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命輝く塚本慈光さんの作品展が開かれます

 10月がスタートした1日、重いハンディがありながら墨彩画を描き続けている富士市一色在住の塚本慈光さんの『第3回作品展』のチラシを入手しました。


          作品展を周知するチラシです

 

『第3回作品展』は、10月3日(土)、4日(日)の二日間、富士市岩淵、道の駅・富士川楽座の4階フジヤマギャラリーで…。午前10時から午後5時、最終日の4日は午後4時で終了。入場無料。問い合わせは作品展プロデュースのSP印刷斉龍(筍娃苅坑魁檻沓粥檻娃苅沓掘法

 

 チラシに添付されていた資料(平成241129日付けの富士ニュース)によれば、塚本さんは20年余前の大学1年の時、ラグビーの試合中に首を骨折、胸から下の自由を失う。必死のリハビリの末、左手などがわずかに動かせるようになり、その左手に筆ペンを握って輪郭線を描き、岩絵の具で色を乗せる墨彩画を描き続ける。

 塚本さんの作品は、絵葉書やカレンダーとなって世に送り出されています。

 

 作品展周知のチラシを手にして思い浮かんだのは、群馬県在住で、今では群馬県みどり市にある「富弘美術館」をもって、その存在と作品が広く知られている星野富弘さんでした。

 

 星野さんは、元・体育教師で、体操の模範演技中の事故で首から下の自由を失い、「生きること、生かされていること」の苦しみの日々を重ねた末、わずかに動く口に筆を加えて詩と草花をモチーフとした緻密な絵で構成する詩画を描きはじめます。

 その作品は、「人は、いかなる境遇に追いやられようとも、生きることの素晴らしさ、生きていることのありがたさを掴み取ることができる」、その信念・心情の発露であり、感動の輪が広がる中、今では「命輝く作品」といわれています。

 

 もう30年余前、星野さんが苦しみの末に辿りついた詩画創作の人生がテレビなどで紹介され、作品を無償で貸し出していることを知った富士市内のボランティア団体が「星野さんの作品展を」と企画。当時、ローカル紙の記者だった自分も実行委員会に加わり、全くのゼロ、そして展示会については素人集団であったもののJR富士駅前のショッピングセンター・パピー(現在は閉鎖、取り壊し)で展示会開催を実現しています。

 

 遠い昔の若かりし日の挑戦で、今思えば無謀な企画でしたが、その後の自分の人生に大きな支えとなった挑戦であり、その支えは星野さんの詩画作品から放たれる生きることの素晴らしさ、生きていることのありがたさの教えでした。

 

 多分、塚本さんの作品も、見る側に感動だけでなく、その以上の「生きるとは…」、その素晴らしさ、ありがたさも与えてくれるはずです。

 3日、4日は、ゴチャゴチャと公務が入っていますが、時間をさいて作品展に行ってこようと思っています。

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