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核兵器廃絶は夢のまた夢…?

 昨日1月6日の昼のニュースは、北朝鮮の「特別重大報道」を伝えました。「初の水爆実験を6日午前10時(日本時間同午前10時半)に実施、成功した」と。

 4回目の核実験で、金正恩(キムジョンウン)第1書記の体制下では2013年2月に続き2回目。

 水爆は、原爆よりも仕組みが複雑で難易度が高く、「北朝鮮の核技術では開発が難しい」とされてきたことから、「水爆実験」との発表には懐疑的な見方があり、各国が分析を進めています。

 もし事実であるとすれば、水爆は広島、長崎に投下された原爆の何百倍、何千倍もの爆発力を持つ爆弾の製造も理論的には可能とされているだけに「北朝鮮の核の脅威は格段に増した」ということになります。

 

 購読紙のきょうの朝刊、1面トップ記事で北朝鮮の核実験を伝え、1面を含めて8面にわたって軍事、外交、経済など多方面から核実験の実相と影響を伝えています。


           きょうの朝刊の1面です


 その中で気になったのは、外交を専門とする大学教授や軍事ジャーナリストの主張、「北朝鮮の動きを、どうすれば止められるのか。政府や政治家は、もっと本腰を入れて検討する必要がある」です。

 

 すでに日本政府は、北朝鮮に対する経済制裁として輸出入を全面的に禁止しており、輸入は2007年から、輸出も2010年以降、ゼロ。この輸出入の禁止措置は2017年4月まで続くことが決まっている、という中で、「本腰を入れて何を検討するのか」、その先に見えてくるのは…。

 検討の結果が、専守防衛を錦の御旗に掲げての軍事力の強化であってほしくない、それを切に願うのですが、これは日本単独でとらえた場合。

 世界的に見れば、北朝鮮が、これ以上、暴走した場合、専守防衛を超えた自国防衛と世界平和の維持を理由に軍事力を行使する国が相次いで戦時状態に陥り、国是としてきた不戦の誓いが揺れてきた日本も好むと好まざるにかかわらず戦時に巻き込まれる不安を抱え込むことになりそうです。

 

 富士市は、19851119日に「核兵器廃絶平和都市」を宣言しています。

 宣言から30年を経過するも、核兵器廃絶は夢のまた夢、それを突き付けられた今回の北朝鮮の核実験ですが、こうした時こそ平和都市宣言の意義、そして宣言を実現させた当時の人達の思いを、今一度しっかりと見詰め、日本人として、富士市民として、とるべき行動を考えたいものです。

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