きょう10日、会派会合で市役所に出向き、その帰路、自宅近くのコンビニへ。いつものタバコを購入し、そして「週間ポストありますか」。朝刊に発売日であることを知ってのこと。
コンビニゆえ、それほど冊数を置いていないためか、いつもは「売り切れ」であったものの男性店員、「一冊、残っていました」。
朝刊に記されていたタイトルの一つが気になっての購入。そのタイトル…
「自民大敗、衆院100人、参院20人落選する衝撃データ」
記事のリード文は…
「側近の暴言・失言が安保法制審議の迷走に拍車を掛け、戦後70年談話の文言を巡って神経をすり減らすー、安倍政権がいよいよ“危険水域”に入ってきた。これまでは党内から『高い支持率がある総理についてはいけば選挙に負けない』と信じられてきたが、風向きは180度変わった。“真夏の北風”が勢いを増した今、衆参ダブル選挙があれば『自民大敗』という衝撃データを公開する」
記事をじっくり読んだ感想は、「政治は繰り返す」であり、その繰り返す中では学生を中心とした新たな政治の潮流が今後の政権の行方に大きく作用する可能性を示唆しています。
つまり、支持率低下で政権交代の動きが出るものの、自民に変わる政権がない。民主党は、いま一つ。みんなの党は消え、維新の会も政権を担うには、ほど遠い存在。政権が交代するとなれば、学生を中心とした新たな政治の潮流を取り込んだ政党、といった観測です。
それは自民党、あるいは民主党かもしれません。ニュー自民党、ニュー民主党としての政権交代です。
これとて大局的な見地からすれば「政治は繰り返す」となるのですが、学生を中心とした若い人達が政治に関心を寄せ、発言、行動することは政治の成熟、そして日本の将来に向けて貴重なもの、そう受け止めています。
日本の進路選択は政治家の責任であると共に、政治家を選ぶ国民一人一人の責任だからです。
ゴチャゴチャとややこしいことを記しましたが、8月6日は「広島平和記念日」、9日は「長崎原爆の日」、そして15日は「終戦記念日」。戦後70年の暑い夏を迎えた中、安保法制審議や原発の再稼動など日本の将来を決める重要案件に、どう対峙、どう判断を下すべきか、国民一人一人が自らの問題として考えたい、そんな思いからです。
日常の中で政治を語り合い、賢明なる判断を下したいものです。