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富士市役所の止まらぬ職員の不祥事について…

 きょう9月4日の購読紙の朝刊に『止まらぬ職員不祥事』の見出しで富士市役所職員による不祥事問題が掲載されていました。


                  きょうの朝刊紙面から

 

 2014年5月以降、住居侵入や窃盗未遂容疑、公然わいせつ容疑、器物破損容疑、ストーカー規制法違反容疑、妻への傷害容疑、さらに公金横領などで逮捕されたり、処分を受けた職員は実に6人。

 

 不祥事が発覚するたびに、市では「二度と起きないように…、再発防止策を…」とするものの、一向に止まらぬ職員不祥事に市民から「次は、どんな不祥事、事件が…」の声が聞かれるほどです。

 

 富士市役所では、これまでにも職員の不祥事が起きているものの、短期間に、こうも相次ぐと「個人の資質の問題だけでなく、市役所の体質や制度に何か問題があるのではないか」、そんな思いも抱いています。

 

 もう、20数年前ですが、今回と同じように富士市役所で職員の不祥事が相次ぎ、その当時、親しくさせてもらった部長が、「海野さん、部下に注意するにあたり、私は『公務員は公僕である、その自覚が求められている。自覚が持てないなら公務員を辞めるべきだ』と話しましたよ」。

 部長が部下に向けて放たれた、その言葉は、当時、警察発表の事件を記事にし、時には偉そうなことも記事にする(しなければならない)ローカル紙の記者だった自分に向けての言葉でもある、そう受け止めたことを記憶しています。

 

 当時の不祥事の中には、放火や殺人など極めて由々しき事件もあって、市民から厳しい目が向けられました。

 

 それから数年後、人事課から『ローカル紙の記者から見た富士市役所、そして職員に期待すること』のテーマで新規採用職員に向けての研修の講演依頼を受けました。

 講演の冒頭、「公務員には公僕としての自覚が求められ、市民は皆さんを公僕、つまり、大衆に奉仕する人ととらえています」と述べ、その上で相次いだ不祥事を伝えながら「当時、市民から厳しい目が向けられ、飲み屋でも話題は職員の不祥事。職員は赤ちょうちんの暖簾(のれん)をくぐることを自粛し、たまに飲みにいってもカウンターの隅っこで…、そんな時代を過ごしながら一致団結して信頼の回復につとめてきました。それをしっかりと胸に刻んでほしい」と。

 

 不祥事が起きると、決まりきって「二度と起きないように…、再発防止策を…」となり、それはそれで当然。しかし、再発防止だけでなく、不祥事は個人の問題にせよ、それによっての信頼の失墜は市役所全体の問題なだけに、信頼を、どう職員が一丸となって回復させるか、そこも重視しての取り組みを期待したいものです。

| - | 23:34 | comments(3) | - |
コメント
 不祥事は職員個人の資質の問題で、それを市役所全体の信頼の失墜に結び付けるのは、いつも冷静沈着に事象を見詰めて執筆、発言する海野議員らしからぬことではないでしょうか。
 同時に「公務員は公僕としての自覚を」と社会ではいいますが、公僕の僕は「しもべ」で人を見下した表現です。
 公務員は地方公共団体の従業員であり、皆さんと同じ労働者ですよ。
| 富士市役所の職員です | 2015/09/05 1:07 AM |
 富士役所の一人の職員の意見、考えとしてコメントを受け止めさせていただきます。
 ただ、「同じ労働者」であっても民間と違い、倒産不安のない労働者、その点の違いだけは自覚してほしいものです。
| 海野しょうぞうです | 2015/09/05 1:11 AM |
「公務員は地方公共団体の従業員であり、皆さんと同じ労働者」と主張するのは、個人の意見、考えです。
 私は、そうは思っていません。多分、多くの富士市役所の職員も…。
「思うだけではダメダ」と叱責を受けそうですが、生活者の皆さんの最も身近に位置する市・町・村の地方公共団体は最大のサービス産業、それを胸に刻んでいます。
| 私も富士市の職員 | 2015/09/06 10:33 AM |
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