きょう1月30日夜、富士市の鷹岡市民プラザで影絵上演サークル、Kgae―Boshi出演による『影絵鑑賞会』が開かれ、鑑賞に行ってきました。
影絵の魅力の新たな可能性に挑戦した公演、「素晴らしい。富士市を代表する市民芸術だ」、そんな思いを抱いています。
主催は鷹岡市民プラザに併設されている富士文庫。鑑賞会は図書館機能の多様性の線上で企画。
一方、出演したKgae―Boshiは青葉台小学校のPTA活動から誕生。公演、研究を重ねる中、校区の枠を超えた影絵サークルになり、ここ数年は、ハンドベル、管弦楽団、アフリカンドラムなどとコラボレーション、影絵の新たな可能性に挑戦を続けています。
Kgae―Boshiの富士文庫主催のステージ企画の出演は今年で3回目。今回は、オリジナルの『金の龍〜泉の郷の物語〜』や、宮沢賢治作の『注文の多い料理店』、斎藤隆介作の『モチモチの木』の三作品を上演。
ゲストとして新朗読の杉山直さん、ハーモニカの杉山芳白さん、ヴァイオリンの樽井直美さん、コーラスのわをん(富士市少年少女合唱団OG)が出演しました。
今夜は、今冬一番の冷え込みで、加えて氷雨であったものの、会場の2階の大広間は親子連れを中心に、ほぼ満員となる130人余で埋まりました。
Kgae―Boshiの鷹岡市民プラザでの上演は3年連続3回目であるものの、この日の上演三作品は同会場では初上演ということもあって来場者は影絵の世界に引き込まれていました。
という中、ホラー(恐怖)のエッセンスも入った『注文の多い料理店』では泣き出す子もいましたが、そこは親子の愛情でカバー。
上演の間には、ハーモニカとヴァイオリンのジョイント演奏も組み込み、外とは対照的に会場にはホッカホカでした。
以下、鑑賞会の様子を写真で紹介します。
鑑賞会の会場です
『モチモチの木』の朗読は杉山直さんが担当
ハーモニカとヴァイオリンのジョイント演奏です
出演者紹介(フィナーレで…)