<< 富士市が交通死亡事故ゼロ連続100日を達成 | main | 鷹岡地区生涯学習推進会の新年度総会が開かれました >>
2020東京オリンピック&パラリンピックのエンブレム決定するも…
 パクリ疑惑で仕切り直しとなった2020年東京オリンピック&パラリンピックのエンブレムが決定、4月25日に発表されました。
 最終候補4案から決定したエンブレムは、江戸時代に広まったチェック柄の市松模様と日本の伝統色である藍色で粋な日本らしさを打ち出した作品A案「組市松紋(くみいちまつもん)」。作者は、東京都在住のアーティスト、野老朝雄(ところ・あさお)さん、46歳です。




         決定したエンブレムです
 
 エンブレム委員会では、選考が閉鎖的と批判された旧エンブレムの反省から、「参画」と「透明性」をキーワードに開かれた選考を意識して行なってきた、としています。
 にも関わらず、発表後、ネットでは「A案への誘導があり、初めからB、C、Dの案は捨て案だった」などの批判、中傷の書き込みが相次いでいます。
 
 タイムや得点で勝負が決まるスポーツと違って選考委員会が、それぞれの解釈と感性をもって投じる票で決まる今回のようなケースでは、どのような選考結果であっても批判、中傷は出るもの。「ガムテープやセロテープは、どこにもふっつく」といったところです。
 
 委員21人の投票結果は、市松模様と日本の伝統色である藍色で粋な日本らしさを打ち出した作品A案が13票、朝顔をイメージした作品D案が5票、風神雷神をモチーフとした作品C案が2票、輪をデザイン化した作品B案が1票で、票の上では文句なしの決定。
 
 仕切り直しにあっては、前回は有名デザイン賞の受賞歴があるデザイナーに限定していた応募資格を大幅に緩和。これにより応募作品は前回104点から1万4599点に膨れ上がり、7段階の選考で最終候補4案を決定。
 
 また、4月8日には最終候補4案を公開し、国民からの意見を受け付け、4万人以上の声が寄せられた、といいます。
 その意見の総評では、朝顔をイメージした作品D案は「ポジティブな意見が大多数」、風神雷神をモチーフとした作品C案と、輪をデザイン化した作品B案は「ポジティブな意見が多数」。これに対して、採用された市松模様と日本の伝統色である藍色で粋な日本らしさを打ち出した作品A案は「ポジティブな意見とネガティブな意見があった」。
 つまり、国民から寄せられた意見では「作品A案の評価は低かった」となり、国民の声が、どこまで選考委員が重視、受け止めたかには疑問符が打たれます。



       最終候補の4案の解説記事です
 
 こうした点も発表後の批判、中傷に結び付いているのかもしれません。
 
 しかし、発表後の作者の作品に寄せる思いや、作品の新たな可能性を見詰めれば、「素晴らしい作品だ」、そう受け止めています。
 作者、野老さんは、インタビューに、こう答えています。
 
「抽象度が高いので、見る人によって、さまざまな形に見える。動画も含め、応用例は無限にある」
 
 今後、競技ごとにエンブレムの図案がCG(コンピュータグラフィックス、英語:computer graphics)によって分解、パズルで選手が表現される、そんなことも期待できそうです。
 
 2020年東京オリンピック&パラリンピックは、スポーツの祭典ですが、スポーツを超えて、この日本を世界に売り込むチャンス。決定したオリンピック&パラリンピックのシンボルマークであるエンブレムは、オリンピック&パラリンピックの成功に向けての日本人の結束も象徴するものである、それを目指したいですネ。

 
| - | 18:06 | comments(0) | - |
コメント
コメントする









CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT