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新国立競技場建設計画の白紙、勇気ある決断…?

 安倍晋三首相が7月17日、2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場(東京都新宿区)の建設計画案を白紙撤回して見直すことを表明しました。当初の国際コンペ段階での工事費は1,300億円としていたものが、どんどんと膨れ上がり2,520億円に…。「だから白紙撤回しての見直しに…」とする首相表明に「勇気ある決断」と評価する一方、「安全保障関連法案の衆院採決に強行に対する激しい世論の批判を和らげる狙いも…」との指摘も。どちらにせよ、納得できる、責任所在を明確にしての仕切り直しを願いたいものです。


   首相の白紙撤回、見直し表明を伝える18日の朝刊(1面)

 

 総工事費が膨れ上がった最大の要因は、屋根を支える2本の巨大なキールアーチと呼ぶデザイン。総工事費の増大だけでなくアーチの埋め込み部分が地下鉄に影響する懸念も発覚したものの、大会組織委員会は「五輪に間に合わない。時間がない」を理由に計画続行の方針を崩さなかった中での今回の首相決断。政治力で決着を図った、といったところです。

 この問題、安全保障関連法案とともに連日、テレビ、新聞などのメディアが伝え、国民の批判も高まっていましたが、自分も含め国民の批判は、ずさんな総工事費見込みと、その責任所在が明確にされない点に対してではなかったのか。

 確かに2008年の北京五輪、2012年のロンドン五輪のメーンスタジアム建設費よりも高いものの、国境を越えての単純比較には無理があり、今回の現行の建設計画案を白紙撤回しての見直しが総工事費だけを理由にしたものとなると、仕切り直し後も同じような問題が起きることも予想されます。

 

 今回のメーンスタジアムの根本的な原因は、デザインを優先させたためで、デザインと総工事費を一体として考える、それが社会の常識。マイホームの建築でも、そうですよネ。ということは常識を持たない人達は仕切り直しの舞台から降りてもらいものです。


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