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富士市議会、常任委員会が視察開始

 富士市議会は、きょう1014日から常任委員会の視察を開始しました。各委員会の視察日程は次の通りです。

 

※文教民生委員会 …10月14日(水)〜15日(木)

   視察先…東京都北区(高齢者あんしんセンターにおけるサポー

       ト医との事業について)

    〃 …茨城県日立市(地域人材の積極的活用・日立理科クラ

       ブについて)

 

  建設水道委員会 …10月14(水)〜15日(木)

   視察先…群馬県太田市(水道事業包括業務委託について)

    〃 …東京都府中市(インフラマネジメント計画について、

       道路等包括管理事業について)

 

  総務市民委員会 …10月20日(火)〜21日(水)

   視察先…愛知県刈谷市(新庁舎整備事業について)

    〃 …岡山県倉敷市(ファシリティマネジメントの取り組み

       について)

 

  環境経済委員会 …10月21日(水)〜22日(木)

   視察先…長野県飯田市(まちづくりと一体となった商業活動に

       ついて、地域経済活性化プログラム2015について)

    〃 …山梨県南アルプス市(南アルプス完熟農園整備事業に

       ついて)

 

 視察は、毎年、9月定例会が閉会した10月に文教民生、建設水道、総務市民、環境経済の四つの常任委員会が委員会単位で取り組んでいるものので、視察団は所属委員と随行の議会事務局職員、それに視察内容をとらえて当局からも各委員会1、2名が参加し、計10人程度で構成しています。

 

 5年ほど前は2泊3日の日程でしたが、財政が厳しくなる中、「公費支出の抑制に市議会が範を示そう」と、各委員会とも1泊2日に短縮。これにより、それなりの公費抑制が図られていますが、その一方では費用、そして日程的に遠距離地の視察は断念せざるをえない状況となっています。

 

 視察目的は、全国自治体の先進事例の把握で、見習うべき事業については「富士市も取り組んではどうか」と当局に提言。時には議会運営や議員活動の視察にも取り組んでいます。

 

 この議会の視察に対しては、地方自治体及び地方議会を研究テーマとする学者から「先進事例の把握だけでなく、先進事例として脚光を浴びたものの、費用対効果が得られず失敗とされる事例も視察べきだ」の厳しい指摘もあります。

 でも、「お宅の都市の失敗事例を見せて、説明して…」とは言いにくいですよネ。

 

 こうした中で自分、海野しょうぞうが所属し、委員長を仰せつかっている総務市民委員会の視察先の一つ、愛知県刈谷市の「新庁舎整備事業については」は、失敗事例ではないものの、新庁舎整備にあたっての課題の把握が目的。成功と失敗の中間的な視察といえるかもしれません。

 視察先の希望を呼び掛けたものの、その提示がなかったことから井出晴美副委員長と相談して決めました。

 

 現在の富士市の庁舎は、1970年(昭和45年)228日に竣工。鉄骨鉄筋コンクリート造りで地上10階建て。その床面積は1万9,543平方辰任后

 すでに築後45年を経過。鉄骨鉄筋コンクリート造りの構造物の耐用年数は「50年」とされてきた中、近年は「延命化を施せば65年」とされ、富士市も平成20年度から21年度にかけて225,000万円余を投じて大規模な耐震補強工事やリニューアル工事を行なっており、構造的には、今後、20年は使用が可能とされています。

 

 しかし、です。平成20年度から21年度にかけての耐震補強工事時のリニューアルは部分的なもので、配管関係や空調関係が手付かずであることから今後も延命化に向けて莫大な費用が必要と観測されています。

 

 その延命化のあり方だけでなく、ICT時代を迎え、さらには小学校単位でまちづくりセンターが設置されている富士市の特性も踏まえ、近未来の取り組みが避けては通れない新庁舎のあり方そのものの多面的な考察も必要では…との思いから視察することになったものです。

 

 刈谷市は、富士市より人口が11万人程度少ない149,000人余で、平成27年度の一般会計予算規模は5533,000万円(富士市は856億円)。

 老朽化への対応を概括的な理由に平成22年度に鉄骨鉄筋コンクリート造り、地上10階建て、延床面積25,637平方辰凌慶舎を誕生させています。総事業費は約100億円。

 

 視察では、新庁舎建設決定までのプロセスや、完成させるまで最も苦慮したこと、さらに、市民の皆さんの新庁舎計画に対する反応や、完成後の反応などを把握する予定です。

 

 視察内容や視察所感は、このブログでお伝えします。

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