きょう3月13日の春霞に浮かぶ富士山です。中央公園とロゼシアターを結ぶ歩道橋から撮影(手前の場所が5月に開かれる『ばらサミット』の会場となるばら園です)
きょう3月13日、昼前に富士市蓼原のロゼシアター(文化会館)へ。市内の新体操クラブの一つ、R.G.C.富士(寺田江身子代表)の『第17回演技発表会』に富士市新体操協会会長の立場で出席するためで、開会時に、以下のような祝辞を述べてきました。
祝 辞
紹介を賜りました、富士市新体操協会の会長を仰せつかっております、海野庄三と申します。
まずもって盛大なR.G.C.富士の「第17回演技発表会」の開催、おめでとう、ございます。一言、お祝いの言葉を述べさせていただきます。
私共、新体操協会は、市内の4つのクラブと、新体操部を有する県立吉原高校の4クラブ1校で組織。その中でR.G.C.富士は、クラブの規模、実力ともに協会の中心的な存在であり、実力面においても県下トップレベルをキープしております。
これも寺田代表をはじめとする指導の先生方の熱意、そして保護者の皆様の支えがあってのもので、協会として、その熱意、支えに敬意を表します。
本日、このステージに立つ、子供達は、そうした先生方の熱意と保護者の皆様の支えを胸に、感謝の思いを込めて演技を披露してくれるはずです。
この幕の中には、すでにトップバッターで演技を披露する子供達が緊張してスタンバイしています。この場に臨む前、「客席にボールが落ちても大丈夫。観客席にボールを拾ってくれるスタッフがいて渡してくれることになっているから、元気いっぱい、笑顔いっぱいで演技を」と激励してきました。
ご来場の皆様におかれましても、一年間の練習の成果である、子供達それぞれの演技に温かな拍手、声援をお願い申し上げます。
最後に私共、協会からのお願いを申し上げます。
協会では、演技力の向上だけでなく、★素晴らしい演技に感動すること、★一人はみんなのために、みんなは一人のためにと共感すること、そして新体操を続けることを応援して下さるすべての人に感謝すること、この“三つの感”を大切にしていくことを指導する先生方にお願いしています。
皆様にも、この協会方針へのご理解とご協力をお願い申し上げます。最後は、お願いになってしまい、恐縮しつつ、演技発表会の祝辞とさせていただきます。
教室別に演技が披露されました
こちらはカワユ〜イ、幼児コースのフープ演技です
選手育成のスターリスは創作ダンスも披露
ロゼはイベントラッシュ
スポーツと芸術のコラボレーションである新体操競技は、男子部門もあり、近年、注目されるようになってきましたが、その男子部門は日本だけ…?、世界的には女子の競技となっています。
そうした中で、一応、男性である自分が富士市新体操協会の会長職を仰せつかっているには、それなりの理由があるのですが、その理由は、いずれ…。
ここでは、イベントラッシュが続くロゼの状況について…。
ロゼは、平成5年に用地費を除き160億円余の巨費を投じて富士市が誕生させた文化の殿堂。大、中、小の三つのホールのほか、レセプションホール、展示室、会議室、和室、それにリハーサル室や練習室などを完備。
市内の団体だけでなく市外の団体、それに興業会社の利用も多く、この時期だけでなく土、日はイベントラッシュ。きょう13日もラッシュでした。
R.G.C.富士の『第17回演技発表会』は1,600人余収容の大ホールで…。330人余収容の小ホールでは『ロゼピアノコンクール2016予選』、レセプションホールでは富士山日本語学校の『第3回卒業式』といった具合。
このほか、展示室では『おしば美術富士教室作品展・布と遊ぶ』と『静岡県東部銀塩写真連盟作品展』が開催中でした。
おしば美術展の歓迎看板(13日が最終日でした)
「植物の持つ自然を生かして作品化を図っている」とのことでした
銀塩写真作品展の歓迎看板
(こちらも作品展も13日が最終日でした)
本日の案内板を見れば、会議室や和室、練習室、リハーサル室も“満室”でした。
この利用状況からして、ロゼは、投資額の回収は難しいものの、運営経費に見合った利用収入(貸し料金)を考える段階に入っているのかもしれません。
余談になりますが、演技発表会前、少し時間があったので展示室に出向き、おしば作品を鑑賞。
すると、背後から「海野庄三さんでしょ」。振り向けば、かなり高齢であるものの小柄な気品あふれる女性。
「あの、どちらさまで…」
聞けば、「市立幼稚園の教員をしてまして、岩松幼稚園に奉職時代、海野さんを受け持ったんですよ」
女性の名前は青木祐子さん(旧姓・皆川)。50数年ぶりの再会。覚えて下さったことに感謝感激。
「富士ニュースの記者から市議会議員になられたこと知っていました。頑張って下さいネ」
胸に刻む、ありがたい言葉に再び、感謝感激でした。