<< 富士市日中友好協会が「2015熱烈交流会」を開きました | main | 高校生の政治活動容認へ、不安も… >>
今月23日、ロゼで注目のこどもミュージカル、『キャッツ』より

 今月23日(水、秋分の日の祝日)に富士市蓼原町のロゼシアター小ホールでこどもミュージカルSound★Anneの第7回公演が開かれます。

 上演演目は、『キャッツ』より『ジュリクルストーリー〜秋の夜長の夢〜』。開演午後7時。入場無料。ただし、整理券が必要。入手や問い合わせは事務局の西川さん(筍娃毅苅機檻沓押檻隠沓隠魁法

 今、自分が注目し、期待している公演です。


           公演を周知するチラシです

 

 こどもミュージカルSound★Anneは、「子ども達にミュージカルの素晴らしさを伝えたい。そして演じる場も…」と頑張っている富士市内のアマチュアミュージカル上演団体。

 

 その存在を知ったのは、今年の8月、所在区の厚原西区の夏まつり。ステージ部門にゲスト出演。自分はステージ進行係で、ステージ(といってもトラックの荷台)の脇で鑑賞しました。

 声楽家の安藤あやこさんが指導を担う、そのステージは9月23日の第7回公演のPRを兼ねたハイライトシーンで、こどもミュージカルとしているものの、出演はこどもだけでなく主要な役は声楽家が担い、『キャッツ』のテーマ曲ともいえる『メモリー』の熱唱場面では、その後のステージ進行の段取りをしばし忘れ、聞き惚れてしまうほどでした。

 

キャッツ』は、イギリスの文学者T・S・エリオットの詩集『キャッツ-ポッサムおじさんの猫とつき合う法(The Old Possum's Book of Practical Cats)』にアンドリュー・ロイド=ウェバーが曲をつけた世界で興行的に最も成功したミュージカルの一つ。トレヴァー・ナンによる演出で1981年5月11日にロンドンウエストエンドのニューロンドン劇場で初演、以後、世界各国で上演され、日本では劇団四季が上演、劇団四季といえば『キャッツ』といわれるほど上演回数が多く、劇中で歌われる『メモリー』は世界的なヒット曲ともなっています。

 

 しかし、この『キャッツ』、個性的な猫たちが都会のごみ捨て場を舞台にして踊りと歌を繰り広げる人間が一切出てこない型破りのストーリー。さらに、具体的なあらすじがなく、次々と出てくる猫それぞれが、ある意味、主人公のような作品で、“ジェリクル”という難解な表現も出てきます。

 

 それでいて世界各国で上演され、ロングランになっているのは、出演は猫だけという型破りのストーリーや、踊りと歌の素晴らしさだけでなく、“ジェリクル”という言葉をもって「生きるとは何か」、その問い掛けに魅力を感じる人が多いからもしれません。

 

 “ジェリクル”とは何か? 生きていくこととは何か?

 “ジェリクル”とは誇り、自由、個性、そして強さ。それぞれが持つ、それぞれの輝き。様々な個性の中でも、ひときわキラリと輝く本質。

 そして、無限の可能性を秘め、人生を謳歌する強靭な思想を秘め、飼い馴らされることを拒否し、無限の個性と爆発的な行動力を味方に逆境に負けず力強く生き抜く。

 

 こどもミュージカルSound★Anneが『キャッツ』より『ジュリクルストーリー〜秋の夜長の夢〜』という題名で演じ、届けるステージは、上演団体主宰者陣が、この作品が主張するものを、演じるこども達、鑑賞するこども達にも知ってほしい、掴み取ってほしい、そうした思いを込めている、そう読み取って、このブログに取り上げた次第です。

 

 よく分からない中から次第に本質が見えてくる、それは固定観念に呪縛(じゅばく)された大人よりも感性に富んだこども達の方が掴みやすい。そんなことも思い抱いています。

| - | 21:27 | comments(0) | - |
コメント
コメントする









CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT