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スキーバス転落事故と廃棄食品横流しから見えてくるネガティブ日本社会

 15日午前1時55分ごろ、長野県軽井沢町の国道18号碓氷バイパスの入口峠付近で発生したスキーバス転落事故は死者14人、負傷者27人という大参事。新聞各紙、テレビ各局は、このスキーバス転落事故とともに連日、廃棄食品の横流し販売事件を伝えています。

 

 二つの事件、自分は、日本のもう一つの側面、ネガティブな日本社会を浮き彫りにしている、そう受け止めています。なんとかしなけりゃ、ニッポンです。


   スキーバス転落事故を伝える新聞紙面(15日夕刊)


 廃棄食品横流しを伝える新聞紙面(16日朝刊)

 

 スキーバス転落事故後、バスツアーの価格競争を背景にしての無謀ともいえる運行計画のみならず、運行ルートの変更や健康管理などの問題も浮上していますが、それらより問題としなければならないのは「午前1時55分に満員のバスを運転していたのが65歳の高齢男性という点ではないか」です。

 今、日本では1億総活躍社会が進むべき針路とされていますが、スキーエンジョイのためにバスに乗車していたのが10代から20代の大学生が中心という点も踏まえ、「どこかおかしい」、そう思うのは自分だけでしょうか。

 

 一方、廃棄食品の横流し販売事件は言語道断。事件発覚後、廃棄食品の横流しが常態化している疑いも浮上しており、経済至上主義とは一線を画した拝金主義、通俗的に表現すれば守銭奴の悪行。

 日本は食の安全国とされ、中国などの粗悪食品に厳しい目を向けてきただけに、今回の事件、国内だけの問題ではなく、諸外国から、これまでのしっぺ返しとして厳しい批判を受けることも覚悟しなければなるまい、といったところです。

 

 2016年、平成28年のスタート早々にして起きた二つの大事件、徹底した原因解明と再発防止が急がれますが、事件の背景にも目を向けての取り組みを願いたいものです。

 この二つの事件、“安全の担保”をキーワードにして、私たちの生活そのもののあり方にも見直しを突き付けているのかもしれません。


| - | 12:45 | comments(1) | - |
コメント
 今回のスキーバス転落事故、65歳という高齢者が深夜に運転。その乗客のほとんどは10代から20代の大学生。逆としなければならないのでは…と感じています。
 いずれにせよ、1億総活躍社会の今後が怖い。高齢者も働け…ですよネ。
 子育て支援の先が「学生はエンジョイスキーへ」とならない社会に…と願うのみ。
| 言いたい放題の市民 | 2016/01/16 1:23 PM |
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