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絵手紙の無門塾展が開かれています

 富士市伝法在住の絵手紙作家で、富士市を代表する日本画家でもある久保田都さんが主宰する絵手紙同好会・無門塾の「20周年記念展」が、今、市立中央図書館分館ギャラリーで開かれています。14日(日)まで。午前10時から午後5時、最終日14日は午後4時30分で終了。入場無料。


        教室生の力作が並ぶ会場

 

 初日の、きょう6月11日、長年、ご夫妻ともにお付き合いをさせていただいている主宰者の久保田さんから案内状が届いていたことから、市役所で雑用を済ませた後、会場を訪れました。

 

 10クラスの教室生80人余が100点余を出品。遠方の友人や恋人、恩師などに向けての絵手紙が中心。久保田さんの指導は、「教室生それぞれの感性、個性を大切に…」とあって、思い思いの、伸び伸びとした絵柄、それに普段着的なメッセージを書き込んだ作品が鑑賞側に、ほのぼのとしたひと時を届けてくれます。

 

 中には、「100歳まで絵手紙に挑戦だ!」、その意気込みを示した作品も…。


    これが、その作品です

 

 ベテラン勢には、絵手紙のカテゴリーを越えた額装スタイルの作品もあり、その作風は絵手紙の線上だけでなく、ボタニカル(botanical)アート(植物学的な絵)と見紛う緻密な作品も。さらに、日本の伝統工芸である一閑張仕立てや、破損ハガキを再利用したマガジンラックも…。

 作品展からは創作活動の楽しさも伝わってきます。


            家族の和合を作品化


  ボタニカルアート的な作品も…


       一閑張作品も出品されています


 主宰者の久保田さんの作品です

 

 作品をひと通り見終わった後、あれこれ主宰者の久保田さんらと会話を弾ませたのですが、「教室生は高齢者が多いです」(久保田さん)という中、心の趣くままに絵手紙やスケッチ画に取り組み、創作活動を通して仲間を作る、そんな日々を過ごす皆さんに「心豊かなセカンドライフだ」。前職のローカル紙の記者時代とさして変わらぬ時間に追われた日々を過ごし、それに体力がついていかずに、少々、焦りが出てきた身にとっては、うらやましくもある思いでした。

 

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