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バンザイ、ふれあいバンク

 民間サイドから行政福祉をサポートする富士市社会福祉協議会(以下、市社協)が管理・運営を担う同市宇東川西町8−39、『市民ふれあいバンク(以下、バンク)』の新施設の開所式が、きょう4月10日にあり、出席してきました。


                     新施設の外観です


         松本玲子会長(左2人目)らによるテープカット

 

 バンクは、障害者自立支援法に基づく知的ハンディや肢体ハンディのある人たちが職業訓練や生活訓練を通して社会参加を目指す障害者就労支援施設で、市社協が管理・運営を担う9施設の一施設。市民から提供される衣類や食器、不用品などを仕分け、再生して販売しているほか、自主製品である廃食油を再利用した、『オレンジパワーせっけん』と命名している液体石鹸を販売しています。

 

 開所は1983年(昭和58年)。今回の新施設は旧施設が老朽化したことにより隣接地に移転してのリニューアルオープンです。

 

 新施設の規模は、鉄骨平屋建て、延べ床面積329平方叩H稜箴ι覆療玄┘好據璽垢蛤邏肇好據璽垢魄貘硫修掘∋楡瀝用者と来場者との距離を近づけ、施設の本質的な目的である“ふれあい”の促進に配慮。

 国、県の補助採択を受け、それに市も参画。総事業費は「約9,300万円」といいます。


 販売と作業が一体となった施設内部

          (他の施設の自主製品も受託販売しています)


       こちらは食器などの販売コーナーです


                事務所です


  これが自主製品の
    『オレンジパワーせっけん』です

 

 きょう10日の開所式、「来賓としてご臨席を」の招待状を受けての出席。市社協は社会福祉法人であるものの、その設立の経過や業務内容からして準公的機関。その新施設なだけに「施設規模を問わず市や市議会議員らが来賓の立場で大挙して出席」と思い込んで会場に出向いたのですが、スペース的な問題もあってかこじんまりとした開所式でした。

 

 その状況、そして出席者の顔ぶれから市議会議員ではなく運営委員OBとして招かれたことを察知。バンクを支えてきた歴代の所長や指導員の方々と久々に会い、「バンクの同窓会」といった感じでした。

 

 あいさつに立った松本会長、そして13年前から運営委員長の大役を担っている地元原田地区の諏訪部富雄町内会連合会長らが新施設誕生の喜びと、なお一層、地域に密着した施設を目指す意気込みを語り、運営委員OBとしてジ〜ンとくるものがありました。

 それは、開所時からバンクに通っているハルちゃんやミチコちゃん、そしてエイちゃんらが正装して開所式に臨み、マイクを手に堂々と自己紹介をした場面に接したこともあってのことです。

 

 このバンク、1983年(昭和58年)の開所2年前に社会実験としてオープンしています。移転して空家となり、取り壊しが決まっていた旧吉原老人ホーム(富士見台地区に移転、旧富士老人ホームと統合して市立養護老人ホーム『駿河荘』に…)を再活用してのオープンでした。

 

 当時、市社協や市の福祉関係者が「リサイクルと福祉をドッキングさせた施設を」と検討、先進事例も視察し、この動きに市職員や環境クリーンセンターの有志で組織されたボランティア団体が賛同。市民サイドでも婦人会(当時)や国際ソロプチミスト富士などが協力を申し出、自分も取材したことを契機に「記事を書くだけでなくボランティアの実践を」と、その輪に加わらせてもらいました。

 

 自分は、10年ほど前まで運営委員を仰せつかっていたのですが、バンクが福祉制度の施設に位置づけられたことや、「他の施設と同様、運営委員会は地元で組織する方が好ましい」という判断から運営委員を辞任。その後は一市民の立場からバンクと接しています。

 

 本格的なリサイクル時代を迎え、市内にもリサイクルショップが相次いでオープンしたことにより市民から提供品が激減。この経営危機には廃食油を再利用した液体せっけんの自主製品を開発・販売して乗り越えるなどバンク関係者の労苦を伝え聞いていただけに、今回、新施設をもってのリニューアルオープンに“バンザイ”、それを叫びたい気持ちです。

 

 実は、新施設誕生、開所式を行い、このあとに旧施設を取り壊す、そう思い込んで開所式に出向いたのですが、すでに旧施設は取り壊され、その跡地は駐車場に…。「思い出の旧施設を記憶に刻み、写真撮影も…」と思っていたのですが…。

 時代は変わり、自分の中で一つの時代が終わったことを突き付けられ、一抹の寂しさがこみ上げてくる場面でした。

 

 バンクへの不用品提供や問い合わせは

                   筍娃毅苅機檻毅院檻械娃牽

          営業時間:9時30分〜15時30分

          定休日 :土曜日、日曜日、祝日

 

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