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どうなる、東京五輪のエンブレム

 2020年夏季オリンピック東京大会・パラリンピック東京大会の公式エンブレム(象徴図案)を手がけたデザイナー、佐野研二郎氏(43)が“話題の人”となっています。


今朝(8月23)の購読紙の朝刊にも大きく取り上げられていました

 

 東京五輪のエンブレムを発端にして次々と発覚する盗作疑惑。その一つであるサントリーのトートバックについては、佐野氏が代表を務める事務所がホームページ上で30種類中、8種類が他人の作品をスタッフがトレースしたものであることを認め、謝罪したことから「問題なし」としていた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の強気な姿勢も、ここにきて変化してきました。

 

 この騒動、「何か文芸の世界に似ている」と受け止めています。文芸だけでなく演劇、音楽など芸術一般は、盗作(ぱくり)疑惑が日常的にあるものの「似ているな」だけで看過されることがほとんどです。

 

 芸術作品はゼロベースから生まれるものではなく、読む、観る、聞くなどを通して感性に合致した部分を創作のエネルギーとし、これに「既成概念を瓦解(がかい)する中に新たな芸術作品が生まれる」の自覚をもって創作に取り組むことによりオリジナルの芸術作品が仕上がる、とされています。

 

 つまり、ベースには、すでに世に出ているさまざまな芸術作品があるわけで、「似ている」とされる芸術作品は、原作者の芸術作品度を高め、オリジナルには至らない作者の稚拙さの証明…?、ゆえに看過される、自分は、そうした価値観を有しています。

 

 よって東京五輪のエンブレムも「似ているな」の問題といえるのですが、それをもって看過、処理することには「いかがなものか」の思いを抱いています。

 

 その理由は…

1.  東京五輪のエンブレムは、一企業の商品ロゴではなく、日本を世界に売り込むための価値が求められ、盗作疑惑を抱えたままではオリンピックを盛り上げるどころか日本のマイナスイメージに作用する。

2.  盗用が疑われたデザインを取り下げた以上、五輪エンブレムも取り下げるべき。

3.  事務所スタッフとはいえ盗作事実を認めた以上、その事務所代表者としての責任は逃れない。トカゲの尻尾切りは許されない。

 

 これに私的見解を加えれば、幾何学的構成の国籍不明のようなエンブレムではなく、「これぞ日本」と思えるエンブレムであってほしい。

 さらに、私的要望を記せば、「盗作疑惑で話題となっていることをチャンスととらえ、白紙化を図ってエンブレムをプロ、マアを問わず再募集、専門家により候補作品を絞り込むも採用作品はネット投票で決定してはどうか。

 

「その再募集と採用が国民的関心を集め、オリンピックの盛り上げに確実に連動していくのではないか…」、なんてことを思っています。


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