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知っていますか…?、災害グッズの「シグマ救水」

 9月1日は「防災の日」。1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災をとらえ1960年(昭和35年)に内閣の閣議了解により制定されたもので、全国的に、さまざまな災害対応の訓練が行われます。

 きょうのブログは、「防災の日」を前に、その機能を体験した災害グッズ、「シグマ救水」の商品名が付けられている浄水器を紹介。

 

「シグマ給水」は、兵庫県小野市黒川町の健康器具メーカー「シグマサイエンス」(末松義章社長)が試行錯誤の末に登場させた浄水器。

 末松社長は、飲み水の入手に困難を極めた阪神・淡路大震災の経験から「シグマ救水」を開発して製品化。多くの浄水器が製品化されている中での「シグマ救水」の特徴は、自転車の空気入れを利用し、その空気圧で浄化装置に水を通し、水中のゴミや細菌をはじめ鉛、農薬などを三つのフィルターで取り除き、水道施設が破壊され、電気やガスが遮断された状況下でも防火水槽やプール、河川などの水を飲料水や生活用水に浄化することができる、というもの。

 キャスター付きのトランク方式で、重量が18キロのため移動が容易である点も“ウリ”。

 フィルター1セットの使用能力は、「浄化する水の状態によって2,000箸ら20,000函廚箸靴討い泙后

 

 ただ、価格が30万円と高価であったことや、中小企業ゆえにコマーシャル費用などの投資に限界があったことから販売面で苦戦。

 

 こうした中で2011年3月11日に東日本大震災が発生し、阪神・淡路大震災時に飲料水確保に困難を極めた体験を持つ末松社長が被災地救援に出向くNPO法人などに計20台を無償で提供。被災地で、その威力が注目され、テレビや新聞で紹介されています。

 2011年6月2日にはテレビ東京の『ワールドビジネスサテライト』で紹介され、現在でもネット(Youube)で視聴できます。

 さらに、大手通販サイトamazonでも「緊急用無電源浄化装置・シグマ救水」(価格302,400円)の名称で扱われています。

 

 しかし、その威力が注目され、大手通販サイトでも取り扱われているものの、「各家庭に一台」という製品ではなく、依然として販売促進が大きな課題。

 

 富士市では、8月17日に市内のNPO法人を仲介者に「シグマ救水」のデモンストレーション(商品説明の実演の場)が消防防災庁舎で行われました。

 自分が所属する富士市議会会派・凜(りん)の会にも情報提供があったことから、その会場へ。防災危機管理課の職員らと共に実演を見学。開発者である末松社長自ら説明・実演。商品に絶対的な自信を持っており、被災地支援における困難を極めた飲料水確保が開発の動機、それを熱く語る姿、口調に、ジ〜ンとくるものがありました。

 

 価格については、ネット通販の販売価格より若干安い「28万円」とのことでした。


 浄水器「シグマ救水」を実演する

             末松社長(富士市消防防災庁舎内)


     浄化する三つのフィルターシステム部分です

 

 きょう8月18日、所在区の自主防災会が会合を開き、9月1日の防災訓練について協議。会合に地元市議の立場で出席し、挨拶の中で「シグマ救水」を紹介。「自主防災会では、備蓄災害グッズとして飲料水を購入しているが、この地域には防火水槽もあるだけに、費用対効果を勘案して、便利で機能的な浄水器の購入も今後、検討してほしい」と要望してきました。

 

「シグマ救水」と命名された浄水器の機能と、その価値をデモンストレーションで認識しただけでなく、少し大袈裟になるかもしれませんが、この種の災害グッズは大量生産を前提とした大手の生産ラインには乗り難くその開発と製品化が中小の熱意に支えられている、ゆえに機会があれば紹介しなくては…、そんな使命感も抱いての要望でした。

 行政サイドからも確かな検証の目をもっての推奨施策を期待したいものです。

 

「シグマ救水」の問い合わせは「シグマサイエンス」(筍娃沓坑粥檻僑押檻娃械僑亜法

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