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富士市議会が議会報告会を巡回開催中です

 富士市議会の「平成27年度議会報告会」が11月6日にスタート。取り組み5年目、改選後としては1年目となる本年度は1115日までの間に7会場で開催。すでに6日に富士駅北まちづくりセンター会場、9日に吉永まちづくりセンター会場が終了、きょう10日は鷹岡まちづくりセンター会場で開かれました。

 

 自分、海野しょうぞうの所在地区、鷹岡での開催のため、開催担当班ではありませんが議会報告会に出掛け、先ほど帰宅しました。

 

 これまでの参加者数は富士駅北まちづくりセンター会場が19人、吉永まちづくりセンター会場が26人。開催前の班長会で、「一方通行となる紙ベースによる広報活動に依存するだけでなく、開催が予定されている地区の所在議員は参加へのアプローチを」と決まり、自分も、各種団体の役員に参加をアプローチ。

 

 しかし、です。夕刻から雨。それも雷鳴付き。「これじゃ、期待できないな」です。

 結局、来場して下さったのは吉永まちづくりセンターと同数の26人でした。足元の悪い中でもワースト記録とはならず、感謝、感謝です。


   今夜、鷹岡まちづくりセンターで開かれた議会報告会

 

 議会報告会では、「市議会とは…」や「市議会の機能」など、あれこれ1時間余をかけて伝え、その後、質疑・意見交換を行いました。

 要望が中心でしたが、市議会が取り組んでいる事業評価については「廃止など厳しい判定が下されていないのは、いかがなものか」、さらに「自治会機能を軽視した議員の権力行使の事例がある」など手厳しい指摘もありました。

 

 詐欺もどきの事件の発覚によって「使途が不明瞭」との指摘もある政務活動費についても報告。富士市議会の使途の透明さと適正使用に理解は得られたものの、質疑・意見交換時に「使用に対する費用対効果も示してほしい」の注文が出されました。

 

 ただ、政務活動費を使用しての先進都市の視察などは視察報告書にまとめて議会事務局に提出するとともに、視察で得られた見習うべき取り組みなどは一般質問などで取り上げ、その実現を求めていくことが一般的。使用した政務活動費に対しての費用対効果を、要望実現などで示すことはできても、金額で示すのは、ちょっと難しい、いや無理です。

 

 質疑・意見交換での要望や指摘は、今後の議会・議員活動に活かし、執行機関である当局への要望は、後日、まとめて“市民の声”として当局に提示していくことになっています。

 

 今後の議会報告会の開催日程は、次の通りです。


 1111日(水)午後7時から吉原まちづくりセンター

  〃 12日(木)午後7時から岩松まちづくりセンター

  〃 13日(金)午後7時から富士見台まちづくりセンター

  〃 15日(日)午後3時から市役所消防防災庁舎


 申し込みは不要。所在区外の会場にも参加が可能です。自分、海野しょうぞうは3班に所属しており、13日の富士見台まちづくりセンター会場を担当します。

 

 この議会報告会は、二元代表制の機能発揮とともに、開かれた議会、市民に軸足を置いた市議会に向けてアクセルを踏み込むために平成23年4月1日施行した議会基本条例の第7条で定められた取り組み。本年度も議員32人が6班に分かれ、各班ごと班長、副班長、司会、報告者、記録係の役割を分担。任期4年間で市内26地区を巡回して開くことになっています。

 

 過去4年間は、市内26地区を巡回、まちづくりセンターを会場に開いてきましたが、改選後の本年度は、これまで、その開催スタイルに寄せられていた「所在区外からの参加者も可能としているが、参加者は、まちづくりセンター所在区の方がほとんど。その雰囲気の中で所在区外の課題を取り上げて質問するのは厳しい」や、「勤労者のために土、日の昼間にも開催を…」などに対応して市中央部の公共施設での開催を追加。それが15日の市役所防災庁舎での午後3時からの開催です。

 この市中央部の公共施設での議会報告会は、今後、毎年、開催する予定です。

 


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