施政方針演説を拝聴。小長井義正市長においては就任1年を経過した上での施政方針であり、「小長井市長カラー」が鮮明に示されるものとして注目し、会派『耀(かがやき)』として期待も寄せていました。

 この受け止め姿勢を示した上で質問に入りますが、会派の持ち時間2時間のうち前半は、私、海野しょうぞうが『市政運営の基本姿勢について』と題して施政方針の『はじめに』と『新年度の市政運営に向けて』、さらに『施策の大要』に組み込まれている『新年度の執行体制』を取り上げて質問、後半は望月健一議員が7項目が示されている『施策の大要』を項目別に、また『新年度当初予算』を取り上げて質問を提示します。

 

 質問に入ります。

 

 

 施政方針の『はじめに』についてですが、2点、質問します。

 

 質問1点目。市長は、施政方針の『はじめに』で、目指す都市像の『生涯青春都市』の実現に向けての種まきとして就任1年目に『青春大賞』を創設したことを自負。その『青春大賞』について平成261020日付け発行の『広報ふじ』ナンバー1088号に特集記事を掲載し、創設の狙いや募集期間、チャレンジ期間などを市民に伝えて、平成28年2月に『発表会&大賞決定』としていますが、その狙いについて市長自ら今一度、ご説明をお願いします。

 

 質問2点目。『広報ふじ』の記事では、「青春大賞は、他人と競ったり、比べたり、他人よりよい結果を出すことを目指す活動を応援するものではありません」とする一方で、「大賞を決定する」としています。この主張及び表記は、矛盾してはいませんでしょうか。さらに何を選考基準とし、誰が審査するのか、決定した大賞などの市民のチャレンジを、どう『生涯青春都市』の構築に結び付けていくのかをお聞かせ下さい。

 

 

 次に『新年度の市政運営に向けて』について、以下、項目ごとに質問します。

 第1の『元気ある 富士市の再生に向けた取組』について3点、質問します。

 

 質問1点目。市長は、「今なお新興工業国等との熾烈な競争が続いていることから、工業の高度化・高付加価値化に向けた取組を引き続き支援し、強靭な産業構造の実現を図っていく」と述べていますが、企業の高度化、高付加価値に向けた、これまでの具体的支援策は、どのようなものか、また、その効果を、どうとらえているのかをお聞かせ下さい。

 

 質問2点目。市長は、「強靭な産業構造の実現を図っていく」と述べていますが、具体的にはどのような施策を展開していくのかをお聞かせ下さい。

 

 質問3点目。産業のイノベーションや、産業構造の改革は一朝一夕に実現できるものではないとされ、多額の研究費と専門的な知識が必要とされています。しかし、中小零細企業などは自社だけで開発に取り組むことは困難と考えられます。そこで新たな開発を目指す企業に対し長期間、産学官が連携し支援する制度設計に取り組むべきと考えますが、そうした制度設計に取り組む考えはありますでしょうか、ご所見をお聞かせ下さい。

 

 次に第2の『あらゆる自然災害から市民・企業の生命と財産を守る、磐石の防災体制の確立に向けた取組』について2点、質問します。

 

 質問1点目。施政方針で市長は、「市民、企業の皆様との連携強化を図り、自然災害による死亡者ゼロに向けて全力で取り組む」と述べていますが、ほぼ町内会単位で自主防災会が組織され、組織化に向けての努力は高く評価する一方、訓練に目を向ければ軽重の差があるといわざるを得ないのが現実です。組織化に続く取組として“量”に続いて“質”を高め、自主防災会機能の底上げが必要と思われますが、どのような手立てを考えているのか、お考えがありましたら、お聞かせ下さい。

 

 質問2点目。自主防災会機能の底上げには、地区の単位を越えた全市的な組織化を図って情報を共有、さらには模範的な自主防災会を紹介していく『自主防災会だより』などの発行、配布も必要と思われますが、市長のご所見をお聞かせ下さい。

 

 次に第3の『市民の安心を支える質の高い保健医療・福祉の実現に向けた取組』について2点、質問します。

 

 質問1点目。施政方針で市長は、「県が発表したお達者度の本市の順位が依然として低いことから、市民一人ひとりの健康行動を後押しし、市民の生活習慣などの改善を目指す」と述べていますが、「市民一人ひとりの健康行動の後押し…」とは、具体的には、どのような支援体制を考えているのかをお聞かせ下さい。

 

 質問2点目。多様化する市民行動の中にあって、相談も複雑多様化していますが、「自立した生活ができる支援策」とは何か、またどのように行っていくのかをお聞かせ下さい。

 

 次の第4の『すべての世代が子育てを喜びに感じられる社会の構築と、未来を担う子どもや若者へのきめ細やかな学びの場の提供に向けた取組』ついて2点、質問します。

 

 質問1点目。施政方針で市長は、「新年度を本市における教育元年と位置付け、大胆な組織改編を行なうことにより、教育行政の役割を明確化し、学校教育や青少年教育などの分野において、次代を担う子ども・若者の学びや成長に対する支援体制の強化を図る」と述べていますが、組織改編による、教育委員会と市長部局との連携及び役割分担に問題が生ずることはないでしょうか。市長としての予測をお聞かせ下さい。

 

 質問2点目。子ども・若者に対する支援体制の具体的な強化策について、市長は、どのような施策をお考えでしょうか。お聞かせ下さい。

 

『新年度の市政運営に向けて』の最後の項目、第5の『このまちに住み続けたい、このまちを訪れたいと思われる、魅力あるまちづくりの推進に向けた取組』について3点、質問します。

 

 質問1点目。施政方針で市長は、「本市は、世界遺産富士山はもとより、自然や産業、文化、食など様々な魅力に恵まれており、この魅力を市内外に発信し、観光交流や移住・定住の促進を図るシティプロモーションを積極的に行なっていく」と述べていますが、本市の知名度は富士山を除けば、残念ながら文化、食、産業はマイナーであり、メジャーにはなっていないと考えられます。そこで本市の持つ様々な資源をメジャーになるよう育てていく必要があると考えますが、今後の行政の具体的な取組は、どのように考えているのかをお聞かせください。

 

 質問2点目。観光行政について、かつて富士市は地場産業を活かした観光交流に積極的に取り組む姿勢を示していましたが、企業の協力による観光の現状と今後の取組は、どのようになっているのか、どのように展開を考えているのかをお聞かせ下さい。

 

 質問3点目。若者の移住・定住は、市の魅力もさることながら、魅力ある企業の立地を図る必要があると考えますが、企業の育成・誘致を含め魅力あるまちづくりに向けた具体的な取組は、どのように考えているのかをお聞かせ下さい。

 

 

 続いて『新年度の執行体制』に移ります。

『新年度の執行体制』について施政方針で市長は、「様々な行政課題に的確に対応するとともに、効果的な事業の執行や市民満足度の向上を図るため組織の改正を行なう」と述べていますが、部課等の新たな設置は管理職の増加につながるものであり、かつ、組織の肥大化や職員給与の増大を招くことになります。また、コロコロと変わる行政組織は、市民に戸惑いを与え、市役所が身近なものとはなり得ないと考えます。そこで、以下、2点、質問します。

 

 質問1点目。新年度の組織改正は、市民にとって、どのようなメリットがあるのか。また、組織改正による職員給与及び配置替えに要する経費は、どの程度を見込んでいるのかをお聞かせ下さい。

 

 質問2点目。新年度の組織改正では、「教育委員会から文化振興課とスポーツ振興課等を市長部局に移管する」としていますが、これまで教育委員会のスポーツ振興課が担当してきた平成32年度を達成目標年度とする第5次総合計画後期計画に組み込まれている「仮称・総合体育館」の建設は、どのように引き継がれ、今後、実現に向けて、どのように検討していく予定なのか、市長のご所見をお聞かせ下さい。

 

 以上で、私からの質問とさせていただきます。

コメント
コメントする









CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT